第120話_お菓子を抱えて二人の部屋へ

 玄関扉を開いたアシュリーは、微かに目を見張ってから、くすくすと楽しそうに笑い出す。

「大荷物ね、手を出しても崩れないかしら?」

「アハハ、持てるから大丈夫だよ。どれが好きかなぁって考えたら、分かんなくなってきてさー」

 そう話すレベッカの腕には三つほどの紙袋が抱えられており、いずれからも甘い香りが漂う。手土産を迷った結果、沢山買ってきてしまったのだと言う。以前は無難に一つを持ってきていたレベッカだが、イルムガルドは甘いものが好きなのだと知って、逆に張り切ってしまったようだ。

 最近のイルムガルドは、甘いものに限ってはアシュリーの手作り以外にも少し興味を示すようになっていた。カミラに誘われて食堂に入った際、ドーナツを食べたのがいい例だ。吸収率として顕著な形では出ていないようだけれど、何にせよ、イルムガルドが自ら手を伸ばしてくれるのは、周りの者からすれば喜ばしいことだった。

「ええと、イルは?」

「奥に居るわ。呼んでくるから、座って待っていて」

 ダイニングテーブルに促されたレベッカは、手土産を落とさないよう慎重にテーブルに並べてから、椅子に腰掛ける。

 奥の部屋からは何か柔らかな会話の気配が漏れてきている。話している内容は少しも聞き取れないのに、それがとても穏やかで優しい音をしていて、微笑ましい。そして少し、レベッカにはくすぐったい。妙な居心地の悪さにそわそわし始めて三十秒ほどで、イルムガルドがアシュリーと共に部屋から出てきた。

「お邪魔してまーす」

 レベッカの言葉に、イルムガルドは無言で小さく頷いて、その正面へ着席した。アシュリーはそのままキッチンの方へ向かう。紅茶の準備をするのだろう。その間にと、レベッカはイルムガルドにお菓子の説明を始めた。

「イルがどんなの好きか分かんなくてさ、こっちがレモンタルト、それからこれは、チョコレートのムースと~」

 彼女の言葉をきちんと聞いているのか分からないが、イルムガルドは開かれた箱の中身をまじまじと見つめている。少なくともお菓子には興味があるらしい。

「それで、今日はどうしたの? モカと喧嘩でもしちゃった?」

「え、し、してないよ。何で?」

 紅茶を淹れ終えてイルムガルドの隣に座ると同時に、アシュリーが問い掛ける。レベッカは忙しなく目を瞬いた。否定が意外だったのか、アシュリーは不思議そうに首を傾けている。

「だって、モカを連れて来なかったのには理由があるのでしょう? 昨日の今日だから、結局あの後、何かあったのかしらと思って」

 やや申し訳なさそうに眉を下げてアシュリーはそう問い掛けた。自分の言動のせいで喧嘩に発展してしまったのだとしたら、流石にきちんと謝り、仲直りの為に協力しなければならない。そう考えている様子だ。

「いや、うーんと……」

 昨日のことを思い出してしまったレベッカは少しだけ頬を染めながら、難しい顔で俯く。イルムガルドは興味が無いのか、涼しい顔で一瞥すらせずに紅茶を傾けていた。レベッカはそんなイルムガルドをちらりと窺った後で、重々しく口を開く。

「喧嘩はしてないんだけど、まあ……ちょっと相談、って言うかさ」

 その言葉に、アシュリーは並べられた手土産に一瞬だけ視線を落とした。イルムガルド可愛さに多くの手土産を持参したのも嘘ではないだろうけれど、相談をしたいというお願いの気持ちも込められているに違いない。そんな彼女が愛らしくて、思わず口元を緩めた。

「どうぞ、私達で良ければ」

 敢えて『達』と示すには当然、意味がある。イルムガルドは反応を示さなかったものの、ちゃんと聞こえていることをアシュリーは確信していた。しかしそのような言葉選びにレベッカが気付く様子は無く、険しい表情を浮かべ「進展しなくて」と、か細い声で呟いた。

「具体的にどういうことなのかしら……って、聞いても大丈夫?」

「う、え、と……」

 普段からこのような話になるとすぐに赤くなってしまうレベッカをアシュリーが気遣うが、レベッカも、此処で自分が黙ってしまうと話にならないことは理解していた。意を決した様子で口を開く。ただ、視線はずっと手元に落ちている。

「その、こ、恋人として触れようとすると、逃げられるっていうか、……それでも最近ようやく、キス、は、してくれるようになったんだけど」

 話せば話すほど赤く染まっていくレベッカを、アシュリーがちょっと楽しそうに見つめている。イルムガルドはそんな彼女の横顔へと少し呆れたような視線を向けた。アシュリーはお世辞抜きに本当に心優しい人なのだけど、可愛いと感じてしまうと少し悪戯心が湧くらしい。幸い、今回は静かに心の内へと仕舞い込んでいた。

