ひだまりの民の勝利報告?その10
コウメイの提案が披露されます。
ただ、この提案どっかで聞いたことがあるという読者の皆様も多いかもしれません。
まあ、話をすすめていきましょう。
「まず、ひだまりの国内にいる親ガチス派についてかなりの部分が有名無実化している、この機会にまずひだまりの地方議会を中心に情報を流すのがいい、そしてガチスやデンゲルの息のかかっていない新しい人材を見つけ応援すること」
この提案に関しては6人組のうち女性の三人、サン、ムーン、マーズが適切ではないかということになりました。
今まで、彼女たちとその仲間たちが扱ったメッセージは主に応援や励ましなどの明るい、建設的な、築き上げる類のものが多かったので、引き続きその路線で行けるという理由から話がまとまりました。
「それと同時にまず親ガチス派の議員を優先的にそぎ落としていくために人員とアイデアを集めよう」
これについては6人組のうちの男性陣二人、ゴカンとオーベルが担当となりました。
理由はこれまた今までの経験から影とというか陰というか多少人が悪くないと出来ないメッセージの発信については彼らの仲間がより多く経験値を持っているという判断がありました。
「残念だか親デンゲル派についてはまだほころびが小さいので狙いやすい議員以外はあまりエネルギーを割かない方が効率的だろう」
「デンゲル関係はテレスとバグダに引き続き頑張ってもらった方がことが順調に運ぶだろうから二人にお任せしたいと思うがどうでしょうか」
ここは最激戦区であり、曲者二人に自由にやってもらった方が良いということでほとんどいじらずという判断になりました。
そして、ヒキコモリーヌについては混乱しているひだまりのメディアを主なターゲットとしつつ政治、法曹、教育など彼女と仲間たちが持つ人脈を駆使してガチスとついでにデンゲルへの切り崩しをすることとなりました。
そして、コウメイの仲間たちは大まかな状況を見ながら補充人員を投入するということになりました。
いわゆる「大局を見ながら臨機応変に対応する」ということですがコウメイがいる限り行き当たりばったりに話らないでしょう(笑)
次回はこの会議のまとめです。
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