二十節 ネスト特別攻撃班(弐)

 卓の上から会話が消えた。

 ゴロウは鬼瓦のような顔で押し黙っている。

 ゲッコは明らかに殺気立っていた。

 ホールにある柱時計の短針は六の数字を示している。

 外は雨だ。

 客足は鈍いが、それでも席の半分が埋まっていた。

 ツクシはエールの杯を呷ってひと息つくと、

「話はだいたいわかった。だが、王国軍おまえらは必要ないのか?」

「何がです?」

 ジークリットが視線を落としたままいった。

「賢者の石、ドラグーン・ボール、龍玉――まあ、呼び方は何でもいい。ネストの最下層にそれがあるんだろ?」

 ツクシはジークリットを睨んだ。

「ああ、それ要りません。ツクシさんが持っていってください」

 ジークリットは空にした杯を眺めている。

「――あぁん?」

 ツクシは怪訝な顔だ。

「むしろ、ネストの最下層にあるものを、ツクシさんが消してくれればいい。僕たちはそれを望んでいます」

 ジークリットが顔を上げた。

 目の下に相変わらずクマがある。

 激務が続く王国軍司令官は今日も寝不足のようだ。

 ツクシがその腫れぼったい瞳に虚飾が見当たらないことを確認したあとで、

「破壊しろだと? 俺にとっては『それ』が必要かも知れねェぜ?」

「あくまで、ツクシさんがニホンへ帰るためにですよね?」

 ジークリットはツクシをまっすぐ見つめて訊いた。

「それは間違いない。俺が異世界こっちにいるとな。どうも余計な死人が増える一方らしい。俺はもう日本へ帰るべきだろ――」

 ツクシは呟いた。

 ゴロウとゲッコが同時に視線を上げてツクシを見つめた。

 ツクシはうつむいている。

「はい、そのついでに、ネストの最下層にあるものを、ニホンへ持って帰ってもらえば、それが一番、僕たちとしてはありがたい」

 ジークリットがいった。

「へえ、それはまた、どうしてなんだ――おい、マコト、もう一杯頼む」

 ツクシが空の杯を掲げた。

「――他の皆様は?」

 マコトが丸テーブル席の脇を抜ける足を止めた。

「マコト君、もう一杯、さっきと同じものをもらおう」

 ジークリットである。

「私はもう一杯、ダイキリだ」

 オリガである。

「――ドライ・ジンはあるか?」

 少し考えたあと、ギルベルトがいった。

「俺ァ、赤を頼む」

 ゴロウである。

「ボトルにしますか?」

 マコトが訊くと、

「話が長くなりそうだからなァ――」

 ゴロウは髭面を曲げた。

「ゲロゲロ、マコト、ゲッコ、オ水オ水!」

 ゲッコが鳴いたときマコトはもう背を向けている。

 そのマコトに頼んだ注文が届くまで、丸テーブル席にいるものは誰も口を開かなった。

「――おい、お前ら、ここでダンマリは勘弁だぜ?」

 新しい杯を手にとったツクシが騎士三人組へそれぞれ刺すような視線を送った。

 ジークリットが白ワインの水割りで唇を濡らしたあと、

「ダンマリですか。ツクシさん、それは少し違うのですよ。確証が持てないので語れない、が正しい。つまり、これは推測になります。それでも良ければ――」

「それでいいから、話を続けろ」

 ツクシが唸った。

「うーん。どうだろうな――」

 眉間にシワを作ったオリガがギルベルトへ視線を送ると、

「聞かせてやればいいさ。それを知ったところでツクシの決意は変わらんだろう。これはそういう男だ」

 ギルベルトがドライ・ジンのグラスを呷った。

 頷いたジークリットが、

「僕たちは、ネスト最下層にある賢者の石を巨大な爆弾のようなものだと推測しています」

「――爆弾だって?」

 ツクシが眉根を寄せた。

「ツクシ、この世界を崩壊させる可能性すらある巨大で危険な爆発物だ。あれは火薬庫といったほうが正確かも知れんな」

 ギルベルトが親指の爪を噛んだ。

「原子爆弾みたいなもんか?」

 ツクシの眉根が益々寄った。

「ほう、原子――単一不可分を炸薬にする爆弾ときたか。ツクシ、その甘い響きの名を持つ爆弾はニホンにある大量破壊兵器だったりする?」

 新兵器大好きなオリガが非常に強い興味を示した。

 オリガはツクシを熱っぽい目で見つめている。

 これは恋する乙女の瞳である。

「ああ、いやいや、何でもねェぞ! お前らの話を続けろよ――」

 物騒な兵器の知識の断片でも、この世界に与えてはいかん。

 絶対にロクでもないことになるだろうからな――。

 そう考えたツクシは慌てて話を促した。

「グリフォニア大陸の中央に漆黒のジグラッドと呼ばれている地上の遺跡がある。何世代か前の文明が作ったらしい巨大な遺跡塔だ。元は王国領内にあったが、今は魔帝国の支配地域になっている」

