途中まではヘタレな主人公が超美少女にベタ惚れされるという、ありきたりの学園ラブコメにテレパスとタイムリーパーという味付けをしただけの作品と思っていた。 ところが彼女が「笑わない王女」になったのには、壮絶な戦いの末の重大な決意があったのだ。 この作品の凄さは終盤まで読み進めないと分からない。こんな第一級のSFラブストーリーがカクヨムの片隅に埋もれていたとは!
ジャンルとしては好きで、時をかける少女などが好きな方にオススメ。SFラブコメって感じでした。重い感じのラブコメを読んで気が滅入っていたので、軽めだと思って読んだら、『私には』後半は意外と重かった^^;内容は面白かったけど、重い設定は苦手だと気付かされました。最後はハッピーエンドで良かった。★は3つ。