酒井……これはもしや。
作者からの返信
そうなんです、ついに。
編集済
イベントにご参加、ありがたき。
面白いです。いや、というかスゴイです。
まだ執筆途中なので切りの良い2章までにしとこうかと思ってたのに、読みだしたら止まりませんぜえ。
コンセプトとしては派手さがない玄人好みな傾向ですが、各話のひきやストーリーとしての演出が光ってます。おかげで読み進めてく内に静かに盛り上がっていき、気づいたら夢中にさせられました。いや、お見事です。
特に2章の最後は、不覚ながら「えがったのう……! えがったのう……!」と独りでに呻いてましたよもう。残された家族の描写から、似ているようでまるで遠い世界に一人取り残された幼い子供のその心情を汲み取らせ、それによって主人公たちの「世界を騙す」作戦がフォーカスされる訳ですよ。
熱いですなあ、静かな熱さです。めっちゃ好き。
あと、ただのヨイショと思われないよう少し気になった点も指摘させて下され。
わりと難解な漢字や表現があり、辞書を片手に読み進めていたのですが、どうも本来の意味と食い違ってる使用法が散見されまする。お気をつけをば。
また龍之介や箱崎夫妻が「並行世界」という話を持ちだされても別段リアクションがないのは、世間的にそういった現象が認知されているという事なんでしょうか。そうならば早い段階で関連するエピソードを挟むと吉です。創作において、そういうリアリティ――説得力という意味合いでの――は大事だったりします。特に緻密に繰り広げられる本作のようなスタンスでは、一歩間違えば致命傷になる事も。
作者さんの豊かなセンスで描かれるこのドラマがそういう部分でつまずくのは実に勿体ないですぞ!
ともあれ、本当に良い作品と出会えました。続きを心待ちにしてまっそー。
作者からの返信
読んでいただけたうえに、温かいコメントまで! ありがとうございます!!
そして、ご指摘とアドバイス、とても参考になりました。
確かに龍之介と箱崎夫妻のくだり、すんなりと『並行世界』を認め過ぎなところの違和感。ありますよね。
上手く繋がるよう、後々改稿または加筆で修正していきたいと思います。
ありがとうございました。
黙々と書いていると、ふとこれは ひとりよがりになってやしないかと不安に思うことばかりでしたが、面白かったという言葉に救われました。
さらには言葉の本来の意味とは違った使い方… これまた思い込みとは恐ろしいうえに、お恥ずかしい限りです。
読み直し、気づき直せるところは、正したいと思います。
それでも、まだまだ違っている箇所に目がゆきましたら、教えていただけたら嬉しいです…思い込みゆえ、本人恥ずかしながら、なかなか気づかないと思われまする…スミマセン〜。
よーし!
頑張るぞーー!!
(早速、何箇所かお直しいたしました…エヘ
瑞紀、いいですね!ユキを信じて入り口入っちゃうなんて。次はいよいよ酒井さんの番ですね。気になる〜。家族に何があったかも!
コンスタントに書いて頂いて嬉しいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。ふふ。瑞紀、わたしも好きです。
順調に更新出来るのも、温かいコメントのおかげでございますデスはい。
まもなく新章突入! サクサクいきますよーー! と宣伝いたしたいのでは、ありますが…。その新章、上手くまとまらずに四苦八苦しています。…ペース乱れちゃうかも…スミマセン。
しかーし、必ずお届けいたしますので、引き続きよろしくお願いしまっす。
この食事シーン、とても素敵ですね。
瑞希とユキの感情の対比が際立っていて分かりやすいし、瑞希という人物の性格や感性が分かりやすいです。
あと、お料理がとても美味しそうです。
肉を噛みしめる辺りが食欲を唆られます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ユキとは違う、この竹を割ったような性格が書いていて楽しかったです。
美味しそうに、お料理を食べる小説を読むのが好きで、わたしもいつかそう思っていただけるように描けたらな…と書いていたのでそのお言葉、すごく嬉しいです。