十九節 那由他への道(参)

 生きている連合の参加者はほぼ全員、連合本部から指定された座標に――ツクシのいる場所に集まった。北を探索していた集団は壊滅的だったが、南を探索していた集団は比較的に被害が少なかったようだ。それでも異形犬の群れに追われて、命からがら逃げてきた彼らは憔悴していたが、指定場所に辿りつくと、そこでまだ絶望的な表情になった。 集合場所に指定されていた大通路は戦場跡だ。

 この場所へ連合第三戦闘班――ロジャー団長が率いていた集団も姿を現した。

「こっ、これは――」

「死体だらけだ――」

「なんだあの大きな白い死体。あんな異形種は見たことがないぞ――」

「ここで、一体、何が起こったんだ?」

「アドルフ副団長は無事なのか?」

「ゾラはどこにいる?」

 スロウハンド冒険者団の団員たちは一様に表情を固めた。

「――おお、野郎ども生きてたか。ロジャー団長はどこだ!」

 アドルフ副団長が仲間のもとへ駆け寄った。その右手からまだサーベル型の導式機関剣が下がっている。生還したスロウハンド冒険者団の団員たちはお互いの顔を見合わせて沈黙した。

「何だあ、お前ら、どうしたあ?」

 アドルフ副団長が怪訝な表情で導式機関剣を腰の鞘へ納めた。

「副団、ロジャー団長はシルヴァに殺された――」

 導式術兵ウォーロック姿の中年男がいった。

「あっ、あの『遅い手スロウハンド』が、あんな青二才に殺されただとお。おい、こんな状況でふざけた冗談を抜かしてるんじゃねえぞ。手前ら全員、ブチ殺されてえのか、おい――」

 アドルフ副団長がその中年男の団員の胸倉を引っ掴んだ。

 中年の団員は何もいわずに視線を落とした。

「アドルフ、やめろ!」

 間に割って入ったのはゾラだ。

 歯噛みしたアドルフ副団長は手を放して顔を背けた。

「みんな、ロジャー団長が死んだのは本当なのか?」

 厳しい顔のゾラが一同を見回した。

「ああ、ゾラ、間違いない。シルヴァの野郎は、ツクシさんとよく似たワザでロジャー団長を――」

「みんな、すまんが、細かい話はあとにしてくれるか?」

 ルシア団長が歩み寄ってきていった。

「ああ、生存者を纏めて、すぐに王座の街まで撤退するぜ」

 その横でゲバルド副団長がいった。

「ルシア、ガラテアの叔母おばさんは、結局、駄目だったのか?」

 アドルフ副団長が赤らんだ顔を向けた。大通路の片隅に北北西運輸互助会のドワーフが集まっていた。ドワーフの負傷者と死体がそこに並んでいる。

「北北西運輸互助会は死人が多かった」

 ルシア団長が応えた。

「ドワーフの奴ら、最後まで後方に残っていたからな」

 アドルフ副団長が視線を落とした。

「ル、ルシア団長さん、兄弟たちと俺の嫁さんを――ガラテアを地上へ運んでいいか、いいよな?」

 イーゴリ副会長が走ってきて訊いた。

 太い声が涙で揺らいでいる。

「撤退の手間にならなければな――」

 ルシア団長はドワーフ男の泣き顔から目を逸らして曖昧な返事をした。

「全体、聞け、手の空いている奴は使える荷物を纏めろ。南へすぐ撤退するぞ、急げ、急げ!」

 ゲバルド副団長が大声で号令した。


 どこも死体が多かった。

 ヤマダは大通路の壁際で仰向けに寝ていた。

 ツクシがその傍らに佇んでいる。

 眼鏡をなくしたヤマダの顔は目と口を開けたまま石天井を見上げていた。その瞳から生命の光はもう去っている。年齢の割合に若く見えるヤマダの顔は死者の微笑みを浮かべていた。白い巨人の拳で吹き飛ばされたヤマダが路面に落下したときには、まだかろうじて息があったのだろうか。ヤマダの胸に大穴がいくつも開いていた。異形犬のねじくれた槍が貫いた跡だ。

