あとがき的な...

 あとがき、というよりは説明? 特に、何に影響されて書いたかとかそういうことを少しばかり説明しようと思う。パクリって言われちゃ嫌だからね。

 作品の根っこの部分をネタバレしちゃうような形になりかねないから、ここから先は読み終わった人だけ読んでほしい。



















 まず、1984年には影響を受けた。ディストピア的世界という意味で影響を受けただけだから、ストーリー自体は全然違うんですがね。でも、多分一番影響を受けたのは、アンドロイドは電気羊の夢を見るか? だと思う。タイトルからも分かる通り。主人公は不正ユーザーを狩る立場ということで、これはアンドロイドは電気羊の夢を見るか?の主人公、デッカードに似ている。似せて書いたから。

 文体は、村上春樹に寄せた。私が書きたいのは村上春樹的な文章だったので。その結果稚拙な部分は見受けられるけど、個人的には書いてて楽しかった気がする。村上春樹の話の中では、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドにかなり影響を受けた。話の作り方として、という意味で。私の作品は、二つの世界観を交互に入れ替えて進めていくスタイルだった(後半は電脳世界、電脳世界、現実世界、現実世界という形になってはいたけど)。そういう、二つの視点を(私の作品は二つの視点かというと、少しばかり議論しなくてはいけないけれど)、やがて一つに執着させるというやり方、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドに学んだ。あとは、最後の方に視点人物を入れ替える方法は1Q84に学んだ。まぁ結局のところ、村上春樹の全般に影響を受けていると言えるかもしれない。


 以上で簡単な、何に影響を受けたかについての説明を終わりとする。

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ブレード・ガンナー 青豆 @Aomame1Q84

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