 ギルベルトが話を続けた。

「漆黒のジグラッドがある位置は大陸中央の都市ミトラポリスの北部だ。もっとも、ミトラポリスも二ヶ月前から魔帝軍の占領下にあるが――ツクシはあの忌々しい遺跡塔を知っているのか?」

 オリガが話を繋いだ。

「悠里が確か、その塔から異世界こっちへ迷い込んだって話だったな」

 ツクシが頷くと、

「ああ、ツクシさんは遊里さんから聞いていましたか。その漆黒のジグラッドの周辺は不安定な時空の領域が発生中で、ひとの立ち入りがほぼほぼ不可能な状態になっています。いえ、語弊がありましたね。侵入はできます。しかし、漆黒のジグラッドへ偵察に行って帰ってきたものがまだ一人もいません」

 ジークリットがいった。

「それも厄病神どもの犠牲で知ったのか?」

 ツクシが顔を歪めた。

「はい、尊い犠牲でした。彼らは全員、二階級特進です」

 ジークリットがシレッといい放った。

「くたばったあとで勲章をもらって、一体、何になるってんだ」

 ツクシがジークリットを睨んだ。

 視線を返したジークリットは薄く笑っただけで返事をしない。

「――ツクシ。私たちは王都地下にあるネストと漆黒のジグラッドを、ほぼ同様のものだと想定している。漆黒のジグラッドの内部でも超強力な異形種ヴァリアントの活動が報告されていたからな。もっとも、それは戦争が始まる前のことだ。今はどうなってるか皆目見当がつかんよ」

 ジークリットの閉じた口に代わってオリガがいった。

「何が引き金になるかは、まだわからん。だが、もしタラリオン王都の真下で、『不安定な時空の領域』が――『強力な異形種が沸く領域』が広がったらどうなると思う?」

 ギルベルトがツクシへ視線を送った。

 ギルベルトに笑顔はない。

「なるほどな――」

 ツクシが表情を消して頷いた。

異形の巣ネストが目覚めたら魔帝軍と一戦交える前に王都は壊滅です」

 ジークリットが無感動な声でいった。

 返答に困ったツクシは視線を落とした。

「だから、ネストの最下層にあるらしい賢者の石は、王国にとって必要ないって話になるのかァ――」

 ゴロウが呻いた。

「ゲロロ――」

 ゲッコが鳴いたが話を理解しているかどうかは不明瞭だ。

「――話はわかった。他に手はなさそうだな」

 ツクシが頷いた。

「ツクシさん、我々の提案を受けてくれますか?」

 ジークリットが笑った。

「絶対に嫌だといっても、やらせるつもりだろう?」

 ツクシは不機嫌な態度だ。

「はい、もちろんです、ツクシさん」

 ジークリットが笑顔のまま頷いた。

「頼んだぞ、ツクシ」

 オリガは獰猛な笑みを浮べた。

「ツクシ、おそらくこれはお前にしかできない仕事だ」

 ギルベルトは真剣な顔だった。

「――ゴロウ、ゲッコ?」

 ツクシが呼びかけて視線を送った。

「地上でも戦争、ネストでも戦争か。参ったなァこれは――」

 ゴロウは髭面をひん曲げた。

「ゲロ。ゲッコ、師匠ト一緒ニ戦ウ」

 ゲッコは力強い調子と態度である。

「――そうか。ゴロウは辞めておくか。それで全然構わんぜ。そうしろよ。俺と一緒に死んでくれなんて口が裂けてもいうつもりはねェからな」

 ツクシはいった。

 それは不機嫌ではない態度と声だった。

「あのなァ、ツクシよォ。もうどっちを選んでも、結果は同じだって話だぜ?」

 ゴロウが歯を見せて笑った。

 一瞬戸惑った様子を見せたツクシは、その視線を落として、

「そうか、それなら、決まりだな――」

 そう呟くと、エールの杯を一息に呷った。


「――それで、ジークリット」

 ツクシは喉をエールで洗って唸った。

「はい?」

 ジークリットは白ワインの水割りを舐めている。

「俺たちへのサポート体勢はどんな感じになるんだ。ネストはどの階層も阿呆みてェに広い。いくら王国軍がやりたくねェといっても、あるていどのひと手は必要だぜ。それも肝の据わった人員が――熟練の兵士が欲しい。素人だとか自称勇者様だとかはお断りだ。中途半端な連中を集めても、また無駄に死ぬだけだろうしな。ああ、それと、もちろん、俺たちへの賃金は発生するんだろうな?」

