途中まではヘタレな主人公が超美少女にベタ惚れされるという、ありきたりの学園ラブコメにテレパスとタイムリーパーという味付けをしただけの作品と思っていた。 ところが彼女が「笑わない王女」になったのには、壮絶な戦いの末の重大な決意があったのだ。 この作品の凄さは終盤まで読み進めないと分からない。こんな第一級のSFラブストーリーがカクヨムの片隅に埋もれていたとは!