第103話_星は訓練室で光を追う

 タワー内、人通りの多くなり始めた昼下がり。レベッカが廊下を全力で疾走していた。

「おー、おお、最近多いなぁ……」

 彼女の走った名残りである風の流れを受け、やや呆れた表情そう言って溜息を吐いた職員は、それでもレベッカを強く呼び止めようとはせずに背中を見送る。

「すみません……」

 遅れてその職員へ声を掛けたのは、レベッカの後を追いながらも走ることなく廊下を進んでいたモカだ。後ろには、同じように歩くフラヴィの姿もある。

「ああ、モカ。後で言っておいてくれよ」

「はい、きちんと注意しておきます」

 モカとフラヴィが揃って職員に頭を下げてから、再び急ぎ足で彼女の後を追う。今回向かっているのは治療室ではなく、訓練室である為、前回と違って移動までに間に合わないかもしれないと思いながらも、やはり、二人は規則を破ることが出来ない。彼女らも人通りの少ない朝方などであれば急ぐことを優先したかもしれないが、今は人通りが多い時間帯なのだ。万が一誰かと接触し、彼女ら自身が怪我をした場合、接触した相手に罪が掛かることを彼女らはよく理解している。レベッカと違って二人は、人とぶつからないよう咄嗟に避けたり、怪我をしないように受け身を取ったりできるほど身軽ではないのだから。

 そんな二人を置き去りに、ひと足もふた足も早く訓練室へと辿り着いたレベッカは、飛び込むように中へと入り込む。

「――イルは!?」

「レベッカ、来てくれてありがとう。……でも今は危ない、君も下がっていてくれ」

「だけど……」

 視線の先、訓練室の奥にある特殊な部屋の中に、人の姿は見られない。しかし地面を絶えず蹴り続ける音、そして時折ドンと壁を蹴るような大きな音が響く。イルムガルドが、中で走っているのだ。止める為に無理に侵入して接触でもしてしまえば、生身の人間は即死だろう。

 以前に倒れてしまっていることから、職員らは当然強くイルムガルドの訓練を止めようとし、医療班と相談してからにしようと説得を試みていたのだが、まるで聞かないままにイルムガルドは中に入り込んで、走り始めてしまった。職員は巻き添えを食わぬよう扉を閉ざし、それを見守りながら、スピーカーで呼び掛けること以外に何も出来なくなったのだ。そして困り果てた彼らは急遽、彼女のチームメイトと、総司令に対して状況を知らせるメッセージを送った。

「ウーシンは?」

「今日はこっちには来ていないから、もしかしたらトレーニングルームの方に居るかもしれない。だが、例え彼であっても、本気でイルムガルドが暴れてしまえば危険だよ。無理な協力は頼めない」

 彼の能力はあくまでも『怪力』であり、イルムガルドのような『強靭な肉体』とは全く種類が違う。自身の怪力に耐えられるだけの肉体は当然あるのだが、それがイルムガルドとぶつけた時に無事である保証が無いのだ。

「アタシも呼び掛けていい?」

「ああ、頼む」

 もうすっかり諦めて放置されているマイクを掴み、レベッカが中のイルムガルドに呼び掛ける。

「イル!」

 瞬間、ざざっと地面が擦れる音と共に、イルムガルドが姿を現した。レベッカの声に応じて足を止めたのだ。その姿は、普段、戦場を飛び回っている時よりも弱々しい。明らかに、肩で息をしているように見えた。職員らは目を見張った。イルムガルドが肩で息をするような状態を、彼らは一度も見ていない。明らかな疲労の色に、レベッカも焦った様子でマイクに語り掛ける。

「無茶したら駄目だよ、イル、まだ全快じゃないんだから。ほら、もう止めて出てきて、お願いだから」

 切実な願いに、イルムガルドは迷ったのだろうか。それとも、全く関係のない理由だったのだろうか。数秒間はその場でじっと動かずに居たが、結局はまた姿を消し、彼女が駆ける音だけが響く。以降は、レベッカが何度彼女の名前を呼ぼうとも足を止める様子は無かった。

「ねえ、これ、スピード上がってるんじゃない?」

 不意にレベッカがそう零したのを聞いて、職員らは慌ててモニターを確認する。内部の映像を表示しているモニターでは音速で走るイルムガルドの姿を確認出来ないが、それとは別に、内部の『音』を拾って数値化しているものがある。彼らが確認したのはそちらの方だ。走る音、そして壁を蹴る音が段々と大きくなって、感覚は短くなっていた。

「これって大丈――」

 不安げな顔でレベッカが職員らを振り返ると同時に、聞こえていた音が突如乱れ、イルムガルドが姿を現した。先程のように立ち止まったという状態とは全く違い、肩から地面に落ち、転がった姿だった。全員が息を呑む。

