十七節 知らぬ後悔、知る後悔

 アドルフ・タールクヴィストは、王都生まれの王都育ちの市民階級出身者だった。

 タラリオン王国軍西方学会の大学部を優秀な成績で卒業したアドルフ青年は王国陸軍へ入隊を志願した。アドルフ青年は導式機器の扱いに優れ、頭脳、体力、胆力、すべてにおいて申し分なく、親分肌な性格もあって同僚の人望も厚かった。背丈高く強面で、実際、荒々しい性格でもあったのだが、アドルフ青年は優秀な軍人だったのだ。タラリオン王国西方防衛軍に配属された当初、アドルフ青年の軍隊生活は順調なものだった。しかし、アドルフ青年が中尉に出世した頃には、佐官階級が貴族で寡占されている軍の生活に――無能な上司に対しての不満を溜め込んでいた。

 たいてい、無能なのにもかかわらず、生まれついての優先権――既得利権で社会の上澄みの甘い汁をすすりつつ、のさばっているような輩は、自分の無能さを他人の視線から隠すため、必死に威張り腐って生きている。その類の人種が居丈高で身勝手な都合の矛先を向けるのは、自分へ反抗する手段を持たない弱者だ。

 市民階級出身の新兵へ見せる理不尽な態度と待遇に、不満を爆発させたアドルフ中尉は、上官を相手に暴力事件を起こして除隊させられた。このときアドルフ中尉が振るった怒りの拳の被害者は彼直属の上司であったなにがしという少佐だった。この某少佐は典型的な小者こもので、特筆するようなことは何もない。話を簡潔にさせるため、ここでの名称は某少佐で通しておく。

 陸軍を追放されたアドルフ元中尉は、そのまま生活が荒れて本物の無法者になった。

 当時、アドルフ元中尉の両親は健在だった。今でも健在である。アドルフ元中尉の父親は王都の西にある王国軍造兵廠系列の工場長を勤める上級の軍属で、元々は王国陸軍大尉をやっていた男だった。タラリオン王国軍の軍制において大尉は市民階級出身者が出世できる上限の階級になる。アドルフ元中尉の父親は市民階級の上限にまで軍での出世を果たした、どこか貴族的な気質を持ち合わせている男だった。アドルフにいわせると「とことんいけすかねえ俺のバカ親父」になるのだが――ともあれ、アドルフ元中尉は激怒した父親から勘当を申し渡された。

「軍学会の大学部まで卒業しながら除隊処分を受けるとは何たる屈辱だ。お前のような大馬鹿は、もう俺の子でも、タールクヴィスト家のものでもない。二度と我が家の門を潜ってくれるなあ!」

 これがアドルフ元中尉の父親の言い分だ。

「ああそうかよお、クソ親父。じゃあ俺は今から木の股から生まれてきたことにして生きてゆくぜ」

 アドルフ元中尉はそう吐き捨てて実家を飛び出した。そのあとのアドルフ元中尉は隊商の用心棒などをしながら、内陸の大都市ミトラポリスまで流れついた。そこで、酒場を転々としながらイカサマ博奕で食い繋いでいた、元王国陸軍大尉ロジャー・スロウハンド・ウィズリーに惚れ込み意気投合する。

 この二人の男がスロウハンド冒険者団を立ち上げた。

 そこまで数々の男自慢で鳴らしていた陸軍崩れ二人組が立ち上げた冒険者団には、似たような境遇の知人や友人――そのおおむねは陸軍崩れや退役軍人が集まった。有能で血気盛んな男たちが集うスロウハンド冒険者団の運営はすぐ軌道に乗って、中央大草原街道きっての武闘派冒険者団として活躍を始めた。荒仕事を繰り返しているうちに冒険者アドルフは同業者から一目置かれる存在になった。次々仕事が舞い込んで金回りも良くなる。紆余曲折あったがアドルフは冒険者として大成功した。

 しかし、それでアドルフ副団長が実家と復縁することはなかった。

 父親は不名誉な形で除隊した息子を決して許さなかった。それどころか「冒険者は下賤の仕事だ」と、アドルフの父親は益々我が子を嫌った。冒険者の自由な生活が肌にあっていたアドルフも堅苦しい家族に未練がないようだった。ただ唯一例外として、年齢が離れて生まれた弟をアドルフは可愛がった。

 王都に立ち寄る機会があると、アドルフは行きつけの酒場に、その可愛がっている弟を必ず呼び出して大枚の小遣いをくれてやっていたという。そのときのアドルフは何しろ上機嫌だったらしい。カウンター席で酒を呷る悪人面のアドルフ横で、話に耳を傾けるのは兄とは似ても似つかない美少年の弟だった。その弟は兄からもらう小遣いにさほど喜ばなかったが、無頼の生き様を良しとした悪漢の兄貴の土産話――冒険者がする冒険譚は食い入るようにして聞き入っていたという。

