地球規模で考えろ
京都に、『地球規模で考えろ』という名前のラーメン店がある。
冗談みたいだが、本気も本気。ひらけ!ホンキッキ。
お店の方は、マジで地球規模で考えることを実践しているようだ。
そのことが分かりやすいのが、提供しているラーメン。ここでは画像を見せすることはできないが、店名でネット検索していただけたらすぐ調べがつきます。Youtubeでも関連の動画があがっているらしいので、検索してみてもいいでしょう。
なんというか……食べきれるか迷う盛り付けである。
私たちが日常苦しいのは、地球規模で物事を考えていないからである。
エゴ視点。自分個人というものの都合でしか見れないからである。損か得か、でしか物事を考えれてないからである。
これから述べるのは実際に今苦しい、辛いという状況の方向きの言葉ではないが、どんなにすごい事情がおありでも、どんなにあなたが誰よりも苦しさを味わっておられても……
●矮小なエゴという視点にこだわっている、あなたがショボいだけ。
視点さえシフトすれば、程度の問題などそこにはなく、どんなことでもたちまちに苦しさは消えていく。
もちろん、時間制の制約の中に生きているし感情という名の手かせ足かせが付いているのが人間キャラなので、魔法のように一瞬でというわけにはいかない。
でも、ものすごいスピードであなたは目覚めていく。ひとたび、視点を変えることを有効に使う術を覚えたなら。それに味を占めたなら。
遅刻。人間関係。経済状態。事故・病気。
小さなところでは、些細な誤解や口喧嘩。思い通りにいかない不満。
皆、何ほどの事でもない。
でも、この世界はゲームだから、その何ほどでもないことを「何ほどもある」ことだと拡大して見えてしまう試練に、皆さんは見舞われるのである。
で、ゲームである以上、うまくやってスコアをたたき出す者が出てくる。で、他プレイヤーから「スゲー」と称賛される。
「高橋名人」(いつの時代や……)みたいな者が、スピリチュアル界での有名人になって売れる。その人物の本が売れ、講演会には人が詰めかける。
同じ理屈で、ゲームである以上下手な者がいる。この場合の下手というのは、実は環境は関係ない。貧乏に生まれたから、こんなハンデを持って生まれたから、とかそんなことはあまり関係がなく、大いに関係するのは「情報処理の仕方」である。
なぜ自分は、とか自分を受容できない方向に行く人は、傾向としてゲーム下手である。手持ちのカード(たとえば置かれた環境・親の経済状態など)せいにするのは、気持ちは分かるがそれでも厳しいことを言うと、いい考えとは言えない。
だいたいのことは、地球規模で考えたらアホらしくなってくる。
あなたが5分遅刻したとして、地球が困るか? 危機に瀕するか?
目の前の友人が不機嫌になったからといって、天地がひっくり返る大事か?
例えば私は、宇宙規模で考えている。究極行けば、自分が死んだって構わないのだ。惑星のひとつくらい、破壊されても構わない。
その前提で生きているから、毎日楽しい。不安がない。不安がないというよりは、ある状態がどうでもいい、というどこまでもオッケーな心境。
悪い言葉で言えば「開き直り」だが、開き直りだろうが何だろうが、これができる者は強い。
ちょっとだけ配慮して補足すると、筆者は何も悪いことが起これと思っているわけではない。進んで死にたいとも思ってないし、地球が滅びてもいいと思っているわけではない。ただ——
●結果としてそれが起こったなら、その瞬間から最善であるという態度に変わる
それだけのことである。
まぁ、地球に何かあったらそう思う前にキャラとしての私は消えてるだろうが。
まだ起こっていないうちは、無限の可能性がそこにはあるので、起こってもいないことを何が最善と決めつけてしまうことはよくない。しかし、現実に起こってしまい一秒でも過去になってしまったら、それは起こることが起きるべくして起こったのであり、もはや最善。
●この世の苦しみのほとんどは、たとえそれがどんなに現実として大変でも、視点の変化だけで消えていく。
消えないと言うならその原因のほとんどが、小さな小さな視点にこだわり続けていることが原因である。それに気づけた者から、この世ゲームがうまくなっていく。
ちっちゃな子どもが、プールデビューをする時がくる。
顔を水の中につけて、目を開けるという難関がある。最初は怖い。そんなこと、できないとさえ思う。死んじゃうんじゃないか? なんてね。
でも、思い切ってやってみていざできてみたら、それほど悪くない世界だ。逆に楽しくさえなってしまう。
そんな、視点シフトゲームを私たちはやっている。自分が神である視点、宇宙が壮大な演劇であるという視点。それに気付くゲームをしている。
あなたも、地球規模で、いや宇宙規模で物事を考えてみませんか?
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