全ての元凶は南の連邦国だったと。
驚きすぎて、腹の底から怒りが湧く感じです。
連邦側も自分の国を守りたいからという理由があったにしても、これは余りに……
もうこれは元老院の思う壺ではないですか。
帝国軍も、海洋国だったリーベルも、ここに至るまで誰も気が付かなかったわけですね。
でもハーヴェンもきっとこれを利用しているんですね。
ノルトがこの事を知っているということは、彼も知っているということなのだから。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
リーベル王国の魔法、ブレシア帝国の騎兵…
そういった背骨となる力がないのが連邦です。
過去も未来も、烏合の衆であることが予定されている弱国という設定で書いてみました。
ハーヴェンも〈老人たち〉も互いに騙し合い、そして騙されている振りの見せ合いです。
ノルトもそのことは知っているはずですが、他の勢力よりはマシだからと妥協しています。
混迷のイスルード島は、もはや正論が通じる場所ではなくなったのです…
なるほど!
本当の悪者は表に出てこないのですね。
王国が帝国に滅ぼされたのも、州政府になっても帝国に対する反乱軍がいつまでもあり続けるのも、すべては第三国である連邦の思惑通りですか。
やはり、金の有るところは強いなー。ちょっと違うけど、まるで銀河英雄伝説のフェザーン自治領みたいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
味方ではないけれど敵でもない第三国って厄介ですよね。
ネイギアス連邦はあちこちの紛争に関わっています。
紛争当事国双方から利益を得、その利益で戦火に油を注ぐような真似を繰り返す……
そんなとんでもない国を考えてみました。
銀河英雄伝説ですか。
漫画喫茶で少し読んだことがあるのですが、フェザーン自治領という国が登場するんですね。
いまネットで調べてみましたが、書き手にとっていい国ですね(笑)
ちょっと説明を読んでみると、金の力で帝国を裏から支配して頂点に立ちたい国なのかなと思いました。
ネイギアスの場合は同盟軍が滅亡しないように支援し、帝国軍と永遠に互角の戦いをさせます。
そして裏でも頂点には立ちません。
頂点に立つと余計なお金がかかるので(笑)
次話もお楽しみに。