 ツクシが騎士三人組を見回しながらいった。

 金目の話である。

 慌てて卓へ杯を戻したゴロウが、

「あァ、それだよそれ! 俺たちの生活ができねえようだとそれは困るぜ?」

「ゲロゲロ、ゲッコ、オ金、必要」

 頷いたゲッコがジークリットを見やった。

「ええと、それはですね、ツクシさん――騎士オリガ、彼らはまだ到着しないのか?」

 元々地で困ったような顔をしているジークリットが益々困り顔になって、その困った視線をオリガへ送った。

「騎士ギルベルト、彼らの到着が遅いようだが?」

 オリガはカクテル・グラスを傾けながら、ギルベルトへ横目で視線を送った。

「いや、ゴルゴダ酒場宿に一八○○ひとはちまるまる時と、確かに伝えておいた筈だが――」

 そのギルベルトはホールの柱時計へ視線を送った。

 午後七時は五分前――。

「――チュチュチュ! ネストの完全制圧は我が生活圏防衛軍の悲願だチュー!」

 ねずみの声で勇ましい挨拶である。

「久しいな、ツクシ、ゴロウ。それに、この彼が噂のリザードマン戦士か。初めてお目にかかる。俺はウィリアム・ゴードン。吸血鬼の新米だ」

 続いて挨拶をしたのは黒マントを羽織った男臭い風貌の中年男だ。

「ゲロ。我ハ、ゲッコ・ヤドック・ドゥルジナス。リザードマン戦士修行中」

 ゲッコが簡単な自己紹介を返した。

「おっ、メルモ大将と――」

 ツクシが目を見開いた。

「それに、ゴードンかァ。久しぶりだなァ。顔色はえらく悪いが元気そうじゃねえか!」

 ゴロウが笑顔を見せた。ゴルゴダ酒場宿へ来店したのは、ラット・ヒューマナ王国は生活圏防衛軍の人鼠大将メルモ・パパイア・ビスケッツ(♀)と、女王陛下の吸血鬼軍に所属しているウィリアム・ゴードンだ。以前は吸血鬼の下僕だったゴードンは吸血鬼に(晴れて?)出世をしたようである。

「――げっふっ!」

 ツクシの呻き声である。丸テーブル席に座るツクシの上に成人女性の体重が無許可でドスンと乗っかってきた。ツクシは椅子代わりに使用されている。

「それに、お前までいるのかよ――」

 ツクシは流れるような黒髪から漂う、甘い女の芳香を嗅ぎ取りつつも、不機嫌な顔を大きく歪めた。

「ゲッゲロロロ! コノ、ヒト族ミタイナ雌野郎、スゴクスゴク強イ!」

 ゲッコが戦慄してゲロゲロ叫んだ。見た目はヒト族みたいな雌なのである。野郎ではない。ツクシを椅子代わりに使っているのは吸血鬼の女王フロゥラ・ラックス・ヴァージニアそのひとだ。フロゥラは今日も背中の肌がまるまると見えるようなロング・ドレスを着ている。これからパーティにでも赴くような出で立ちだ。

 フロゥラはツクシへのけぞるように肉体からだを預けながら、

「――うん。ダーリン、会いたかったぞ。最近、ゴルゴダ酒場宿でなかなか捕まらないのはどうしてなのだ。どこぞで浮気でもしていたのか?」

「俺は女王様のダーリンになった覚えがねェからよ。これからそうなる予定もねェぜ――」

 ツクシは顔を真横に背けている。

「うん、久方ぶりにどろどろの三角関係もいいな――」

 フロゥラがツクシの上で自分の身体の向きを器用に反転させた。

「ぐぅおっ――」

 ツクシはフロゥラのお尻で下半身をゴリゴリされて呻き声を上げた。

「それもいいな。むしろ大歓迎だ。ツクシ、怒らないから浮気相手の名前を私にいってみろ、ん、ん?」

 ツクシの肩に両肘を掛けて囁いたフロゥラが不機嫌に歪んだ顔を正面からその瞳に映した。

 とっさに視線を逃がしたツクシが、

「女王様、その理屈はおかしいぜ。俺はお前のダーリンじゃねェ。だから俺が他所で遊んでもそれは浮気にならんだろ?」

 魔導の力で瞳を燃やすこの女王様と視線を合わせるのは危険を伴う。実際、フロゥラの瞳のなかで魔導式陣がぎゅんぎゅん回転していた。誘惑の魔導式陣である。これは他人の心を意のままに操る危険で卑怯な効果がある。

