成る程……父王の本音はそこにあったのか……。
エルミラの性格は父に似たのですね。
それがこの回でよくわかりました。
それにしても宮廷内のいざこざはどうしても力を持つ貴族に有利になる。
正妻となるとまた力をつける。
心から、本当に愛したのはエルミラの母だけだったのですね。
愛しているからこそ、大事だからこそ、自分から遠ざけなければならない。
辛い選択です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい…
愛しているからこそ、正妻たちの前で「もうあいつらに飽きたわ。ウザッ(大草原)」とやってみせなければならなかったわけです。
本当は新年の挨拶がすごく楽しみだったと思います。
愛娘の成長を確認できる日ですから。
ですが、そこでも重臣たちに見張られているので、「挨拶ご苦労、もう下がれ」と冷たい態度を取るしかありません。
気の毒な親子です。
なるほど、そうやって、漢三人の友情が出来上がって言ったんですね。
そして、エルミラの母と、彼女を守るために教育係と言う名目でノルトが護衛になったと。
しかし、そんな友情も、王がいなくなってしまうと、ひびが入ってしまったのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
このようにして父王とじいとゲスは友になりました(笑)
エルミラの母は形式的には権力争いに敗れて王宮を追放される負け組ということになります。
その負け組に付いて離宮へ移らなければならない教育係も出世コースから外れたと言わざるを得ません。
陛下が心から信じて頼めるのはノルトだけでした。
その後、三人の友情は……ゴニョゴニョ。
次話もお楽しみに。