テレビ放映戦国大名総選挙その82 織田信長

私自身は自民党の熱烈な支持者でもなければ、政府の側の人間でもありません。

しかし、以前紹介したかもしれませんが、祖父の一人が建設省に、祖母が厚生省に長年勤めていて、東京に住んでいました。


退職前は青山の官舎に住み、退職後は板橋の大山というところで静かに暮らしていました。

なので心情としては政府や役人さん達には頑張ってほしいという気持ちはあります。


それに歴史を学ぶと中央を掌握する権力が弱くなったり悪政を行うようになれば民衆は苦しい思いをしますし、争いが増えれば治安も悪くなり不法も増大します。

私個人としては織田信長のような人物が乱世に登場するよりもその前の段階で政府がしっかりしてくれる方が望ましいのです。


時代の流れがあって乱世になってからでないとできない改革もありますが、今でもできる改革はあります。


例えばハンコを使った書類の手続きを削減したのは、ハンコ屋さんにとっては不幸ですが、莫大な書類を書く時の手間を緩和する点で良いアイデアだと思います。

同様に書類を書く手間を緩和したり、データ化して重複する労力を緩和するのは良いことだと思います。


織田信長が行った税金の軽減化や各種規制の撤廃は今ならとても効果があり、国民もありがたがることでしょう。

これは野党よりも政府や与党の方がアイデアも実績も出やすい分野です。


メリットとデメリットを慎重に計算しながらも、可能な限り信長流の内政を現代に生かして国民の信頼を勝ち取ってほしいと思います。

そうすれば、皆さんの今ある権益や特権について、国民も多少は大目に見てくれるでしょう。


逆に皆さんが今後特権を増やすことで国民の負担を増やせば、当然国民は皆さんの特権や不法に怒りを覚え必ず選挙などの手段などで根こそぎ築いた皆さんの努力の結晶を潰すことになるでしょう。


私たち国民とて人間です。

仕事中気を抜いたり、役得があったり、へそくりがあったりすることはあるでしょう。


もちろん法律違反はアウトですが、そうじゃないグレーゾーンを政府や役人さん達がいま抱えているとしても驚く国民は少ないでしょう。


まだ、多くの国民は政府を信頼し、寛容です。

そうした空気のうちにまず余計な法を増やすのを止め、今ある法のうち時代にそぐわないものは簡素化、または撤廃する。


税金を増やすの止め、できれば軽くする。

こうして国民経済の負担を簡素化すれば、きっと経済も良くなるでしょう。


皆さんの今の為にもまだ問題が大きくなって手遅れではない今のうちに方向を変えて安定した行政と国民の信頼を得るように頑張ってください。




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