 だがイルムガルドはすぐに起き上がろうと上体を持ち上げる様子が見られた為、意識ははっきりとしているのだろうし、大きな怪我は無いようだ。ただ、そのまま力尽きるように、ぺたん、と地面に伏して動かなくなった。

「開けて!」

 扉に駆け寄ってレベッカがそう叫ぶが、職員らがそれに応えて開錠するより先に、訓練室に総司令デイヴィッドが飛び込んできた。いつも綺麗に撫で付けられている髪が乱れている。此処まで駆けてきたのだろう。それに続いてモカとフラヴィも背後から入り込んだ。偶然タイミングが同じだったようだけれど、複雑そうな表情を見せているのは、まるでレベッカのように規則を無視して廊下を疾走する司令の姿をその目で見てしまったせいかもしれない。

「司令、イルが」

「あ、ああ、報告は、受けている」

 デイヴィッドは応えながら、大きく乱れた呼吸を整える。彼が窓から中を覗き込む傍らで、つい今しがたイルムガルドが転倒したという状況を職員らが早口で説明していた。

「奥様にご連絡致しますか?」

「いや、待ってくれ。まずは話がしたい。開けてくれるか」

 今度こそ職員は要請に応じて扉を開錠する。しかし中に先に入り込んだのは、開錠を今か今かと待ち侘びていたレベッカで、デイヴィッドはその後に続く形となった。レベッカは入るなり真っ直ぐにイルムガルドに駆け寄って頭の近くに膝を付いた。

「イル、大丈夫? 頭は打ってない? 怪我は?」

 慌てた様子でありながらも、レベッカの手はイルムガルドの頭部や肩へ優しく触れて確認する。そして遅れて司令が歩み寄れば、目を細めてレベッカをぼんやり見上げていたイルムガルドはその大きな影へと視線を移した。

「イルムガルド、一体、どうしたんだ?」

 問い掛けながら、デイヴィッドもレベッカ同様、彼女の傍らに膝を付いた。イルムガルドは問い掛けられている立場であるにも拘らず、のんびりと瞬きをするだけで口元が動かない。デイヴィッドは眉を下げた。レベッカは彼女の頭部などに怪我や腫れが無いことを確認し終えたのか、イルムガルドの上体を引き起こして、膝の上に頭を乗せてやった。イルムガルドの視線がレベッカへと向けられる。レベッカはただ、その視線に穏やかに微笑んだ。

「今の身体で訓練を繰り返しては、回復できないままだ。俺達はお前に、まだ休んでいてほしいんだよ」

 諭すように語り掛けるデイヴィッドをイルムガルドが再び視線だけで見上げる。レベッカの膝の上に頭が乗せられている為か、先程よりも楽に視線を向けている。その様子から見ても、もう自分で頭の向きを変えることすらも彼女には出来ないようだ。

「ボス、わたしは、」

 ようやく口を開いたイルムガルドの声は小さく、弱々しかった。デイヴィッドは眉を寄せて身を屈める。彼女の声を聞き零すことが無いように耳を傾けたのだろうが、此処まで消耗しているイルムガルドに対し、問い掛け、答えを返させようとするのは酷だったかもしれないという憂いも滲ませる。しかし一つ呼吸を置いた後、イルムガルドは彼にちゃんと言葉が届くように、先程よりもはっきりと続きを口にした。

「どう、やったら、あの兵器に、勝てる」

「……イルムガルド、お前」

 デイヴィッドとレベッカは同時に息を呑んで目を見開いた。イルムガルドの中から戦う意志はまるで消えていないのだ。あの兵器に勝つ方法が分からない焦燥が、彼女にこのような無茶をさせているのだろうか。

「司令、ウーシンが到着しました。……それと」

「どうした」

 背後から掛かった声に振り返れば、丁度、部屋の中へと入り込んできたウーシンと、少し戸惑いの表情を浮かべる職員の姿があった。職員はノートサイズの端末を難しい顔で見つめながら、今から報告しようとしている内容が本当に正しいのかを疑うかのように、重苦しく口を開く。

「レベッカの指摘を受けて、先程のイルムガルドの速度を測定したのですが、……移動速度が、音速を遥かに超えています」

 普段のイルムガルドは、音速と呼ばれる速度域に到達する一歩手前の速度を保っていた。つまり、レベッカが予想した通り、先程のイルムガルドはいつもよりも遥かに速く動いていたことになる。

「中に押し入らないことは正解でした。衝撃波だけでも、通常の人体では耐えられなかった可能性が高いです」

 報告する職員の声が微かに震えている。先程のような速度であれば、彼女の動いた周囲には間違いなく衝撃波が発生していた。イルムガルド自身と接触しなかったとしても、それを受けるだけでも危なかったのだ。この予想はしていなかったとは言え、念の為に扉を閉ざした職員らの判断は正しかった。

