閑話休題 孫子準備体操編16

さて、2つめの未来の可能性ですが中国君がけんかでアメリカ君に勝つというシナリオです。

可能性としては高くないですが物事に絶対はありません。


これは昔の関ヶ原の戦いの前の状況を考える参考になるかもしれません。

120話近辺の題名で「関ケ原の戦いから今を見る」から5話ほど連続で現代と関ヶ原の時代の類似性とその対処の一例が書かれているのでこの章を読み終わってから見返していただくと何か面白い気づきがあるかもしれません。


よかったら少し前に書いた関ヶ原話と今の状況を見て、鋭い点、外した点(笑)など見つけてもらえたら幸いです。


さて、時間を今と近未来に戻しましょう。

まず、実現するか否かは別にして中国君がアメリカ君に勝つシナリオを時間の早い順に書き連ねていきます。


1番目はアメリカ大統領をはじめアメリカの支配層が中国と共存を選び同時に将来の中国の覇権を認める、あるいは黙認するというシナリオです。


これは現時点ではありえませんが、政治というのは何があるか分かりません。

もし、いざ緊張が高まったことで戦争回避を第一にした場合、そのための譲歩としてNO1 覇権国としての地位をアメリカ君が譲れば中国君の勝ちです。


具体的には中国と友好条約を結び、今の経済制裁を解き、アメリカ国内の政治的な中国に対する制裁を解くこと(例 大学などでの中国からの思想の制限撤廃)。


これが実現すれば中国は経済的な覇権を約束されてパックスチャイナの時代が到来するでしょう。


2番目にはいざ、アメリカ君と中国君がグーを出す (戦争をする)をして初戦で中国君が勝った場合です。


ご存じの通り、予算の点でも練度の点でも現在の戦力分析で見てもアメリカ君優位は世界中の常識です。


でも、その中には多分にアメリカ君お得意のプロパガンダ情報が含まれていて実際には事実よりもかなり盛っている可能性は十分にあります。


あるいは中国君が極秘にモビルスーツのような新兵器を開発し、アメリカ君がガンダムを開発する前に勝利するシナリオもなくはないです。


あるいは中国君の領土近く、地の利がある場所でアメリカ君が難儀して中国君の粘り勝ち、これもあるでしょう。


これ、知らない人多いかもしれませんが、中国君、日本君との戦いが終わった後もアメリカ君、インド君、ベトナム君、ロシア君等と戦闘を行っています。


戦慣れしてるんですよ。

おかしいな~、学術会議というところは日本君については戦争に使われるという理由で研究をやたら邪魔するのに中国君にはすごく甘い、変ですよね~。


さて途中ですが話が脱線したので次のお話で軌道を戻します。







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