だから王侯を殺すんだ

実在した暗殺者の心情を物語りにしています。
そんな男の紹介文を読んだとしても何も印象に残らないが、暗殺者目線の回顧録にしてくれた本作は読み手に衝撃を与えることでしょう。

貧富の差が憎い。
だから贅沢している王侯を殺すんだ。
俺は英雄だ。

一見すると狂気に満ちた人のように思うかもしれないが、誰しも陥る可能性のある人間の負の部分かもしれない。
これを読んで、あなたは貧富の差をどう考えますか?