「わたしが、光、より、はやく、動けたら、……」

「イル?」

 レベッカの腕の中で再びイルムガルドは何かを言おうとしていたが、声は尻すぼみに小さくなり、そしてそのまま、彼女は口を閉ざした。目を閉じており、穏やかな寝息が聞こえる。眠ってしまったようだ。

「……つまりイルは、あの兵器が放つ電撃を避けたかったってことなの?」

「そのようだ。しかし、そうすると今まで以上にイルムガルドは消耗してしまうんだろう。全てに合点がいく。もしかしたらイルムガルドは、あの瞬間も、そうして電撃を避けようとしていたのかもしれない」

 答えながらデイヴィッドはウーシンを振り返って一つ頷いた。ウーシンはそれに応え、レベッカの膝を枕に眠り落ちてしまったイルムガルドを抱き上げる。そのまま治療室へと向かうべく部屋を出て行くウーシンと入れ違うようにして、モカが歩み寄って来た。

「その可能性は高いと思います。以前も言いましたが、直撃していなかったようなので、軌道から外れることだけは出来ていたのかもしれません」

 敵国はイルムガルドの能力を間違いなく把握していた。動いている限りは目で捉えられない彼女を狙おうとしたのだから、砲弾を処理するタイミングに合わせ、ある程度は位置を予測して電撃砲を発射しているはずだ。それが外れているということは、敵国が予測を見誤ったか、または、イルムガルドがそれを避けたか、どちらかしか無い。

 その後、デイヴィッドとレベッカ達も治療室へと移動し、イルムガルドが目を覚ますのを待った。診察の結果はやはりいつもと同じく消耗であったようなので、再び自宅へと戻って療養するのが最善と思われる。ただ、自宅療養をさせている限り、イルムガルドが再び訓練室に入り込むような自由も許してしまうことになる。彼女を解放する前に、デイヴィッドはきちんと話をしておかなければならなかった。

「イルムガルド、お前の気持ちはよく分かった。しばらく話す時間も取ってやれなかったからな、お前なりに考えていたんだな」

 以前、イルムガルドは司令室へと足を運んでいた。先程の疑問を、彼女は自らで考えて試すより先に、デイヴィッドへと相談する意志があったのだ。ただ、別件――敵国への進軍という情報によって彼の周りが騒がしかったことで、それを後回しにしてしまった。デイヴィッドも忙しさのせいで、イルムガルドからの聞き取りを職員らに任せきりにして、彼女の考えを汲み取る機会を逃していた。

「お前とウーシン限定になるかもしれないが、今、新しい装備を開発している。あの電撃砲を防ぐものだ」

 後ろに待機していたウーシンが、無言で頷いている。今日彼が訓練室に居なかったのはそのせいだった。彼は既に、その新しい装備開発に必要な数値の測定など、協力を始めている。

「開発を急がせるつもりだ。まずは試作品プロトタイプが完成次第、それを使った訓練をしよう。だからそれまでは、とにかく身体を休めてくれ」

 イルムガルドの視線はデイヴィッドを捉えておらず、目は開けているものの、それはずっと何も無い天井を見上げている。そして了承の言葉も無い。デイヴィッドは少し低く、そして静かな声を続けた。

「イルムガルド、お前の身体は、音速より早く走ることが出来るんだろう。もしかしたら光の速度にも到達できるかもしれない。だが、それは長くは続かないようだ。今より早く走ることは止めよう。動けなくなってしまえば、元も子もない」

 そこまで聞いたところでイルムガルドの視線は少し下がり、微かに眉も下がったように見えた。それがどのような感情であるのかをそこに居る誰も正確に読み取ることが出来ない。拗ねてしまったか、それとも反省したのか。または、何か悲しかったのだろうか。心配そうにレベッカが首を傾けて表情を窺うけれど、小さく「分かった」と答えたイルムガルドからは、ほんの少しの表情の動きも無くなって、声にも色は無かった。

「そして、イルムガルド。攫われた時のことを、少し話してくれないだろうか。今後について何か、分かることもあるかもしれない」

 デイヴィッドの問いに、部屋には緊張感が漂った。おそらくはそこに居た全員がイルムガルドの表情の変化を見守った。数秒間、部屋には沈黙だけが落ち、皆がどれだけ見つめてもイルムガルドには反応らしい反応は見られない。デイヴィッドであっても、彼女からあの時のことを聞き出すのは無理なのだろうかという空気が流れたところで、部屋にアシュリーが入ってきた。デイヴィッドの指示で職員が連絡を取り、迎えに来てくれたようだ。アシュリーの姿を横目で確認したイルムガルドの瞳が、瞬き一つの後、少しだけ幼さを宿す。それから、小さな溜息を一つ零した。