「ツクシの浮気相手は女なのか? それとも、男なのか? 私はどちらでも構わんぞ?」

 フロゥラがツクシの胸元へ顔を埋めた。その動作の過程で、ツクシの喉元をフロゥラの牙が二回掠めている。

 ツクシは身体を上手に捻って牙の攻撃を巧妙にかわしつつ、

「あのな、女はともかく、男ってな――おい、女王様、そろそろ俺の上から退いてくれ。このままだと話ができんだろ――」

「――そうです、ご主人様。他人の目のある場所でそうことするのやめてください。わたしが恥ずかしいです!」

 メイド服姿の眼鏡女子がフロゥラの腕を引っ張った。ガクンと傾いたフロゥラがムッと眉を寄せて自分の家政婦――カレラを睨んだ。

「おう、カレラもいたのか。いいぞ、もっと厳しくやってくれ。こいつ、すげえ迷惑だからよ」

 ツクシが自分の主人をふんふん引っ張るカレラへ口角を歪めて見せた。

 カレラはツクシに視線を返して小さく会釈をした。

 不承不承、諦めた様子のフロゥラがツクシの上からお尻を退かして、

「ゴロウ、さっさとそこを退け」

 ゴロウは左隣りに座っていたゲッコへ視線を送った。

 ゲッコは無言で席をひとつ向こうへずらした。

 ゴロウの尻はゲッコが座っていた席に納まった。

 満足気な表情の女王様が元はゴロウのものだった席へ自分のお尻を落ち着けて、ツクシの肩口に頬をすり寄せた。ツクシは真正面を向いたまま無表情である。女王様の着席を確認したあと、メルモとゴードンも丸テーブル席についた。

「さて、役者が揃いましたね。ツクシさん、先ほどいった通りです。タラリオン王国軍はネストへ戦力を割くのを極力避けたい」

 場が落ち着いたところで、ジークリットが口を開いた。

「そこで、女王陛下の吸血鬼軍とラット・ヒューマナ王国へ、私たちのほうから助力を頼んだのだ」

 オリガがいうとゴードンとメルモが頷いて見せた。

「フロゥラ女王陛下は会合にお呼びしていません。できる限り外出をお控えくださいと、再三、私からお伝えしている筈ですが?」

 ギルベルトがツクシに身をびったり寄せるフロゥラへ冷たい視線を突き刺した。

「うん? 王国の若き騎士よ。おぬしは少々口うるさいよな――」

 眉を寄せたフロゥラがギルベルトへ視線を送った。

 吸血鬼の女王の危険な視線である。

 ギルベルトは顔を背けない。

「――うん。導式具で私の魔導を退けるか。これはまた生意気な青二才」

 フロゥラはおやおやと表情を変えて妖しく笑った。

「フロゥラ女王陛下、一応、俺は三ツ首鷲の騎士です」

 ギルベルトは身体に黄金の導式を巡らせて女王様の誘惑を退けながら、冷めた笑みを返した。

「ギルベルトの首から下がっているその道具は便利そうだな。俺にもそれひとつ寄越せよ。女避けに使いてェんだ。恐ろしくしつこいのに付きまとわれていてな――」

 ツクシがボヤいた。

 そのツクシの横顔をフロゥラがうっとりと眺めている。

 ギルベルトの首元では導式具らしいペンダントが低い音を鳴らしながら作動していた。

「ツクシよォ、騎士様が身に着けている導式具はどれをとっても、でっかいお屋敷がいくつだって買える値段なんだぞ」

 ゴロウが呆れ顔でいった。

 フロゥラは事前に酒と料理の予約をしていたらしい。女王様はいつでもどこでも必ず贅沢をしなければ満足しない性格でもある。ツクシのいる丸テーブル席には豪華な酒や料理がミュカレやユキやマコトの手で次々と運ばれてきた。それを飲み食いしながら、一同は今後のネスト攻略に関する打ち合わせを始めた。

 ネストダイバー九班は『ネスト特別攻撃班』とその呼称を改める。

 班の目的はネストの完全制圧。

 特攻班の構成員は、

 九条尽、

 ゴロウ・ギラマン、

 ゲッコ・ヤドック・ドゥルジナス、

 以上の三名。

 この特攻班のネスト探索を援護するのは人鼠大将メルモ・パパイア・ビスケッツが率いる生活圏防衛軍の精鋭二千名余に加え、ネスト地下五階層にあるフロゥラの別荘に滞在中である吸血鬼軍――吸血鬼・吸血鬼の下僕が混成された二百名前後。それに臨時で参加することになった吸血鬼フロゥラ・ラックス・ヴァージニアである。

 ほぼすべての戦力を外部勢力に頼るこのネスト完全制圧作戦の統括責任者は、三ツ首鷲の騎士ギルベルト・フォン・シュトライプへ一任された。


(十一章 乙女の祈り 了)

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