 ツクシは奥歯をギリギリ噛んだ。

 その後ろで、ゴロウが突っ立っていたが何もいわない。

 ツクシの横にゲッコが佇んでいたが、やはり、何もいわなかった。

「ヤマ――」

「ヤマさん――」

 弱々しい声を上げたのは、歩み寄ってきたリュウとフィージャだ。

「リュウとフィージャは生きてたか――」

 ツクシが低い声でいった。

「おめェら、シャオシンはどうした。ま、まさか――」

 ゴロウが髭面を強張らせて訊いた。

「ゲロゲロ」

 ゲッコが遅れて歩み寄ってきたシャオシンへ視線を送った。

「め、眼鏡を――」

 シャオシンはツクシの近くにきて、真っ青な美貌を上げて、小さな声でいった。

 シャオシンはツクシへ両手を突き出している。

「ヤマの眼鏡、そこで見つけたから――」

 シャオシンの手の上にヤマダの眼鏡がある。

「ヤマの黒ぶちの眼鏡――」

 シャオシンは震え声でいった。ヤマダが愛用していた眼鏡はフレームが捻じ曲がり、片方のプラスチック・レンズが抜け落ちてなくなっている。

「――この、ガキが」

 ツクシが唸った。

 冥界から響くような唸り声である。

 シャオシンは身を竦めた。

「お前がな――」

 ツクシがシャオシンの髪を――お団子の片方を掴んだ。

「あっ――」

 髪を引っ張られたシャオシンが悲鳴を上げた。

 ヤマダの眼鏡が石床に落ちる。

「お前が、だ!」

 ツクシが吼えた。

「ツクシ!」

 リュウが叫んだ。

「ツクシさん!」

 白い牙を見せてフィージャが唸った。

「ツ、ツクシ、よォ――」

 視線を落としたまま、ゴロウが気の抜けた声でいった。

「ゲロロ――」

 ゲッコが喉の奥で小さく鳴いた。

「お前が勝手な真似をしなければな! ヤマさんの班は勝手な真似をしたお前を追ったから、あんな危ない位置に出てきたんだ。そうじゃねェのかよ、あッ!」

 ツクシは身をよじるシャオシンへこれ以上なく不機嫌な顔を寄せて怒鳴った。

 シャオシンは泣き顔だ。

「違うのかよ――!」

 ツクシの憤りは止まらない。

「応えろ、シャオシン!」

 その耳元でまた怒鳴る。

「やめろ、ツクシ!」

「ツクシさん!」

 シャオシンの髪を掴むツクシの手に、リュウとフィージャの手がかかった。

「うぐっ!」

 シャオシンの髪を縛っていた赤い紐が千切れた。ほどけた滑らかな金色の髪はツクシの拳の間をすり抜けて、シャオシンは倒れ込んだ。倒れた勢いで、シャオシンの武装ハーフ・コートの内ポケットから飴玉の缶――虹の香の散華レインボウ・フレーバー・フォールが飛び出して蓋が外れた。