 アシュリーから楽しむ気配が消えていくのを見守ってから、イルムガルドがレベッカを見つめる。恥ずかしさのせいで全く視線を上げない彼女は、イルムガルドからの視線に気付く様子は無かった。

「アランが居るからそうやって焦るの?」

 前置きも無く唐突に投げられたイルムガルドの指摘に、レベッカはぐっと息を詰まらせる。

 何も知らないアシュリーが「あなたが大好きなアラン君?」と聞くと、イルムガルドはそれには何も答えず、小さく苦笑してから「モカが前付き合ってたんだって」と補足した。

「前よりはマシだけど、全く無いわけじゃない、かな」

 答えるレベッカは視線だけではなく頭も下げて、すっかり項垂れてしまっているが、そうさせた張本人は「ふうん」と気の無い返事だけをして口を閉ざす。それで終わりなのだろうか。

 アシュリーは少し笑ってから、レベッカの手土産の一つであるクッキーをイルムガルドの口に勝手に放り込んだ。彼女の意図を理解したイルムガルドが、また軽く苦笑して、咀嚼したクッキーを飲み込んだら再びレベッカに視線を向ける。『手土産を貰っているのだからもうちょっと助けてあげて』とアシュリーは伝えていて、イルムガルドもそれに応じるらしい。

「でもアランとは、うーん、何も無いでしょ」

「……なんで分かるの?」

 微かにレベッカが顔を上げる。アラン本人から聞いた『触れていない』という言葉やその内容を、イルムガルドは当然知らない。聞き耳を立てていたということもあり得ない。あの時、イルムガルドはまだ消耗した状態で医療班に囲まれていたのだから。それでも会話内容を知っているかのような口振りに、レベッカは『誰から聞いたのか』と思った。しかし次のイルムガルドの言葉はその予想を否定した。

「なんとなく、そういう感じしない。アランが、えーと何て言うんだっけ、ドウ、テイ」

「イル、その言葉は使っちゃだめ」

「あー、ダメなの?」

「だめよ」

 納得しているようではないが、アシュリーが強く言ったので、イルムガルドは首を傾けながらも「はぁい」と了承する。

「とにかく、アランは女性に優しいから、大事にして、あんまり簡単には触らない、と思う」

「はー……イルって本当に鋭いんだなぁ」

 レベッカのこの反応から、イルムガルドの指摘――アランとモカの間にそのような行為が無かったという点――についてはおそらく事実であり、レベッカもそれを知っているのだと言うことが、イルムガルドとアシュリーに伝わった。

 そしてこの時、アシュリーは自分が主体で話さないようにと努めていた。以前のように『ご褒美』で釣らなくともイルムガルドが自ら話をしていた為だ。クッキーを放り込みはしたが、それを別にしても、やけに饒舌であるように感じていた。今日はそういう気分なのか、お菓子が気に入ったお礼なのか、他の理由なのかは分からない。何にせよ、やはり二人に関してはアシュリーよりもイルムガルドの方が良く分かっているだろうと思い、流れを彼女に任せようとしていた。

 そんなアシュリーの意図が伝わっているのだろうか。イルムガルドは少し沈黙したものの、いつものようにそのまま黙ってしまおうとはしない。

「『前の人』が居る相手のことを、聞こうとしてた?」

「え?」

 唐突なイルムガルドからの問いにレベッカは首を傾ける。話が繋がっていないように思ったせいだ。イルムガルドの中では一連の話なのだろうけれど、彼女の言葉はいつも大幅に削られる。伝わらなかったので、仕方なくという様子で、ほんの少し付け足した。

「女同士のやり方とかって、誤魔化した時の話」

「あ、あぁー……」

 以前、治療室フロアの休憩所で、イルムガルドにカフェオレを噴き出させてしまった件だ。むしろイルムガルドは、レベッカが聞こうとしていた質問を予想していたからこそ、違う方向に行ってしまった質問をあんなにも驚いたのかもしれない。

「ああ。そういう。私は外した方が良いかしら?」

 やや遅れて気付いたアシュリーは顔を上げてレベッカに問う。察しが良すぎて、驚いたレベッカは回答する方に思考が回らなかった。

 前回、いつ邪魔が入るとも分からない休憩所で相談しようとしてしまったのは、つまりこの家に訪問する形を取れなかったのは、実のところアシュリーの存在が理由だったのだ。『他の人との経験がある』という憂いを伝えてしまえば、まるでアシュリーを悪く言ってしまうようだと思ったのだろう。

