十四節 独裁者の蜘蛛(弐)
結局、誰がグェンを殺したのか。
それに、ここにいた
憮然と佇んだまま、ツクシは周辺に転がった若い死体を眺めていた。
倉庫の外で待機していた骨馬レィディが歩み寄って、
「帰りましょう、ツクシ」
「ああ――」
ツクシが生返事をしたところで、
「はあーん、おっさん、これはスゲーな。その剣は――倭国のカタナか。それ一本で皆殺しかよ。これマジで受けるって!」
若い声だ。
毛先にカールが掛かった金髪の、身体の線が細い、青いジュスト・コールを着た青年が一人、倉庫の裏口から顔を覗かせている。
「――レィディ、離れてろ」
ツクシがいった。
骨馬レィディは眼球の無い眼窩でツクシを見つめたあと、何もいわずに路地の脇へ寄った。
「お前が
ツクシは低い声で訊いた。
「フランク・ド・ダッシュウッドだ」
路地へ出てきたフランクが背を倉庫の壁へ預けた。倉庫の裏口から下がった青白い導式灯の下にあるフランクの顔は目の周辺が腫れぼったく、ひどく不健康に見える。
「――九条尽だ」
ツクシが不機嫌な声で名乗った。
フランクは近くの斬殺体を悠然と眺めながら、
「そうか、おっさんが、マシラのいっていた、あのクジョー・ツクシなのか。これはマシラもビビるよな。あ、おっさん、マシラも殺しちゃったのか。逃げ足の速いマシラを一撃で真っ二つって――凄い剣の腕前なんだな。おっさん、あんた何者なの?」
「俺は俺だ、俺の他の何者でもねェ。クソガキ、ひとつだけ俺に訊かせろ」
ツクシに焦りはない。
フランクとツクシとの間にある距離は歩数にして五歩と半分。
死神の獲物は十分な
「はあーん、何よ?」
フランクが不健康で血の気が引いた顔を向けた。
その瞳が暗い熱を持って青く光っている。
「グェンを殺したのは、フランク、お前なのか?」
「グェン? ああ、ギャングスタの。俺は殺してない。殺せと命令はした。だから何?」
フランクが顔をしかめて、煩わしそうに応えた。
「なら、良しだ。おい、
ツクシが唸った。
「はあーん? お前は俺を殺せないぞ。それ絶対に無理――」
笑顔のフランクが緩慢な動作で右手を上げた。
「――何だ?」
悪党の親玉よろしく短筒でも隠し持っていたか――。
そう考えていたツクシが意外なものを目にして眉根を寄せた。
フランクの右手にあったのは、金色の細いチェーンで下がった黒い宝石だ。
それは黒い閃光を発していた。
黒い光が、揺らぎ、歪み、捻れて――。
「――蜘蛛?」
ツクシの三白眼へ黒い蜘蛛が侵入している。
「兵隊はずいぶん減ったけど全然惜しくないよな。こいつらは本当に使えないゴミクズばかりだった。その代わりに俺はお前を――クジョー・ツクシを手に入れたってわけだ。これはものすごい剣士だぞ。これで俺の組織はもっと――ははっ、これマジで受ける!」
フランクが声を出して笑った。
親に新しい玩具を買い与えられた子供が見せるような笑顔――。
王都の夜空から月が消失した。
路地に点々とあった導式灯の明かりもすべて消えた。
倉庫の壁面も狭い路地の路面も、いびつな、整合性の取れない、不安定な形状で波打っている。
風景は歪んだ闇ですべて塗り潰された。
ツクシはそこにいる。
他にもう一匹いる。
ツクシと対峙しているのは頭部の大きさだけで、大人の身の丈を優に超える黒い大蜘蛛だった。胴体の形状は蜘蛛である。だがその脚の数は左右非対称で変化していた。四つの節で折れ曲がった蜘蛛の脚は頭胸部から、蜘蛛の意図する方向へ、ズルズルと伸びてゆく。不要になった脚は頭胸部へ、ざわざわ音を立てながら戻る。蜘蛛の目も数が不確定だ。鏡面のような丸い蜘蛛の眼球は脚同様にその数を変え続けていた。
