第9話、エピローグ

セーラー服の黒縁メガネをかけた少女

寂しそうに本を読んでるね

いつも、この時間ひとりで過ごしてるね

あの子の隣に綾子がいるね

綾子、幸せそうな顔してるね

あの子を見守っているんだね

もう悲しまないでと聴こえてくるよ

今度は綾子があの子の守護霊の一員になったんだね


私は地球

人間は私のことを神様と呼ぶ

その横には幼女の姿をした小豆あらいも座っていた


終了

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

記憶の欠片 瑞希 涼 @ryoutinn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