「……周りが光った直後のことは、おぼえてない。多分寝た」

 いつも通りの、温度の無い声が部屋に音を呼び戻す。アシュリーは状況を察したのか、一歩引いた場所から、近付こうとはしなかった。

「いや。それって寝たって言うか」

「フラヴィ、しー」

 一秒程の間を空けてからイルムガルドの発した言葉を飲み込んで、つい指摘を零したフラヴィを、隣のモカが少し笑いながら制する。フラヴィはすぐに口を噤んだ。

 あの時のイルムガルドは、直撃ではなくとも、電撃砲を浴びてすぐに意識を失った。そして彼女が音速移動という能力であったことで、直前に移動していた勢いのままで、岩壁の亀裂から少し離れた場所へと転がっている。その為にイルムガルドは崩れた岩の下敷きになることはなかった。ただそのせいですんなりと敵国が回収できてしまったことを思えば、それが幸いであったのかは分からない。

「最初に起きたのは、多分すぐ。車に乗せられてたけど、まだ岩が見えてた。でも、身体が痺れて動かなかったから、諦めて寝た」

「お前めちゃくちゃ図太いな……」

「フラヴィ」

 彼女の語る内容がフラヴィにはいちいち気になってしまうらしい。ただ彼女が指摘してしまう度に皆の口元も緩んでいるのを見る限りは同意見である者も多いようだ。再びモカに制されて、フラヴィはこれ以上指摘をすまいと思ったのか、今度は口を閉ざすと同時に、いつも腕に抱いている兎のぬいぐるみに顔を埋めていた。

 ただ指摘されているイルムガルドはあまり気にした様子も無く、引き続き淡々と、起こったことを語った。身体の痺れが取れるまでは寝たり起きたりを繰り返し、ようやく身体が動くようになったのが、足の拘束を壊して見張りを攻撃したあの機内でのことだった。拘束を解いた彼女は、操縦士や乗員を脅し、結果的には機体の爆発と共に地上に降りて、自らの足で帰還した。イルムガルドらしい簡潔な言葉でそれらを説明し終えると、レベッカは苦笑と溜息を零す。

「イルじゃないと不可能な帰り方だね……」

 少なくとも、他の奇跡の子らに聞かせて、後学になりそうなものではなかった。だが、デイヴィッドが求めたのはそのような情報ではなかったのだろう、彼は一言イルムガルドへ「ありがとう」と言って深く頷く。

「貴重な情報だった。まだ疲れているのにすまなかったな、後は自宅でゆっくりと療養してくれ。新しい武器の試作品が出来次第、訓練について連絡をする」

 デイヴィッドはそう告げて立ち上がると、アシュリーをイルムガルドの傍へと呼び寄せる。同時にウーシンへ、二人のタイミングに合わせてイルムガルドをまた送り届けるように指示を出した。その後、彼はイルムガルドらの帰宅を見届けることなく、足早に治療室を後にする。

「――奇跡の子をあの時点で捕らえるつもりが無かったという情報は一先ず、収穫だ」

 急ぎ司令室へと戻ったデイヴィッドは、状況を側近達と共有していた。

 当初からイルムガルドを捕らえるつもりの作戦だったにしては、電撃砲は強力過ぎる武器だ。あの攻撃でイルムガルドが生き残ると思っていたとは考えにくい。だから話を聞く前から、司令や職員はある程度そのように予想していた。ただそれがイルムガルドの証言から確証を得られたことは大きい。もしも奇跡の子を持ち帰るという計画が最初からあった場合、それは敵国で奇跡の子らについて研究しようという機関が既に発足している可能性が示唆されるからだ。そのような未来はいつか来るだろうと予想しているが、『まだ』であることは、WILLウィルにとっては有難い。繰り返し後手に回る事態は避けなければ、WILLウィルの『失態』として政府、または民衆から評価されてしまう可能性が出てくる。

 だが今回のことで、奇跡の子らについて研究しようという動きが敵国に生じ始めてもおかしくはない。また、少なからず興味を示していることは確認された。特にイルムガルドに関しては『銃は効かないが電撃で一時的に動きが止められる』ことを知られたことになる。更なる対策を講じてくる可能性は高いだろう。

「まずは、情報が漏れないように徹底しろ。それから、……『網』を張ってくれ。可能性は依然、ゼロでは無い」

 低く、小さな声でデイヴィッドは側近らにそう告げる。それに応じて頷く側近らは、緊張感を漂わせながらも表情を変えようとはしなかった。職員間で軽くアイコンタクトを取った後、デイヴィッドの指示に従う為か、何も言わずに彼の傍を離れて各々の持ち場に戻って行った。

「まさかとは思うが、……『軍』、と言ったな……」

 デイヴィッドは一人きりになった司令室で、ただ、そう呟いて頭を抱えていた。

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