蜘蛛の目はすべてツクシを見つめている。
見るものを狂気に
「――クソッ!」
ツクシが吼えた。
「何が起こった!」
ツクシが叫んでも答えは返ってこない。
この異な空間にいるのは、ツクシと奇形の大蜘蛛が一匹だけだ。
「俺のひときり包丁は――」
ツクシの右手に柄を握っている感覚はあった。
だが魔刀の姿形は消えていた。
感覚と重量のみがツクシの右手に残っている。
「俺はグェンを殺した奴を探していた筈だ。そいつの名は確かフランク――」
右手に残った魔刀の重量が、ツクシの失われつつあった目的を呼び戻した。
「――だが、フランクだと? それは誰のことだ?」
ツクシは眉根を寄せた。
「――そもそも、グェンってのは誰だった?」
ツクシが視線を落とすと黒いアーミー・ブーツに黒い糸がまとわりついていた。
しかし、ツクシがそれを気にしている様子はない。
蜘蛛の頭胸部から脚が二本シャワシャワと伸びてくる。
「違うぞ、今、俺が考えることはそれじゃねェ!」
巨大な蜘蛛の爪がツクシの顔の前で停止した。
「この蜘蛛だ!」
ツクシが目に殺気を込めた。
これに怯えたのだろうか。
大蜘蛛はツクシへ伸ばした脚をシャワシャワと引っ込めた。
「蜘蛛だ、こいつを――」
ツクシの相貌が死神のそれに変貌しようとした。
「――ああ、いや、今、俺は何をしようとしていた?」
だが、ツクシの視線はまた下へ落ちた。
奇形の大蜘蛛は隙あらば、ツクシへその巨大な前脚にある爪をかけようと様子を窺っていた。しかし、何故かあと一歩のところで蜘蛛の攻撃はツクシへ届かない。異な空間に引きずり込まれて、蜘蛛の巣に囚われたツクシの手から魔刀は消え去った。だが、ツクシはまだ死神の翼でその身を包んでいる。ツクシが羽織るインバネ・スコート・飛竜が放つ神獣の
しかし、それは完全な防護とはいえないものだ。
実際――。
――実際、月明かりの下、ツクシは魔刀を手からぶら下げたまま身動きを止めていた。
その数歩前で、フランクが右の手をかざして佇んでいる。しかし、呼気荒げたフランクからは先ほどまであった余裕がもう消えていた。ツクシはフランクの右手から下がる黒い石を凝視していた。フランクが右手首につけた
骨馬レィディは、その光景を眼球のない眼窩、その奥で輝く炎の瞳で見つめた。その口振りが上品なだけではない。骨馬レィディは他人を深く愛することができる、上品で大きな性格だ。骨馬レィディはゴルゴダ酒場宿に関係するおおむねは善良なひとびとを、とても気に入っている。だから、そこにいたグェンを抹殺したもの――フランクを絶対に許せない。しかし、ツクシを助けたくても、骨馬レィディはひとへ危害を加えることを、主人から許可されていない。魔導式具を使うフランクを妨害することすらできないのだ。
骨馬レィディに今できるのはこれだけだった。
ツクシの危機を見てとった骨馬レィディは後ろ立ちになっていなないた。
冥界から届く警報が倉庫街に響き渡る。
§
倉庫街の路地を、あっちへこっち駆け回っていた葦毛の馬の脚が止まった。葦毛の馬は耳をピンと立てて、冥界の警報が出た先を見つめている。
「――これは、レィディの鳴き声かァ!」
唸った馬上の男が、カカトで馬の腹を小突く前に、葦毛の馬は再び駆けだした。
武装ロング・コートの裾が夜風に白くたなびいている。
§
