こんにちは。
言われてみれば、なんの気なしに「中世」と言って、全然中世じゃないことがありますね。。15世紀半ばということは、だいたいルネサンスと重なるイメージでしょうか。政治史で言うと、東ローマ帝国滅亡ぐらい。
現代日本人に馴染みあるヨーロッパの文化風俗景物ってだいたいその後のことのような気がしますね。とすると、「ヨーロッパ中世」のことを私たちはあんまり知らないってことなんでしょうけど、、やっぱり「中世」の響きの良さは捨て難いですねえ(^^;)
作者からの返信
久里さん、あけましておめでとうございます(^^)
そうですよね。日本から見てだいたい18~19世紀くらいの風俗が「昔のヨーロッパ」のイメージとして漠然と存在してて、それを中世と言っている気がします。
とはいっても、海外のコンテンツでも明らかに近世に被ってるのに中世の名前が冠せられたりしているので、中世の響きの良さって日本語圏に限った話ではないのかもしれません。
確かに思ってはいました。ごた混ぜなのに、何でワザワザ「中世」括り?
美術史や音楽史であれば、様式で時代を区分してルネサンス期とかバロック期と呼ぶのも理解できますが、世界史なら別に古代・中世・近世・近代・現代とか区切る必要性を感じられないですねぇ。
何でなんでしょう。
作者からの返信
仰るようにルネサンスは芸術関係の区分で、拡大して通史にも適用するのは変だなと思ってました。と言いつつ使ってますけどw
古代・中世~のような今の区切り方がいつからあるのか知らないのですが、昔の人にとっては自分が生きている時代こそが「現代」だったんですよ。そう考えると時代区分は無意味に思えてしまいます。
中世の言葉、確かに“雰囲気”で使っている気がします。特に中世の街並みとか、私も言ってしまうのですが、本当の年代は知らず……昔かな?ぐらいです(笑)。
近世と言うより中世と言った方がオシャレな響きも感じて。本当にいい加減な私(笑)。だから、圭似様の西洋中世のお話は、とっても勉強になるのです。(寄り道ばかりしていて、ゆっくりペースで読ませて頂いておりますが♬)
作者からの返信
中世はだいたい5世紀頃から15世紀じゃないでしょうか。ファンタジーでは近代に近い世界観を「中世風」としてますよね。
ライトなファンタジーだと厳密な中世の世界観は共感を得にくそうですし、混ざっててよいのだと思います。
『西洋中世~』は中世(と近世)っぽさを演出する時のヒントになればと思って書いています☆ いつもありがとうございます。
現代に近づくにつれ、歴史という学問が『ノンフィクション』である事を思い知らされますからね。しかも血みどろ。近代史を中世・近世と呼ぶことでフィクション性を濃くし、自尊心や敵愾心を薄め、偏見やタブーも上手に伝えようとした。その結果、歴史そのものが歪に伝わり、多くの学び手が歴史を学ぶ事の本質を教わる機会を失った。というのが私の見解です。
歴史やそこで起きた成功・失敗はありのまま学びたいですね。
作者からの返信
確かに、フィクションじゃないからノンフィクションと言えますね……!´ω`
私は歴史をちゃんと学んだことがないので、学ぶ本質って何だろうと思ってしまいます。
フィクション性が濃いと伝わりやすいというのは分かる気がしますね。教科書より歴史小説を読んだほうが人名とかを覚えやすいし♫
これから先のことを考えると「近世」「近代」という括りも変なことになりそうな気がしてきます。そもそもなんですが、中世とか近世とかの区分けや定義って、どういう必要性があったのでしょうかね。今の歴史教育のイメージから考えると「要らないなぁ」と思うのは愛宕だけかしら。学術的に必要ならば、ニッチな範囲で使ってもらうだけでも良かったんじゃないかなぁって思ったりもします。
・職人時代のジャンニ。
・刑事時代のジャンニ。
っていう棲み分けでも愛宕はオッケーなんですがね☆
作者からの返信
私もいらないと昔思ってました。そもそも何年から何年までが中世、とか明確な定義があるわけでもないですし。現代から過去を見るから区分が存在するわけであって、中世の人は現代人のつもりで今を生きていたわけですよ。どんな時代区分もナンセンスです。
・ヒモ時代のジャンニ
・尿道カテーテル時代のジャンニ
という棲み分けはどうでしょうか♫
わかります。いつまでが古代でいつからが中世で、いつからが近世で、いつからが近代か明確に答えよ、って言われたら、すごく悩んでしまいます……(><)
国や地域によっても違いがあるでしょうし。
でも、近世ってそこまで知られていないんですか!?Σ( ゚Д゚)
ちょっとびっくりしました……。
ちなみに私は近世と近代の違いがよくわかっておりません……(*ノωノ)
作者からの返信
わかっていただけますか(///ω//)♡
古代は5世紀頃まで、近世は16~17(18?)世紀、その後が近代だった気がします。期間が短いのも近世の存在感が薄い理由ですかね。
中学か高校の歴史の教科書には「近世」の語が1回も登場しないものがある、と述べられていた記憶があるんですが、ちょっとうろ覚えです。で、中世がずっと続いて行くような誤解を与えると。
私は近代と現代が分かりませんw early modernなのかmodernなのかはっきりしろよっと思います。
橋本圭以様
確かに『中世』は雰囲気で使っていました(;´・ω・) どの年代とはっきりわかっていないですね。そして『近世』という言葉、使ったことが無いかもしれません……
後、一番の問題は(今はどうかわかりませんが)学校で歴史の勉強をする時、割と近代、現代になると駆け足になってしまって、しっかり学べていなかったりします。
時間割配分の問題だと思うのですが(;'∀')
なので、古代、中世、今に近い時代という、単純な発想になっているような気がします(あくまで私の頭の中ですが(笑)
作者からの返信
昔思ったのですが、歴史が長くなればなるほど学校で教える項目が増えますよね。特に現代史などが、私が高校生だったときより今の高校生は覚えることが多いんじゃないのかな(湾岸戦争とか色々)。そのぶん内容が薄くなってそう。時間配分は難しいんでしょうんね。
逆に昔の人は覚えることが少なそうで羨ましい、とか高校の頃に思ってました。浅はかですねw