うわ、これも面白い!
夏目さんバージョンをリスペクトしつつ、現代なのがしっかりと分かる文章も多いですよね。
そして私、猫好き←
作者からの返信
高遠先輩!コメントありがとうございます!
とうとう気づいてしまわれましたか…ふふふ…。
「出オチwワロスw」とか「著作権フリーのパクりか?」とか言われる本作ですが、当方かなりの本気です!
何せ青森県は恐山の婆様方に師事して降霊術を会得し、あの文豪の霊をこの身に下ろして挑んでおります意気込みとしては!(やってないんかいっ!)
第一話(一)(二)が原作のダイジェスト的なお話になっています。
じゃあその先は?
勿論そこからは、かの文豪も足を踏み入れていない未体験ゾーンです。
しかしながらこけばしがいつものノリで書いては意味がありません。最後の一文字まで夏目漱石先生の文体で異世界ファンタジーを書く!というのがコンセプトであり全てであります。
原作を詳しくご存知の方はもちろんのこと、そうでない方にも、ああ、夏目先生って面白いんだな!と感じてもらえたら素敵だと。
かなりの自信作で本気です。
お読みいただけたらウレシーです。
応援ありがとゴザイマース!
吾輩は猫である
実は、読んだことない人です!
こういう雰囲気の文体なんですかね? 夏目漱石さん。
作者からの返信
佐城先輩!コメントありがとうございます!
漱石の活躍していた明治の文体はこのようなちょっと耳慣れない言い回しや表記が多かったのです。けれど所々皮肉の効いた茶目っ気マシマシのフレーズが散見され、ムツカシー単語の意味が曖昧でもなんとなく伝わってくるのが不思議です。
猫の視点から人間観察する、というテーマがウケたようで、三島由紀夫も「吾輩は蟻である」というパロディを書いたりしています。
第一話(一)と(二)が、いわば原作のダイジェストです。そう、最後は世を悲観して絶望した「吾輩」が溺れ死んでしまうのです…。ちょっと切ない。
しかし、本作はそこからがスタート! 単なるパクり、オマージュではない新しい冒険の始まりです。
さてさて、かの文豪の手による異世界ファンタジーとはどんなものか、引き継ぎお楽しみいただければ幸いです。
応援ありがとゴザイマース!
すでにコメントにもありますが、原作の雰囲気が残されつつ、固い文章に抵抗のある現代人にも読みやすい文章で、そのバランス感覚が素晴らしいなと思いました。
読み進めていきます!
作者からの返信
犬塊先輩!コメントありがとうございます!
元となった「吾輩は猫である」は当時の作家たちに刺激を与え、三島由紀夫もパロディ作品を書いたと言います。
なにより、猫の視点で人間界の暮らしを観察する、という点が面白いと感じたのでしょうね。
ならば、それを異世界物で書いたら面白いのでは?という発想です。
とはいえ、大変難しい試みであり、発見も多いです。結構テキトーなんですよ文字の読みとか…。今なら相当誤植報告が届くのではないかしら?と首を傾げるくらいに(笑)
お褒めいただいた言葉を励みに、クソ真面目にイタコ芸を磨いていきたいと思います。
応援ありがとゴザイマース!
虚仮橋陣屋(こけばしじんや)様
最初の一文でいきなり来ましたね。
絶対に吾輩は猫であるネタが来ると予想しましたが、予想のはるか上でした。
ちょっと、これだけ言わせて。
最初の一文、最高!!!
作者からの返信
浅田先輩!コメントありがとうございます!
素直に「ありがとうございます!」。
これが浮かんだ時には「うっわ!天才!」と思ったのですが、書き始めると超ツライです…。
文豪文体を極めたい…!
応援ありがとゴザイマース!
twitterから来た蒼弐です。
思わず
“「必要(ニード)」な人間が「自宅警備員(ニート)」と呼び習わされ、たかだか点のあるなしだけで理不尽に叱責されるとは、人間の世界の理は実に難解である。”
のところで吹いてしまいました。
主要なエッセンスだけを取り出して現代風にコミカルに変えていくあたりにあなた様のセンスを感じます。
これからも頑張ってください!!
作者からの返信
蒼弐先輩!コメントありがとうございます!
「吾輩」は人間界における哲学や文学にも通じている不思議な猫様です。
ですが…時として、その解釈は物事を純粋に受け取ってしまうが故におかしなことになっていたりします。
「吾輩」にとっては必要な存在なのに、「お袋」からはいらん子扱いされる様子は、彼にとってはとても不思議な光景に映ったようですね。
できるかぎり、彼の文豪のタッチや感性を再現できるように苦心していますので、ほんの少しでもそれがお手元に届いていたらとても嬉しい限りです。これからも頑張りますね!
応援ありがとゴザイマース!
原作へのリスペクトを強く感じます。
明治のかほり。よきです。
町の中華料理店、いいなあ。
作者からの返信
永谷先輩!コメントありがとうございます!
Twitterなどで最近、「書くなら本読めっていうけど、昭和の文学読んで役に立つ!?」というツイを見かけたのが本作執筆のきっかけでした。
確かにテーマは今風じゃないでしょう。でもですよ? その過去の文豪が、今風の物語を書いたらどうなるんだろう?が気になって仕方がなかったのです。
以前のカクヨムコンでも、過去の作品を現代風にアレンジした物など、のようなニーズが書かれていたので、「できらぁ!」(ビッグ錠)と書き始めた作品です。完成した今となっては、かなり面白くできたのではないか、と満足しています。
ここで登場する「李さん」は、原作でいう苦沙弥先生の家の下女・おさんから拝借しています(分かりづらい…)。
こちらもお楽しみいただけたらウレシーなって。
応援ありがとゴザイマース!