 七つの色の飴玉が石床の上をコロコロと散らばる。

「シャオシン!」

「ご主人さま!」

 リュウとフィージャが倒れたシャオシンに身を寄せた。

「ううっ! ふっ、くっ、くっ!」

 床に伏せたシャオシンは泣き出した。

 リュウとフィージャが火の出るような目つきでツクシを睨んでいる。

「リュウ。お前にいっておいた筈だぜ――!」

 女の怒りに怯まない。

 ツクシが唸った。

「何をだ!」

 リュウは鋭く叫んだ。

「ヤマさんと俺が日本へ帰る邪魔にならないなら――」

 ツクシは足元に落ちていたヤマダの黒ぶち眼鏡を拾い上げた。

「――お前らは、好きにしろってな」

 ツクシは吐き捨てて、ヤマダの亡骸の傍らで膝をついた。ツクシはヤマダのまぶたを手で閉じた。光を失った瞳がまぶたで隠されると、その死に顔は少しだけ安らいだ。

「もう、ヤマさんは日本へ帰れねェ――」

 ツクシはまぶたが二度と開かないヤマダの顔を見つめる。

「――リュウ、フィージャ、シャオシン、違うか?」

 ツクシはヤマダの眼鏡のフレームを、ぐいぐいと手で捻って使える形に整えた。

 ヤマダの黒ぶち眼鏡がツクシの手で目元に帰る。

「おい、応えろ!」

 ツクシは背中で怒鳴った。

「ツクシ、あ、あのよォ――」

「師匠、ゲロゲッ――」

 ゴロウとゲッコは憤るツクシへ何かいおうとしたが言葉が続かない。

 リュウもフィージャもシャオシンの傍で腰を落としたままうなだれている。

 この場で使える言葉はもはや何もない――。

「――ヤマさんをいい墓に入れてやらねェとな。ゲッコ、ゴロウ、俺に手を貸せ。ヤマさんを地上うえまで運ぶぜ」

 ツクシが呟いた。

「あ、ああよォ――」

「ゲロゲロ――」

 ゴロウとゲッコが弱々しい返事をした。

「シャオシン――」

 リュウが石床に額をつけて泣くシャオシンの背に手を置いた。

「ふうっ、くっ、う、うっ!」

 シャオシンは泣き続けた。

 うつむいたリュウの瞳に飴玉が映っている。

「ああ、お前はまた飴玉の缶を黙って持ち出したな。本当に仕方のない奴だな――」

 リュウの頬を涙がつたった。

 何故、今になって涙がこぼれるのか、リュウは理解できない。

 しかし、涙は止まらない。

 リュウの肩が震えだした。

「リュウ、ご主人さま――」

 フィージャが何かをいおうとした。

 やはり、使う言葉が見つからない――。


 §


 ネストダイバー連合レイドは多大な犠牲者を出しつつも、異形犬の大群と白い巨人を撃退することに成功した。連合の目的は探索データ、もしくは異形種の討伐データをネスト管理省に持ち帰って換金することだ。だが、ネスト探索続行の要求は参加者の誰からもなかった。新たな異形種――白い巨人がもたらした被害は金銭に餓えた探索者の心を完全に挫くものだったのだ。連合は本来は備品を運ぶ荷車へ犠牲者の亡骸を載せて運びながら黙々と撤退した。葬列のような帰り道だ。これは不幸中の幸いになる。撤退中、連合の隊列は異形犬や白い巨人の襲撃を受けなかった。

 場所はネスト地下九階層の南東区、上がり階段の手前だ。

 ルシア団長が異形種の追撃がないことを確認した上で連合全体へ休憩の指示を出した。この休憩は通常時の半分の休憩時間――四時間ていどだった。食事と睡眠を含めての時間だからかなり短い。それでも、異形の巣からの撤退を急ぐ参加者から不満が出ることはなかった。

 野営地では各団の代表者が集まって車座になって食事をとった。食事休憩の時間を使って、今後の行動計画をまとめるのが連合の定例になっている。


「これから、ネストダイバー連合レイドはどうなるんだ?」

 エールの杯を片手に、ジャン=ジャック組合長が訊いた。

「俺に訊かれてもなあ、知らねえよ――」

 アドルフ副団長がグラッパの杯を呷りながら不機嫌な態度で応じた。

「連合どころか北北西運輸互助会は存続も危ういから――」

 イーゴリ副会長のか弱い声だ。このドワーフ族の中年男は永年連れ添った妻であり、互助会の会長でもあったガラテア・クズルーンに死なれた。

「メンヒルグリン・ガーディアンズも戦力をだいぶなくした――」

 ルシア団長が整った顔を歪めた。穏やかな微笑をいつも口元に浮かべているような彼にしては珍しい表情だ。

「どこも同じだろ。あの白い異形種の所為で大損害だぜ」

 ゲバルト副団長が吐き捨てるようにいった。

「ボゥイ、アレス団長は死体も残らなかったの?」

 ゾラがボゥイ副団長へ声をかけた。

「ああ」

 エールの杯に口をつけたまま頷いたボゥイ副団長の猫耳が力なく折れていた。ゾラが視線を落とした。ゾラの手元に木の皿に入った燕麦かゆがある。食が進んでいるものは誰もいない。そのまま会話が途切れて車座は静かになった。野営地全体も言葉を交わすひとは少なく静かだった。

 エールの杯を一息に呷って勢いをつけたジャン=ジャック組合長が、

「な、なあ、本当にどうするんだ、ルシア団長さん。みんなもだ。俺は下にいる連中から――天幕街探索者組合の組合員からせっつかれて困っているんだよ。ほ、ほら、今回は稼ぎがほとんど出なかっただろ。これだと、みんな、生活ができな――」

「――ジャン=ジャック組合長。お前のところの副組合長はどうしたんだ?」

 ルシア団長は発言を遮った。

「そういわれると、奴が見当たらないな?」

 ゲバルド副団長は皿の燕麦かゆをスプーンで掻き混ぜている。

「――え?」

 ジャン=ジャック組合長が怪訝な顔を見せた。

「テージョだ。テージョ・リヒャルデス」

 ルシア団長が口につけた杯のなかへいった。

 篭った声である。

「――ああ、いないな。テージョは犬どもに殺られちまったのかな?」

 ジャン=ジャック組合長は周囲を見回している。

「自分の部下だろう。貴様はそのていどの掌握もできんのか?」

 ルシア団長の眉間に不快が浮いた。

「テージョが死んだ? あれは簡単に死ぬような男に見えなかったがな――」

 ゲバルド副団長が燕麦かゆをスプーンで口に運んだ。

「てっ、天幕街探索者組合の連中は数がやたら多くて――」

 ジャン=ジャック組合長は視線を落として、そのまま沈黙した。

「――なァ、ツクシよォ」

 横で胡坐をかいてエールを煽り続ける不機嫌な男へ呼びかけたのは、車座の一員に加わりながら、ずっと沈黙していたゴロウだ。

「――あ?」

 ツクシは石床を見つめたまま不機嫌な返事をした。

「俺たちはこれからどうすんだァ?」

 ゴロウは不機嫌な横顔をじっと見つめて訊いた。

「ヤマさんの墓を建てる」

 ツクシは酒の匂いと不機嫌を吐きながら短く応えた。

「まァ、それは当然、そうだろうけどよォ。その、あんだァ――」

 太い眉尻を下げたゴロウが、ツクシの不機嫌な顔と逆の方向へ視線を送った。離れた箇所で、リュウとフィージャとシャオシンが一緒に食事をとっている。そこに会話はひとつもない。総じて極端に暗い表情だ。もう一度、ゴロウがツクシの不機嫌な横顔へ視線を送った。