魔導の力で思考を妨害されて苛立ったツクシは考えることをやめてしまった。すると、奇形の大蜘蛛の前に精神の贅肉を斬り捨て、総身これ殺意のみとなった死神が出現する。不確定の数で揺らぎ続ける丸い目で死神の立ち姿を捉えた奇形の大蜘蛛――フランクは、またも人生における何らかの分枝を間違えてしまった事に気づいて焦りだした。
フランクの前世の記憶がもやもやと蘇ってくる。
それは、暗い、狭い、監獄のような自分の部屋で過去の失敗を呪い続ける日々の記憶だった。このフランクにはカントレイア世界に生まれる前の――前世の記憶がある。どうして一旦閉じた筈の人生が、タラリオン王国の貴族ダッシュウッド侯爵の次男坊として再開されたのか、フランクは思い出せない。ただ、いつまでも胸中に溜まって呼吸や思考を悩まし続ける前世の辛い記憶だけは、はっきり覚えていた。
細かい埃が宙に漂う暗くて狭い小さな自分の部屋である。
そこで、自分の人生を来る日も来る日も独りぼっちで呪い続ける――それが、フランクの前世の記憶だ。その記憶のなかのフランクは変化のない毎日を過ごしているうちに、何ら内容もないままぶよぶよ肥え太った。精神も肉体もふやけて大きくなってしまったフランクは、そのうち自分の部屋から一歩も出られなくなった。自分で作った監獄に囚われてしばらく経ったある日の朝、汚れたベッドの上でフランクの肉体と精神は肥大しきった自重と自我に押し潰された。
どうしてそうなってしまったのか本当にわからない。
ただ、カントレイア世界に転生したフランクがはっきりと覚えているのは、それまでの人生にあったいくつかの選択をすべて間違えたことだ。
それを呪いながら自分が惨めに死んだことだけだ――。
フランクはここまで、前世のおぼろげな暗い記憶に縛られたまま生きてきた。だが前世の記憶――その呪われた記憶を使うことで、タラリオン王国という名の劇場において、フランクが主役の座へ配役されたわけではない。フランクは王都に住む有力な貴族の息子だったが立場は家督を継げない次男坊だった。
スタートの時点で躓いている。
フランクは柔い金髪に碧眼の、白い肌の整った容姿だったが、運動が不得手な虚弱体質だった。肺臓に生来の欠陥があった。フランクは、他人を常に自分より下に見ないと安心できない卑屈な暗い性格だった。
前世で作った土壌の上に積み上げられた性格は修正不能。
フランクは王国軍西方学会に入学したが、学業の成績は中途半端に良いていどだった。
生まれ変わっても望んだ一番には決してなれない。
その上で、である。
フランクには世渡り上手でズル賢い、如何にも貴族然とした兄がいた。ダッシュウッドのお屋敷に勤めていた家政婦カレラ・エウタナシオの、まだ幼なさが残る肉体を毎日しつこく無理矢理もてあそんでいた男が、フランクの兄のテオドール・ド・ダッシュウッドである。フランクの両親は優秀な兄(表面上は)と弟を常に比較して、フランクのほうを毎日のように腐した。そんな環境にあったフランクの精神は元から悪いものが益々捻れていって最終的には周囲から孤立した。金持ち貴族の息子で小遣いにだけは不自由しなかったフランクは、下街の酒場に入り浸って酒と女と薬の味を若くして覚えた。そこに出入りしていた下街の小悪党エンリコ・ベルナンデスが、ヤサグレ貴族のフランクに目をつける。
友人としてではない。
財布代わりとしてだ。
悪い仲間と行動を共にするようになったフランクは、餓鬼集団・マディア・ファナクティクスがアジトにしていた廃倉庫で吸血鬼のニバスと出会う――。
