万物の力を使えるものはまともな人間ではない。
壊れている。
成る程、ある意味エルミラは純真無垢すぎて壊れていると……天使に近いというのも頷ける。
エルミラはあの父王の娘で、正義感が強く、純粋だから人とぶつかってしまう。
でも、同じ志を持つ者とは、きっと何があっても分かり合える。
そういう人物に原始の魔法は力を貸すのか……
結構深いですね。そして初めから一貫して全てのエピソードにそれがちゃんと見えている。ここまで本当に夢中で読んでしまいました。
とりあえずは一件落着。
あとは、リルの解放か……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この辺りのエピソードを考えていたとき、人類<船妖<天使という力関係を思いつきました。
それから如何にエルミラが天使のような奴か、始原の魔法使いになっても不思議ではない、という理由付けを考えたのです。
非常に脳に負荷がかかりました(笑)
それだけに、伝わったことが嬉しいです。
いやぁ…………エルミラすごすぎる。
船妖エレクタルガさんを漁師鍋にしていく様が、まるでルパン三世にて活躍する石川五右衛門のようだと、感動しておりました。
さらにさらに。
「始原の魔法は究極の魔法。
本当の魔法——始原の魔法は本来、神や天使が奇跡を起こすのに用いる魔法なのだ。」
↑ 魂に直接、語りかけて下さる物語だなぁと思って、ここまでずっと読ませていただいておりました。
この一読者の魂は多分もう、穢れに穢れきっていると思われるのですが(笑)、だからこそエルミラのような純粋無垢な魂を守りたい、という気持ちがすごく膨らむんですよね。
できれば彼女のような人に、誰よりも幸せになってほしいと感じました。
あとはリルちゃんを救うだけですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
五右衛門、まさにあんな感じかもしれないですね。
「また、つまらぬものを斬ってしまった…」
言わせてみたいけど、怒られそうだからやめときます(笑)
穢れについては何も心配いりません。
次から次へとひどい状況を考え出した作者が一番穢れてますので(笑)