第8話雷と停電が怖いので頼れる彼氏に全力で抱き着く彼女。
ひいっ!!!?
な、なんだ、雷かあ、ははは。
ひいっっきゃああああ!!!?
びびびびっくりしたあ、ただのかみなりかあ、ははは。
ひっぎゃあああああああああまた光っぎゃあああああああああ!!!!
こわっこわくない、こわくないっ、このクッションいい匂いがする気がするから顔埋めてるだけよっ!!
(クッションに顔を埋めたまま全力の悲鳴)
ひっ!?
停電!?
はわわわわわ……やばい動けないどうしようどうしよう……!
んっ!?
ぎゅ、ぎゅーってしてくれるなら、もっとぎゅーってしてっ……!
こ、こわくな、っ、こわいいいいいい!!
やだあ、まだ雷鳴ってるー!!
やだやだ、離しちゃやだ!!
ちゃんとぎゅってして!!
泣いてない、泣いてないもん!!
ごめんなさい、泣いてますー!!
……!
電気、ついた……!?
まだぎゅーってしてて……!
雷鳴ったらこわいから……今夜はずっと、ぎゅーってしてて……!
ううう、離さないでね……!?
彼氏彼女の強がりな日常 めいやー・しおみつ @tea_cha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます