ランキングの謎
変な本が動きを止めたので、カエルムと王女は残っていた仕事の整理を始めた。なんだかんだ言って祝賀が続くのだ。準備も大詰めである。
下男の方が料理長の張り切っている品評会の方に先に目を通せというので、カエルムは渡された献立に目を通し、品評会のあらましをざっと確認した。
「投票で決まると聞いていたのだが、一人の票数や投票の日程は?」
「票数無制限、日程は期間がいくらかあります」
「他には何か、基準ないの? お料理の好みは人それぞれだし、今日から美味しいっていうのはお天気によっても違うでしょ」
「うーん、その日ごとに票数集計されて、開示されるみたいなんですけど……」
そういえば昨年も似たものがあったと、書棚の方から前年の記録を取り出してみる。今年と同じような仕組みで行われたらしく、順位が日によって違っていた。
「市場来場者数も日によりけりだからな……昨年は母上が取り仕切っていたから、私は細部までは把握し切れていない」
「珍しいですね、手落ちなんて」
「本当、正直ぬかったよ」
カエルムが仕事内容で知らないところが出ることは滅多にない。それが抜け落ちるということは、相当複雑だということだ。
「市場に行って、聞いてみれば良いのじゃない? お店のおじさん達にも聞いて」
***
おはようございます。今回はランキングの謎です。
完結してからたくさん新たにレビューをいただきまして、『天空の標』、ランキングが飛躍的に上がりました。と言ってもやっと百位以内ですが、へろんへろん作家の私の作品の場合はページの中にいるだけでおぉー……なんです。ありがとうございます。
完結前は200位以下。
完結後、レビューを新たに二ついただき、それ以外に、お星様を6つ頂いたので+6。
これで次の日のランキングで97位(かな?)
翌日新たにレビュー頂きまして95位。
そして昨日もう一つレビューで77位。
記憶が曖昧なところもあるので、このカウントは正確厳密ではないですが…
その前にもお星様を1日に複数頂くことはあったのですが、ランキングは200位程度をうろうろ。つまりレビュー文が影響大きいということ?
ランキングの仕組み、もっとはっきりならないかな。週間だとすぐに埋れますね。
やっぱり、上がってくると欲が出ちゃうな。いけないですね、我欲は。
レビューちょまちょま紹介します。初日第一弾は宇部さんから頂きました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891239087/reviews/1177354054893477385
テハイザに行った気分になっていただけたようで、嬉しい! あと、男ばかりの話になっちゃいましたがイケメン扱いされました、登場人物たちよ、よかったね!
レビュー全体が嬉しかったなかで、
「ストーリーもめちゃくちゃ面白いわけです。これ、もっと評価されるべきです、絶対に!!」
このコメントは、感動ものでした。作者が。ありがとうございます。
私もなるべく読み回るよう、頑張っています。
昨日レビューしたのはこちら。寒い冬の中で暖かいものを手に持つような感覚になります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892749527/reviews/1177354054893504604
ホシノユカイさん『🏮居酒屋🏮』
どて煮は食べたことないのですが、湯気が立ち昇る様子が見えます。
それでは月末の出張前に仕事が嵩んでるので、今日はあまりヨムヨム出来なさそうですけれど…空き時間にまた戻ってきます。
コメントのお返事遅れがちですみません。
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