未来には絶望を、過去には温もりを

永遠を、飽きるまで

こんな人生、もうやっていられない

過去を振り返れば

やり直したいことばかりだけど

きっと過去に戻ったところで

上手くやり直せやしないだろうし

もう一度あの頃を生きるなんて

もうごめんだ

人生なんて、もうごめんなんだ

できたら、成功者として

華々しい人生を送りたかったけれど

そのために生まれ直すかといわれたら

死んでもごめんだ

私は過去のあたたかく綺麗な思い出を抱いて

死んだあとはただそれを反芻するだけの

魂になる

幸せな思い出だけ

何度でも 何度でも

思い出して あたたかくなって

そして肉体のない魂は

自由に何処へでも行けて

誰にでも会えて

寂しくない、悲しくない、

苦しくない、腹も立たない、

永遠の時をさ迷おう

飽きるまで

飽きるまで