 目に入れても痛くない。アドルフの弟への偏愛ぶりは団のなかで笑い話になっていたが、本人の前でそれを口に出すものはいない。それを口に出すと、カッとなったアドルフにブン殴られる。本気でカッとなったアドルフ副団長は手加減なしだ。普段から手加減を知らない男でもあった。

 そのアドルフが可愛がっていた実弟は今、王国軍西方学会の中等部に通う軍学生だとのことで――。


 地下十一階層をしばらく進んだところで、葬列に参加していた兵士や冒険者が野営をした。その野営中、ツクシはスロウハンド冒険者団の生き残りからアドルフ団長の話を聞いた。

 生き残ったものがやる死者の思い出話だ。

「――だから、可愛い弟のことを茶化すとな。死んだアドルフ団長が起き上がって、俺たちに殴りかかってくるかも知れん」

 コウイチ団員がエールの杯を片手に苦笑いでいうと、

「おお、怖え怖え」

「手加減をしてくれないひとだったなあ」

「話はこのくらいにしておくか?」

 周辺の団員は笑った。だが、その笑い声はすぐ途切れて、会話が始まる前より場は静かになった。ツクシがいる大きな車座の周辺は、ネスト制圧軍団に所属する兵士たちが交わす低い声の会話でざわついている。

「ああ、アドルフの弟は軍学生だったのか――」

 ツクシがエールの杯の縁を噛んだ。腐食瓦斯を浴びて死んだ六人の軍学生を相手に、上機嫌で酒の杯を呷っていたアドルフ団長の姿が、脳裏に浮かぶ。

「あのアドルフが弟へ小遣いをたんまりなァ。俺ァ兄弟がいねえから、ちょっとピンとこねえんだが――」

 ゴロウは床を見つめて呟いた。

「ゲロ。ゲッコ、故郷ニ、弟二人イル、妹一人イル――」

 正座のゲッコはうなだれている。

 死んでいったものが、どのように生きて、どのような想いを持っていたのかを、ツクシたちは、ここでまたひとつ知った。


 §


 ツクシたちは酒場宿ヤマサンに帰還した。

 コウイチ団員他数名も一緒だ。

 仕事を終えると、この天幕の酒場宿で賃金分配や次回の仕事の打ち合わせをするのが定例になっている。

 今日は葬儀の段取りが主な議題になる予定――。

「――あっ、ツクシ、ゴロウとゲッコもよかった、無事だったね!」

 ツクシが出入口を潜った先にテトがいた。

「すごく心配してたんだからね。ツクシが探索出てからからすぐ、ネスト管理省から下層への民間人立ち入り禁止令が出て――あれ? シャオシンたちは、お風呂?」

 ほっと笑顔だったテトが眉を寄せた。

「いや、違う――」

「ああよォ――」

「ゲロゲロゲ――」

 ツクシもゴロウもゲッコも視線を落とした。

「――ツクシ、何かあったんだね? ねえ、シャオシンは? リュウとフィージャはどこ? アドルフたちも見当たらないんだけど?」

 テトの顔も声も凍えている。

「テト、あいつらはもう帰ってこれねェ――」

 視線を落としたままツクシが小さな声でいった。

 ツクシは怯えている。

 テトの顔をまともに見れない――。

 手にもっていたお盆を床へ叩きつけて、

「――嘘だ!」

 テトが叫んだ。

 様子がおかしいのに気づいて、酒場の先客が、出入口に佇むツクシたちと、それに対峙するテトを眺めている。

「あァ、ああよォ。あのなァ。テト、落ち着いて聞いてくれよ――」

「ゲロロ。テト、落チ着ケ落チ着ケ――」

 ゴロウをゲッコが烈火の形相のテトをなだめようとしたが、

「いや、お前らはいい、黙ってろ。俺からいう。俺がいうべきだ」

 ツクシは顔色を失ったテトをまっすぐ見つめて、

「テト、聞いてくれ。リュウもフィージャもシャオシンも死んだ。アドルフもボゥイもゾラもイーゴリも死んだ。今回の探索は最悪だった。生きて帰ってきた奴のほうがずっと少ない」