「――どうしてだ!」
焦りを見せる大蜘蛛の前で、うつむいたツクシは墓石のように沈黙していた。
「は、早くその武器を――カタナを引っ込めろよ、おっさん。ぐふっ!」
ツクシの右手にある筈の武器を歪な闇が覆い隠していた。
闇を作っているのは大蜘蛛である。
それは闇に溶けて雲散霧消する筈だった。
しかし、それはどうやっても完全に消えない――。
「カハッ、カハッ、カッ! あ、脚がどうしても届かない! 何だよ、どうしてなんだよ!」
乾いた咳の音と一緒に伸びる大蜘蛛の前脚は、ツクシへ届く一歩前でどうやっても止まってしまう。フランクの間違った選択肢――奇形の大蜘蛛の眼前に立ったツクシが、うつむいていた顔をゆっくりと上げた。
その足元で黄金の煌きが広がっている。
「――ど、導式だって?」
奇形の大蜘蛛フランクが呻いた。導式の煌きがツクシを捕縛していた黒い糸を解いている。その黄金の下地に虹のきらめきが上書きされた。
それは絵画。
大宇宙の真理を描く絵画であった。
ツクシの右手に魔刀ひときり包丁が戻っている。
虹に包まれて死神の翼を広げたツクシは、その口角を邪悪に歪めて見せた。
ツクシを中心に展開された導式陣・退魔の領域の口述鍵を詠唱する太いダミ声が、倉庫街の路地を朗々と流れている。
フランクの病んだ瞳のなかにいたツクシが消失して、
「おう、帰って来たぜ」
と、蜘蛛の世界からの帰還を刃で告げた。
「そんな――」
フランクが呟いた。
右袈裟に一閃。
フランクの左肩から入って、心臓を斜めに両断し、脇腹へと抜けたツクシの斬撃は紛れも無い致命傷だ。
胸元で血の噴水を作りつつ、フランクが仰向けに倒れた。
「もう一度、もう一度だけ、俺にやり直す
闇へ埋没してゆく世界のなかだ。
フランクが絶叫した。
今わの際になって思い出したのである。
死ぬ間際に力の限り欲望を絶叫すること。
これが人生を再開する方法だった。
フランクの胸のなかには小さな石がある。豆粒ほどの石ころである。小さいがそれはすべての望みを適える石だった。フランクは、その小さな石へ呼びかけた。しかし、生まれる前からフランクの心臓近くに埋め込まれていた筈の小さな石は、フランクの希望に応えない。
二度は無理なのか――。
フランクは絶望した。だがすぐに「もう、どうでもいいや――」とフランクは思った。フランクは憎悪と劣等感で身を焼きながら生きることに疲れ果てていた。
もういいよ。
こんなことを繰り返すのは、もうたくさんだ。
もうウンザリだ、こんなくだらん人生の繰り返しは――。
フランクの魂は冥府へ散った。
その魂が因果の鎖に囚われることは二度とない。
フランクの絶命を見届けたツクシが魔刀で虚空を薙ぎ払う。
ひと振りで罪の穢れを落とした刃へ水面のようなきらめきが戻った。
ツクシが持つその魔刀は、この『因果の円環』を断ち斬るため、遥か昔、気が遠くなるような太古の昔、ある刀匠の妄執が鍛え上げた聖邪を併せ持つ――。
「――あのチチンプイプイの光は、ゴロウだったのか」
魔刀の白刃を黒い鞘へ帰したツクシが、背後からのっしのっしと歩み寄ってきた大きなひと影へいった。
「ツクシは随分とまァ、派手にやってくれたみたいだなァ――」
ゴロウが重いダミ声で応えた。
歩く足元がすべて血に濡れている。
「へえ、ゴロウ。お前は馬を持ってたのか?」
ツクシが目を開いた。
鉄の錫杖を片手にゴロウは葦毛の馬を引きつれていた。
