応援コメント

第606戦闘航空団 -JG606,1945-(二)」への応援コメント

  • 「どんな理由であれ人を殺すことが罪だというなら、それはあなたとサラマンドラではなく、助けられた僕たちが背負わなければならない罪です。どうか自分の手が汚れているなどとは思わないでください」

    めちゃめちゃ良い言葉をおっしゃりますねレオさん。

    この話は、とても大事な出会いだったのだと感じます。

    作者からの返信

    防衛太郎さん、応援コメントありがとうございます!
    今回はユーリの過去編、戦時中のエピソードをお送りしております。
    当時からエースパイロットとして名を馳せていたユーリ(ユリアン)ですが、彼もまた生身の人間なので、戦いの中で自分のやっていることに疑念を抱くこともあったんですね。すでに大勢の決した負け戦ということもあり、敵機を撃墜するたびに罪悪感と強い虚無感に襲われていたのです。
    大竜公レオポルトの言葉はそんなユーリにとって救いというか、決して無益な殺生ではないと思わせてくれたことで、過酷な戦いによって壊れかけていた彼の心をどうにか終戦までつなぎとめてくれたのだろうなと思います。
    航空郵便社を始めたのもレオとのなにげない会話がきっかけなので、ユーリにとってはまさしく人生の指針を与えてくれた人物でもあります。

  • ああ、この二人はこうやって出会ったんですね……