「あっ、ひっ、う!」

 テトが踵を返した。

 そのまま、テトはよろよろと歩いていったが、椅子に足をひっかけて、その椅子をひっくり返して転んだ。

「うあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあーッ!」

 テトが絶叫した。

 落ちた涙が床を叩く。

 天幕の天井を切り裂きそうな慟哭だ。

「ジョナタン、すぐにテトを裏へつれていってやれ!」

 叫ぶようにいったのは、カウンター・テーブルの向こう側で、成り行きを見守っていたトニーである。

「――あ、ああ。トニーさん、そうだな、そうしたほうが良さそうだべ」

 その横でカクテルを作っていたジョナタンが頷いた。トニーが視線を送ると、ジョナタンが注いでいた赤いリキュール酒がグラスから溢れている。

 ジョナタンが真っ青になった顔を向けて、

「あのな、トニーさん。悪いけんどオラの仕事をちょっとの間だけ頼め――」

「それはいいから、早く娘さんのところへいってやれ!」

 トニーはジョナタンの手からリキュール酒の瓶をひったくった。

「パ、パメラ、パメラ! ちょっと手を貸してくれ。テトが、いや、色々とたいへんなことになったべ!」

 しかし、少々気弱なジョナタンは泣き喚く娘へ走らずに自分の女房を呼び寄せた。

「大声を出して、アンタ、何があったんだい。騒がしいねえ、もう――」

 パメラが油が跳ねるフライパン片手に裏から出てきた。

「本当に騒がしいね、お客さんが喧嘩でもしてるの?」

 幼子チコを抱いたアナーシャもその後ろから顔を覗かせた。

「――あっ、まさか――まさか!」

 パメラの手からフライパンが滑り落ちた。

 調理中の鶏肉のソテーが床で跳ねる。

「ツクシ、まさか、また誰か死んだの!」

 アナーシャが叫んだ。

 母親の大声に反応してチコが泣きだした。

「ああ、そのまさかだぜ――いつもそうさ。全部、俺の責任だよな――」

 ツクシは近場の丸テーブルの席を引いて腰かけた。

「リュウたちはどうなったんだい!」

 パメラが叫んだ。

 うつむいたツクシは墓石のように沈黙していた。

 視線を落としたままゴロウとゲッコが力なくかぶりを振って見せる。

「そんな――あんな若いたちまで、ああ、ああ――」

 パメラまで床へ腰を落としてしまった。

 この大惨事を招いたジョナタンは顔を青くしてただただオロオロしている。

 役立たずである。

「ああ、お客さん、騒がしくしてすんません。ま、気にせんでください。王座の街では、よくあることですからね――」

 結局、溜息を吐いたトニーが先客へ頭を下げながら、床で身体を丸めて泣き続けるテトへ歩み寄った。

 もっとも、そのトニーも青ざめて悲痛な面持ちである――。


 §


 それなりに管理された社会のなかでは、人死がひとつ出るだけで面倒事は多い。

 ツクシが大量の亡骸と一緒に地上へ出ると、やはりその面倒事は膨大な量になっていた。

 ネスト管理省敷地内の訓練広場へ緊急で天幕を張って作られた遺体置き場だ。

 そこで遺族が、泣く、叫ぶ、怒鳴る、ネスト管理省の行政員相手に喧嘩騒ぎを起こすと、悲愴で滑稽な大騒ぎをしていた。今回出た犠牲者なかには身分の高いもの――王国市民階級から貴族階級が交っている。顔色を失った遺族の騒ぎ方は中途半端なものではない。身分が高いから、生活に余裕があるからといって、人格ができているわけでもないのだ。むしろその逆のほうが多い。メモ帳を片手に泣き叫ぶ遺族を誰かれ構わずに捕まえて、その話を聞こうとする王都新聞の記者までいる。

 スロウハンド連合関係の亡骸は三百体に近い。

 生き残りのうちの十名ほどが「死んだものの家族に(それがいるものには)連絡をつける」そういって近所にある貸馬屋へ走った。コウイチ団員も「冒険者管理協会館へ向かう」とツクシたちへ告げて団員が持ってきた貸馬の背に跨った。団の資産の管理やら団員名簿の変更やらと色々と煩雑な手続きがあるそうだ。

「手続きのあとで俺も出来る限り死んだ団員の遺族との連絡をつけて回る。二、三日は必要だろうな。その間、亡骸の整理と遺品の管理をツクシたちに頼めるか」

 コウイチ団員はそう言い残して馬を飛ばした。遺族がない、または連絡が取れないと確定した遺体から優先して、ツクシたちと残った団員はゴルゴダ墓場へ運搬する。遺体の引き取り手がある場合、そちらのほうへ無理にでも引き渡す手筈らしい。そうはいっても冒険者はたいてい、決まった住処すみかを持たない荒くれものだ。引き取り手のない遺体のほうが遥かに多かった。リュウもフィージャもシャオシンも間違いなく遺族のない遺体に入る。彼女たちの場合、その母国があるかどうかすら疑わしい――。