 ただし事実だけを見ればこの場合、レベッカの相談相手はどちらでも良いのだが、勿論レベッカは、イルムガルドにまで『前の人が居る』とは想像もしていない。

 そうしてレベッカが目を瞬いている間に、何故かイルムガルドの方が先に「居ていいよ」と言った。

 一応、窺うようにレベッカの方を見て首を傾けたアシュリーに、レベッカは何度か頷いて肯定した。イルムガルドがそう言うなら構わないと思ったらしい。二人の心情が、さて、どれほどイルムガルド本人に伝わっているのやら。首を傾け、言葉を選ぶ彼女の顔からは読み取れない。

「誰も居ない方がいいとは、わたしも思う。でも居るのは仕方ない。出来るなら、今すぐ死んでほしいけど」

「イル……」

 彼女が言うにしては過激すぎる言葉にアシュリーが思わず苦笑いをする。でもイルムガルドはそんなアシュリーの反応を気にしていない。アシュリーに対して冗句を言う際の笑みも無く、少なからず本心であるのだと感じ、余計にアシュリーを居た堪れなくさせた。

 結婚してそれなりに二人の時間を過ごして来たけれど、アシュリーは未だにイルムガルドがやきもちを抱くことを意外に感じる。六番街で逢瀬を重ねていた時は本当に、滲ませもしなかったのだ。彼女にそのような感情は無いのだろうと、一度思い込んでしまったのが、いつまで経っても消えないままアシュリーの中にあった。

「でも叶わないから、思っても仕方ない。そもそも言えた口じゃない。まあ、わたしが一番良ければ、それでいいよ」

 言い終えると、再びイルムガルドが紅茶を傾ける。これで彼女の意見は終わりなのだろう。隣に座るアシュリーが何故か少し難しい顔で溜息を零した。

「……ぎりぎりの言い回しをするわね。今すごくはらはらして聞いていたわ」

「ん? どういうこと?」

「レベッカは深く考えないでいいのよ」

「えっ」

 つい考えてしまいそうになるレベッカをアシュリーは何とか押し留め、つまるところ、相手の過去について考えるのは詮の無いことだと、その点だけを改めて強調した。

 レベッカの中にも、一番になりたかった気持ちは当然ある。早く取り返したいというような焦りもある。だけど、仕方が無いというイルムガルド達の言葉もやっぱり分かっていた。仕方が無いことは、仕方が無い。焦ることにもきっと意味は無い。これから先ずっと自分だけであってくれるなら、それでいい。自分を納得させるように、レベッカは何度か頷く。

「感情の部分はいつまでも残るかもしれないけれど、ゆっくり折り合いを付けるものだと思うわ」

 アシュリーの言葉の方が余程、当事者である実感が籠っているという違和感にレベッカが気付くことは無く、優しい言葉をただ受け止めていた。

 しかしそれでも、レベッカの憂いは完全には晴れない。最初じゃないという焦りを取り除いたとしても、依然として進展できないことへの『不安』が彼女には付き纏っていた。

「待つのはね、良いかなって思うよ。でも、本当に待ってたら良いのかが、段々、分からなくなってきて」

 本当はモカには進むつもりなど無いのではないかと、レベッカは此処のところ考えるようになっていた。モカは元々、そのような関係は望んでいなかったのかもしれないとまで、最近は感じている。

 それはレベッカには嬉しいと思えることでは到底無いけれど、本当にモカがそれを願うならば話し合い、落としどころを見付けてもいいと思うし、その努力がしたい気持ちがレベッカにはある。だからこそちゃんと彼女の気持ちが知りたいのに、モカは「待って」と言うばかりで「嫌」だとは決して言わない。レベッカの方からはっきりと「嫌なのか」を問い掛けても、その質問には必ず困った顔をされてしまう。

 正直、どうして留まっていたいのか、レベッカにはよく分からない。分からないから、重ねるごとに不安になっていくのだ。

 そんな話を聞いて、イルムガルドは片手でこめかみを押さえて首を傾け、難しい顔で目を閉じる。彼女にしてはちょっと珍しい仕草に、隣でアシュリーはこっそりと笑った。

「……レベッカが、難しく考えてる気が、する」

「そうねぇ、私も同じ印象ね」

「え、そ、そう?」

 二人の抱く印象が正解であるかどうかは、当然、此処に居る三人には分かりようはない。真実を知るのはモカ一人だけだ。けれど、話を聞き、レベッカとモカを傍で見ている限りでは、そこまで深刻な問題とは感じられなかった。

「多分、モカにはあんまり自覚が無い、だけだと思う」

「自覚?」

「性……うーん、アシュリー、柔らかい言い回しが分からない」

 先程アシュリーに表現を止められたことをきちんと覚えていたようで、イルムガルドは言葉を選んでアシュリーに助けを求める。彼女が言おうとしている内容を察したアシュリーは、少し笑って、代わりに言葉を選んでやった。

