幻想から異世界へ!

小鳥遊 恢斗

第1話

「はぁ…はぁ… やっと…着いた…」

俺は地面に座り込んだ、何キロ走ったんだろうか、今俺はウラヌ王国の冒険者育成学校の魔法科の試験を受けるために、レナー学園に来た。


「まさか馬車が壊れるなんて」

俺の横で息を切らしながら学園を見渡してるのは

俺の世話係のアユカ、緑のショートカットがめっちゃ似合ってるちょっとボーイッシュな女だ


「アイリス様本当に魔法科を受けるんですか?」

アユカが不満そうな顔で聞いてくる、確かに今の俺の魔力は少ない、少なすぎるが魔法は撃てるし、強化もできる、後転生者て言ってあるから心配はいらないと思うが


「行けるって、魔法を使えないてなってたのは、記憶がまだ戻ってなくて、体が魔力をまだ慣れてなかっただけだから」


「ほら早く行こ、結構ギリギリなんだろ?」

俺達は家に出るのがちょっと遅れてしまい試験時間ギリギリに学園に着いた

試験会場はグラウンドで行うらしい

俺が受ける魔法科のテストは、100メートル先にある 的に魔法を当てるだけらしい

物理科あ、この学園には2種類の学科?がある

魔法科と物理科、4年生で 最初の1年は

魔法科も物理、とか基礎的なことを学ぶらしい

で、物理科の試験は鉄の棒?かなあれは、結構ぶといそれを斬ればいいのか、まぁ多分そんな感じだろう、正直自分が受けないからあまり興味もない


「さぁて受かるかなー」

俺はちょっと伸びをしてちょっと魔力の流れを整える


5分ぐらい歩いたのかな

試験会場についた、もうほとんど人がいない

残り4~6人ぐらいか、俺が最後かな

「もうほとんど人いねーな」


最後の列に並んで前の人の魔力を見て見たんだが、えぐい量がある。多分俺の転生前よりも多いかも、今自分の魔力が少ないからあまり他人の魔力量がはっきりと分からないが、多いのはわかる


10分かなやっと俺の番が来た。

「アイリス様本当に受けるんですか?今なら物理科に間に合うかと」


「行けるって、さすがにあれで受からないのはないでしょ」

て言って目標を指さす

「結構届かないもんだぜ?」

「いくら魔力があっても扱えなかったら意味が無いからな」


あぁ~いるな魔力あるのに使えないやつそんな奴もいるのかここの世界は


「まぁ当てればいいんやし、魔法の指定とかは?」

こういうなろう系の世界は多分制限とかないと思うけど、一様聞いておかないとか

「いや特にない、好きな魔法使いな」


「りょーかい」


俺は転生前に愛用していた

魔法を放つ、魔力もあまり消費しなくて、高火力

一般なろうならこれは火球になるのかな

俺のは、個体に触れたら爆発するように作った

相手はただの火球だも思い盾で防いだり、剣で切ろうと思う、俺のは爆発するので

そう防ごうとするとまぁちょっとしたダメージはあるね、簡単に使えるので牽制とかに使ってた


「よかった思ったより魔力に余裕がある」

俺の魔法は基本的に魔力消費量が多いものが多い

例えばメラでも俺が撃つとMPは10は使う

そんな感じだ

俺の魔法は想像とイメージ、魔力を込めたら込めるだけ火力上がる、そういう想像、それを打ちだすイメージ、魔法作るにも魔力がいる、打ちだすにも魔力がいる

無駄に魔力を使うのだがその分使えば使うほど、体が魔力になれる、馴染む、そして魔力の質が良くなる

質が良くなると魔力自体が強くなる、魔力が美しくなる、

質が良くなると消費魔力がすくなくなる

少ない魔力で魔法が撃てる

質が良くなると魔力が通りやすくなる、強化魔法、付与魔法、とかがすんなりとできるようになる


これが俺の魔法、魔法より魔術の方が近いのかも俺の場合、魔法と魔術との違いがまだよく分かっていない…何書いてるんだろうか…




「まぁこんなもんよね」

いくら質が良くても魔力をあまり込めれなかった

だから火力は低い、でも一様無詠唱だ、なろうなら、一発合格だと思うが、どーなんだろう


「おぉ…無詠唱か」

よかった合格ぽいな、なんか書いてるし、

「嬢ちゃん名前は?」


「アイリス・フォルレーゼ」

アイリス・フォルレーゼ、これが今の名前だ

まさか女になるとは思わなかった、設定間違ったのか、魔力が足りなかったのか分からないが、転生魔法は失敗だ


「フォルレーゼかなら無詠唱であの火力は十分だな」

フォルレーゼならて結構有名なのか今の家族

「よし次は、あんたの魔力を見せてもらう、後ステータス魔法も登録しないとな」

ステータス魔法て、なんだ?自分の力とかが数値であらわれるのか?ゲーム系の世界なのかここ、でも学園あるし違うと思うのだが


3分ぐらい歩くと明らかに魔道士の老人が机に水晶置いて待っていた、

「この水晶に触れて魔力を流してね」

老人が笑いながら言った、声がめっちゃイケボなんだが…


「え?は、はい 」

イケボすぎてちょっとぼけーとしてた

「えーと魔力流せばいいんだよね?」

と言い残り少ない魔力を流した

空いの端から触れている指にながす

俺はそれを巡回と言っている物に流して自分のところにもどす、そうすると魔力を消費しないで強化魔法が使える、内から強化されるから

めっちゃ動きやすくなる。これを使えるようになるのに結構苦労した。


「なんじゃこれは…」

なろうありきたりの反応だな

水晶には白く輝いてる魔力がぐるぐる回っている

「これは闇か?いや、死か?でも学園長よりも…」

この魔力を見てなんで闇だの言われるんだろうかこんなに白く綺麗なのに

「まぁ…いい、ステータス見せてくれるか?」

さっきので登録されてるのか?

「どーすれば?」


「指に魔力を込めて、上から下にシュッてするだけでいい」

言われた通りにやってみたら、とあるオンラインゲームみたいなのが出てきた

ちょっと違うのは表記かな、書かれてるのが

魔力とスキルと使用魔法だけで、力とかすばやさ、かしこさとかがない

「ちょっと見せてくれるか?」

シュッと老人に向かって弾いてみた


「魔力が2000!?」

「は?」


これはもしや、なろう系の定番魔力が多すぎるのか!でも2000て明らかに少ないよな~


「少なすぎる、どうやってその魔力であの火力が出せるんだ」


「あの~このスキル欄て何?」

魔力の隣にスキルと武技て書いてある欄がある

レベルとかあげたら増えるのだろうか?

でもどこにもLvとか書いてないんだが


「あぁ、それは自分が使った魔法をそこに記録するんだよ、で、記録した魔法の必要な魔法と詠唱が表示される」

「後パーティとか組む時に使えるのは表示されるから、使える魔法を偽ってパーティに入るのを防げる」


「あぁ~なるほど」

うーんよく分からん

「あ、そうそう結果はいつわかるんです?」


「あ、言ってなかったね、合格だよおめでとう、アイリス・フォルレーゼ、お前はSクラスだ」

「無詠唱使える人は全員合格だ、無詠唱使えるやつは珍しいからな、うちの学園でも2桁行くか行かないか」


2桁て結構いるやん…



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