 ツクシとゴロウとゲッコはゴルゴダ墓場の死体安置所へ死体を運び入れた。この非生産的で辛い仕事を暗い表情のツクシたちはとぼとぼ続ける。

 陽が暮れる直前、コウイチ団員が戻ってきた。

 亡骸の引き取り手がないものは合同葬にするという。特別反対する理由もないツクシは黙ったまま頷いた。すぐコウイチ団員はまた馬に跨って走り去った。遺族探しは難航しているようだ。遺体置き場にはまだ連合関係者の遺体がたくさん残っていた。仕事は残っていたのだが、ゴルゴダ墓場へ遺体の搬入と埋葬手続きを繰り返していたツクシたちは王都の街路灯がすべて点ったところで、一旦解散することに決めた。スロウハンド冒険者団の団員たちは、王座の街にある自分の定宿へ帰るという。

 ツクシとゴロウとゲッコは地上にある各自の定宿へ帰ることにした。


 §


「師匠、ゲッコ、釜炊キ、手伝イスル――」

 ゴルゴダ酒場宿前でゲッコは、そう短く告げて裏手へ回った。

「おう。戻ったぜ――」

 ツクシはいつもの挨拶と一緒に入店した。今夜のゴルゴダ酒場宿は客席の八割方が埋まっている。見たところ冒険者の客が多いようだが、丸テーブル席を好きに移動しながら、各々が酒を酌み交わす様子を見ると、それぞれ別々の集団というわけではないようだった。

 同じ冒険者団の連中か、連合レイドでもやっているのか――。

 ツクシは荒々しく酒を酌み交わす荒くれものどもを眺めながらぼんやり考えた。

 酒場の陽気な喧騒が今日は頭に響く――。

「――あっ、おかえり、ツクシ!」

 ユキである。ユキはしっぽを揺らして猫耳を立て、ツクシに飛びかかろうとしたが、手にあるお盆の料理を思い出して諦めた。

「おかえりなさい、ツクシさん」

 エールのタンブラーを何個も抱えたマコトが挨拶と一緒にツクシの前を通り過ぎた。

「あらあら、随分と遅かったじゃない、ツクシ?」

 艶めかしく、ちょっと病んだ感じで笑ったのは、近くの丸テーブル席で伝票片手に、呂律の回らない酔客の注文を聞いていたミュカレである。

「おやおや、ツクシ。随分と妙な時間に帰ってきたねえ!」

 エイダが厨房から鬼面を覗かせた。

「じゃあ、ツクシ、今月分の稼ぎを全部寄越し――」

 ぶんぶん鼻息も荒く歩み寄ってきたエイダへ、

「稼ぎ、稼ぎなあ――そういえば団の給料、受け取るのを忘れていたぜ。すまねえ、女将さん、今日は払えそうにねェな――」

 ツクシはぼんやりと焦点が定まらない声でいった。

「――そうかい」

 エイダは一呼吸分を呑み込んでいった。

「ああ、女将さん。気に食わなければ、ここで俺を殺してくれ。そういう気分だからな――」

 視線を落としたままのツクシがエイダの脇を抜けた。

「――また、ネストで人死が出たのかい?」

 エイダがツクシの背へ訊いた。

「ああ、死んだぜ。今回ばかりは、ドテッ腹にズシンときた。いや――今回も、だな――」

 ツクシが階段の手摺に手を置いた。

 普段、階段を降る時も昇る時も、この男は手摺を触らない。

「ツクシ、ちょっと待ちな!」

 エイダの咆哮である。

 ツクシは階段の踊り場で足を止めて顔だけ後ろへ向けた。

「――夕ごはん、いらないのかい?」

 エイダが笑って見せた。

 鬼の笑顔である。

 怖くはなかった。

「食欲がねェ。金だってねェし――」

 ツクシは少し口角を歪めて見せたあと階上へ消えた。

「――ユキ」

 階上へ視線を送ったままエイダが呼びかけた。

「うん」

 その横でユキもツクシが消えた先を見つめている。

「ツクシの部屋へ食事を持っていってやりな。そうさねえ――気が弱っているときは、あっさりとしたお粥がいいね。確か輸入米がまだあった筈だよ。あたしからセイジさんにいって、すぐ作らせる」

 エイダは厨房へ足を向けた。

「うん。わかった、女将さん」

 ユキは真剣な顔で頷いた。

「ユキ」

 続けて呼びかけたのは、歩み寄ってきたミュカレだ。

「ん?」

 ユキが顔を傾けるとミュカレは腰を曲げて猫耳に唇を寄せ、

「エールも一杯つけてあげて。エイダには内緒よ」

「――うん」

 ユキが表情を変えずに頷いた。

 ユキもミュカレもツクシに甘い。

 恐らく、エイダも同様である。

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