「ええと、そうね、レベッカがモカに対して思うような、触れたいって気持ちが、モカの中ではまだ明確じゃないのかもしれないわ」

「そう、それ。あるにはある、と思う」

 アシュリーの言葉はイルムガルドが言いたかった点をきちんと押さえているらしい。伝えられたことを満足そうに頷いていた。それはレベッカの目からも可愛かったのか、一瞬だけ緩んだ口元を手で隠す。アシュリーはそれも見付けていたが、知らぬ振りをした。

「友人関係が長かったことも、変わりにくい理由かもしれないわねぇ。……そういう話になると私達じゃ力になれないけれど」

 そう言って、アシュリーはちらりとイルムガルドへ目を向けた。

 二人は、最初から性的接触ありきで出会っている。また、イルムガルドを除いても、そのような経緯を挟んだ恋愛の経験がアシュリーは無かった為、何を語ることも出来なかった。イルムガルドも同じなのだろう、同意を示すように、のんびりと頷く。

「わたしは、好きだと思ったらもう欲しかったしなぁ」

 積極的にイルムガルドが意見を述べるのは珍しいことであるにしても、内容が明け透け過ぎて、聞いているアシュリーとレベッカの方が恥ずかしい。アシュリーは一旦俯いてから、気を取り直すように自ら口を開く。

「レベッカにとって、モカはずっと『何』だったの? 友達?」

 紐解きたいのはレベッカではなくモカの心情の方だけれど、片割れであるレベッカの変化を見つめ直せば、モカのことも少しは分かるのではないか。そのような考えでアシュリーは問い掛けてみたものの、眉を寄せて短く沈黙したレベッカが出した回答は、その思考を忘れさせた。

「友達みたいな、軽い感じじゃなかった、もっと特別な、……なんだろ、自分の一部みたいな」

「ワォ」

「一部」

「やめてその反応なんかやだ」

 レベッカを真似るように声を漏らしたイルムガルドと、言葉を復唱してしまったアシュリー。二人の端的な反応に、一瞬で自分の発言を後悔したレベッカは真っ赤な顔で深く俯いた。今回ばかりは揶揄うつもりの無かったアシュリーは、申し訳の無い気持ちで話を進める。

「ええと、何にせよ、本人と話すのが一番だとは思うわね。……でもモカは、レベッカが強くお願いしちゃうと、聞いてしまいそうでもあるけれど」

「うん……そうなんだよね」

 キスをしたり、一緒に寝たりということに関してはそれを利用して許してもらっている面もあるが、最後までをそれで押し通したいと考えるほど、レベッカも傲慢ではない。何より、自分が望むのと同じように彼女が望んでくれることが、レベッカの本当に欲しいものであるから、その形は本末転倒なのだろう。

「こういう話は良いのかな」

 イルムガルドは徐にそう呟くと、隣のアシュリーを窺う。だがその短い言葉の中からは流石のアシュリーも何を話そうとしたのかは分からなかった。首を傾けるが、イルムガルドは結局アシュリーに確認を取ることなく、レベッカの方を向いた。

「同性だから、上とか下とか、そういう好みもある」

「あー……」

 当然すぐ、アシュリーは何の話であるか分かった。しかし苦笑いを零し、イルムガルドの言葉に補足も訂正も、制止も、しなかった。レベッカはきょとんした顔で、首を傾ける。まだ伝わっていないようだ。

「上?」

「抱く側か、抱かれる側かって話」

「あ、あぁ、そういう、あー……?」

 ゆっくりと言葉の意味を取り込んだレベッカは、イルムガルドを見つめたままで驚愕の表情を浮かべた。

「モカは抱く側が良いってこと!?」

「可能性の話だよ」

 この言葉でレベッカがどちらのつもりで居たのかまで綺麗に白状してしまっているのだが、凡そ予想済みだった二人に大きな驚きは無い。いずれにせよ、レベッカはどうやら上下に対して何故か確信してしまっていて、逆の可能性を考えたことが無かった様子である。そんな自分の言動が二人にどう見えるか、どう伝わるかという考えを全く持たずにそのまま顔を覆って突っ伏したレベッカが、これ以上おかしな言葉を口走ってしまう前にと、やや慌てた様子でアシュリーは声を掛けた。

「その辺りは本当にお互いだけの話よ、レベッカ」

「うん……」

 だから此処までにしましょう。暗に意味したそれがどれだけ伝わったのか定かではないけれど、レベッカは項垂れながらも小さく頷いていた。

 そうして思いもよらぬ新しい課題を抱えてしまったレベッカは、すっきりしたとは言い難い顔で二人の家を後にするのだった。

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