登場人物紹介①
前書き
以前からご連絡していましたが、現在当作品は、書籍2巻分の内容のウェブ投稿に向け、エピソードを再投稿したり、書籍限定だったエピソードを投稿したり、章立ての調整、サブタイトルの変更を行なっています。
お騒がせいたしますが、この土日まではご容赦いただけると幸いです。
その間に投稿されるエピソードは、基本的に新しい情報を含むので、気になる方は読んでくだされば、と思います。
ですが、この調整が全て終わったあとで、新しい情報があるところは近況ノートで改めてお知らせしますので、その時にまとめて読んでいただいても大丈夫です。
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「お前が自分のことをどう思っていようと、俺は橘に感謝してる。本当に、心の底から」
本作の主人公。高校二年生。
友達付き合いが苦手、そして嫌いなため、いつも一人で過ごしていた。基本的に理屈っぽくて、頭が先に動くタイプ。勉強が得意。
『やりたいことは一人でやった方が良い』という信念があり、好きな場所へ行くのも、好きな食べ物を食べるのも、好きな映画を見るのも、基本的に全て一人。
人間関係や周囲からの視線よりも自分の感情を優先するため、一見ドライに思われがちだが、根は思いやりがあって優しい。相手のことを真剣に考えることができるため、唯一の親友の
物語の序盤では周りを遠ざけていた彼も、
現在は理華と恋人になり、悠々自適な日々を送っているが……?
◆
「いつか離れていくかもしれなくても、私は今、あなたの友達です。ありのままのあなたを好きな、普通の友達です」
本作のヒロイン。高校二年生。
学年内でも有名になるほどの美少女で、学業も優秀。華奢な体格だが凛とした雰囲気を醸す、クール女子。はっきりきっぱりとした言動が目立ち、周りに流されない性格。
廉と同じ理論派で、納得のいかないことは看過できない。そのせいか、敵を作ってしまったり、苦手意識を持たれたりすることも少なくない。が、素直で純粋なところがあり、友人達から大変可愛がられている。
廉とやたらと趣味、嗜好が似通っており、予定を合わせているわけでもないのにいたるところでばったり
現在は廉と恋人になり、クール女子から恋するクール乙女に変わりつつある。
◆
「理華はあんなだけど、良い子だから、仲良くしてあげてね。あなたなりのやり方で、構わないから」
年齢不相応に成熟した雰囲気をまとった少女。高校二年生。理華と仲の良い友達で、理華のことを心から大切に思っている。
学年2位の成績を誇る才女でありながら、容姿に優れ運動神経も抜群、生徒会書記も努め、おまけに周囲からの信頼も厚いスーパー女子高生。理華曰く、『唯一の欠点は意地悪なところ』。
恭弥とはまた違った方法で廉と理華をサポートする一方、二人の本音を暴いたり、からかったりしてはフフフと笑う曲者。対して自身のことはあまり他人には明かさない。出会い方のせいもあってか、廉には苦手意識を持たれている。
◆
「無くなったのは貸し借りだけだろ? 一度変わった人の気持ちは、そう簡単には消えないよ」
廉の唯一の親友にして、唯一の男友達。高校二年生。廉とは同じクラス。
爽やかイケメン、スポーツ万能、コミュニケーション力も高く、彼女とも仲の良いいわゆるリア充。廉以外にも友達は多くいるが、過去の出来事や普段の関係から、廉のことを誰よりも信頼している。
感覚派で、勉強はイマイチだが、人の気持ちを読み取る能力に長けている。一連の出来事を通した廉や理華の感情の変化にもいち早く気づき、あらゆる面から二人のサポートをする。
殻に閉じこもる廉に前を向かせようと奮闘するが、本人が嫌がることを強要したりはせず、適切な距離から廉を見守っている。
◆雛田 冴月
「好きなら好きって言えばいいのよ。で、フられたら泣いて、反省して、切り替える。それだけでしょ」
恭弥の彼女で、理華の友達。好き嫌いがはっきりしており、特にネガティブでじれったいことが嫌い。高校二年生。
理華と千歳と三人でいることが多く、そうでない場合は恭弥と一緒に行動している。綺麗系の美少女でスタイルも良いが、勉強はダメダメ。
性格や価値観の不一致から廉を嫌っているが、根が優しいため避けたりはしない。が、度々ぶつかる。
下心から理華に近づく男を敵視しており、最初は廉に対しても厳しい目を向けていた。しかし二人の関係性を知るにつれ、その態度も軟化していくことになる。
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