第2話

「異世界に来てまでなんで勉強しないと行けないんだ!」


「デジャブだな、なんか」


この学園、寮制みたいで、それを知らなくて昨日試験後すぐに帰ったのだが、今日の朝通達があった。

ステータス登録したらもう合格らしくて、そのまま寮に案内されるらしいんだが、うなもん知らねーし、てかすぐ寮て荷物とかはどーせいちゅうねん


「はぁ~」


「荷物それだけか?」


俺が持ってきた荷物は、今着てる服と、剣と、あとお金だけだ、家はお金持ちらしいし


「あぁ、もう現地でいいかなーて思ってな」

「金あるからね」


「てかさなんでここにいる?」

寮は1人1部屋で男子寮と女子寮に分けられていて、まぁあとはお決まりで互いに入っては行けないのよ


「いやー来る途中ね魔物とか狩ったのを冷凍保存したら部屋居られなくなってしまって…」

この世界には魔物が存在する、そうだよね冒険者がいるんだから。

で、その魔物たちは住む場所で戦闘力が変わる、同じ魔物でも。


「ばっかじゃないの!で、私の部屋に来たわけね」


「いや~すまんね~、てか会えてよかったよ、こっちの世界での名前は?」


「セルジュだ」

セルジュ…俺と同じ転生者、転生前ではもうずっと一緒に居た。何するも一緒で、今回の転生も何も言わずについてきてくれた


「うちはアイリス・フォルレーゼ、そっちも転生失敗したのか?男になってんじゃん」

セルジュは、黒髪で、髪は少し長くよくある主人公の髪型だった。目つきは鋭く、クール系のイケメンだな、これはモテる

俳優とかに例えたいが、俺は神○くんしか分からないからあきらめ


「いやこれは私が自分で設定して、男になった」

あ、言い忘れた…でわなく書き忘れか。

セルジュは転生前は女だった、て言っても正直

転生前は性転移魔法とか作ってたからあまり性別関係なかったんだがね


「そう言えば、男になりた~いて言ってたな、よかったななれて。でもそんないい事ないよ?」


「う~ん私は女だったからな、男はどんな感じだろ~みたいな」


「あぁ~」


えーと見たらわかる通り2人はコミ障だ

アイリスは前世で吃音持ちで、話すたんびにからかわれるのが嫌で話さなくなって、人との会話の仕方が分からなくなった


セルジュは単なる引きこもりニート、ずっと魔法の研究で家に篭もって人と話さなくてこうなった

アイリスは転生前は魔法で吃音を治した、いや治したて言うか出なくしたか、今はもう全然。

吃音じゃなくてよかったこの体

⋯⋯30分後

「授業て何時から?」

少し雑談して忘れていたが今俺らは学生で、授業に出なければいけない。


「やばもう時間じゃん!」

この世界そこそこ発展してんのかな、ほかの世界では家電製品みたいなのは無いのだが、なんか見た事ある家電がチラホラあるんよね。

「時計あったんだ、知らなかった」


「凄いよな、あれ電池とかじゃなくて魔法で動いるんだぜ」

この世界の家電ぽいものはほとんど魔法で動いてるみたいだ。


「へぇー、魔法て便利だね」

今の時刻は8時28分であり、授業始まりが半である。時間がない!

アイリス達は猛ダッシュで教室へと向かった




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幻想から異世界へ! 小鳥遊 恢斗 @yukkuriKAITO

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