文章に透明感があって、ただただ美しいと思いました。凄いなぁ、こういうのってセンスですよね。「うつくしいひと」も読ませてもらいましたが、文体が本当に美しいと思います。是非これからも、美しい文章を紡いで行って下さいね。面白かったです。
編集済
自主企画に参加させていただいている鴉という者です。
時間旅行症候群…認知症の中の一つなのでしょうか?もちろん架空なのでしょうが、読んでいて認知症を発症して亡くなった祖父や、7年ぐらい前に97歳で腸捻転で亡くなった祖母を思い出しました。
私は数年前に職業訓練校に通い、ヘルパー二級の資格を持ってますが、どうしても高齢者の世話をすることができず、これは失業保険を生活費としてもらう為に通ったんだと無理に自分に言い聞かせてますが、それでもなんか、ドライに割り切ろうとしている自分自身に納得がいかないような気がしております。
この作品を読み、高齢者の世話をする仕事に興味が再度湧いて来ました。
おばあ様との思い出でしょうか。
技法としては髣髴としていて、詩みたいな文書でしたが、
何となく切ない感じもして、素敵だと思いました。
生き辛さを抱えた主人公に、おばあちゃんの暖かい言葉と眼差しが優しくて、おばあちゃん好き…!ってなりました。
人物の描写が素晴らしいと思いました。