 ツクシはゴロウへ視線を返さない。

「ゲロゲロ――」

 横で正座のゲッコが不機嫌の塊になった自分の師匠を見やって鳴いた。


 §


 王座の街へ続く通路を、ヒトデのような形の導式偵察機が何個も飛び交っていた。

 新たな異形種、ネストの下層より現る。

 この報告がネスト管理省へ届いていたらしい。防衛大門の陣地にいる兵員は倍増していた。光球焼夷弾、照明用光球弾、発煙球、これらに加え光球炸裂弾を投射できる最新式の導式陣砲収束器カノン・フォーカス――一二年式クアドラ・バースト・エヴォーカーを装備した導式術兵ウォーロック中隊が大砲と大砲の間で歩哨任務についていた。この彼らは精鋭部隊だ。ワーラット銃歩兵大隊も土嚢の後ろへチュウチュウ大量に配置されている。ねずみの兵隊が手にしているのは、彼らの決戦兵器であるストーム・エンカウンターだった。この彼らも、ネストの戦場における精鋭である。白兵戦に備えてか、γ型導式機関鎧装備の機動歩兵も防御陣地で大量に待機していた。その集団へあれこれ指示を飛ばしていたのは、ツクシも顔なじみのギルベルトだ。

 ネストダイバー連合は兵員の鋭い視線を浴びながら防衛大門を潜り抜けて王座の街へ帰還した。生きて辿りついたのは四百名弱になる。今回のネスト探索前にいた連合の人員は総勢八百五十名以上。犠牲者をすべて確認したわけではないが、異形犬と白い巨人の襲撃を受けて連合参加者の半数以上が死んだ計算になる。

 王座の街に帰還すると、今後の方針を決定するため、連合傘下にいた代表者――生き残った代表者が酒場宿ヤマサンで会合を開いた。顔を見せたのはジャン=ジャック組合長、アドルフ副団長、ゾラ、ボゥイ副団長、ベリーニ三兄弟、スロウハンド冒険者団の生き残り、ツクシ、ゴロウ、ゲッコ――そんな面々だ。

 会合を開いたところで、お互いの意見や批判が衝突するばかりで話はまとまらない。

 連合を実質的に取り仕切っていたアレス団長とロジャー団長が死んでしまったのが痛手だ。失ってみて初めて連合の面々は気づいた。あの二人の団長がいないとこの組織はまったくまとまりがない。新たな指導者を決める必要がある。会合に参加した代表者は連合の撤退を手際よく指揮していたルシア団長とゲバルド副団長が適任だと考えたが、この両人は会合の席に姿を見せなかった。

 メンヒルグリン・ガーディアンズは、ネストダイバー連合を見限ったか――。

 そんな考えが一同の頭に浮かび、卓の上で衝突していた言葉数が少なくなると、会合はそのままお開きになった。

 異様な雰囲気の会合を遠巻きに眺めていたテトが、まだ丸テーブル席の一角で酒の杯を片手に不機嫌を放出していたツクシへ遠慮がちに近寄った。

「ヤマさんが死んだ」

 ツクシは短く伝えた。表情を凍らせたテトは何もいわずに裏手へ消えた。厨房になっている裏手からパメラの悲鳴が聞こえた。それと一緒にグラスの割れる音がした。カウンター・テーブルの向こう側にいたジョナタンが磨いていたグラスを取り落としたのだ。

「ヤ、ヤマさんが。そんな、嘘だべ、ツクシさん!」

 ジョナタンがツクシに詰め寄った。

「ジョナタン――」

 ツクシは呼びかけながら酒の杯に口をつけた。

 悪くて強い酒――ジョナタン特製じゃがいも酒が喉を焼く。

「――ジョナタン、連合の荷置き場でヤマさんの死に顔を見てやってくれ。葬式の段取りがついたら俺のほうから連絡する」

 ツクシは杯を一息に干したあとに告げた。

 近くの椅子を乱暴に引いたジョナタンが腰を下ろして頭を抱えた。

 悲嘆にくれるジョナタンを、ツクシと同じ卓にいたゴロウとゲッコが見つめた。

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