「あァ、これはマリー嬢ちゃんの馬だ。借りてきた。助かったぜ、ディアナ」
ゴロウがその首筋をバスバスと叩くと、葦毛の馬がぶるっと鼻を鳴らした。
この葦毛の馬はディアナという名前らしい。
「ゴロウ、こいつがグェンの仇だ。名前はフランク・ド・ダッシュウッド。この王国の貴族だったらしいな――」
ツクシがフランクの死体を見やった。
目を見開いたままフランクはぽかんと死体になっている。
何となくだ。
その死に顔が安らかなものに見えて、ツクシは舌打ちをした。
「――貴族? あァ、こいつが、ジャダのいっていた面倒な奴なんだな。しかし、何でツクシはこいつが貴族だってことを知っていたんだ?」
背を丸めてゴロウが訊いた。
「いや、俺も知らなかったぜ。今、見てきたんだ」
ツクシが憮然といった。
「今、見てきたァ? あァ、そうかァ。おめェの意識がこいつの所為で、この貴族の記憶に干渉したのか――しっかし、こりゃあ、また、えっげつねえ魔導式具だなァ。ツクシ、これは俺が一旦、預かっておくぜ。それでいいか?」
ゴロウはディアナの手綱をツクシに預けると、フランクが右手首にあったブレスレットを回収した。改めて見ると、そのブレスレットは蜘蛛の巣を模した鎖に、小さな蜘蛛の彫像がいくつもついた繊細な細工のものだった。そのブレスレットから蜘蛛の糸でぶら下がった黒い石は、ツクシの目で見ても不吉な輝きを発している。
ざっくばらんに、呪われたアイテムってやつなんだろうな――。
そんな判断をしたツクシが頷いた直後、
「ああ、そうしてくれ。ゴロウはそれの専門家だしな――ん? ゴロウ、何をするつもりだ?」
蜘蛛のブレスレットを懐へ突っ込んだゴロウが、同じ懐から茶色い小瓶を取り出して、そのなかに入った液体をフランクの死に顔へ振りかけている。
煙が上がった。
ツクシの鼻先がヒクヒクと動いた。
肉が焼けて焦げる臭いである。
ゴロウが胸元から取り出した小瓶に入っていたのは強い酸性の液体のようだった。
「――こうするんだよォ!」
ゴロウが立ち上がって鉄の錫杖の日輪が燃える装飾が付いた先端を、死体の顔へ何度も振り下ろした。骨と肉の砕ける音がする。死体損壊を働くゴロウの顔は怒れる鬼神のそれだった。
ゴロウもまた今回の一件で心の底から怒り狂っていたのである。
ツクシが路面へ広がったフランクの血と脳漿を見て、
「随分とまあ、汚ねェスイカ割りだよな」
「こうして顔を潰しておけば、すぐにフランクの身元が割れることはねえだろ。だが、これは気休めだぜ。貴族殺しは一族郎党吊るし首で確定だ。ツクシ、おめェは今日から立派なお尋ねものだぞ。覚悟しておけ」
ゴロウが鉄の錫杖の先についた赤い肉片を見やって髭面を曲げた。
「へえ、一族郎党か。ゴロウ、俺には嫁も子供もいねェ。両親だって片付いてる。その点は安心だろ」
ツクシは口角を歪めて見せた。
「はァ、それは威張れる話じゃあねえだろォ。まァ、いいや。警備兵に見つからないうちにさっさと――っと! 待て、ちょっと、そこで待ってろ、ツクシ!」
踵を返しかけたゴロウが、マディア・ファナクティクスのアジトへ駆け込んでいった。
「何だ、あいつ、あんなに慌てて――」
ツクシはディアナの手綱を持ったままボヤいた。
骨馬レィディがツクシの知らない間に近くへ寄り添っている。
ゴロウの姿が消えると、死者の沈黙で満ちた倉庫の周辺は耳が痛くなるほど静かだった。
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