信長が兵農分離を行ったというのは誤りです。
兵農分離というより、傭兵を他家より巧に利用した…。
これが正解です。
この時代の農村には既に百姓衆/軍役衆という区分あり、
織田家もそれを利用していただけです。
城下に住んでいるのは重臣とか身近な家臣達ですが、
これは他の戦国大名もやっていますね。
主城を戦略的要点に随時移していくという所は
彼の優れている所ですが…。
作者からの返信
白狐姫と白狐隊様コメントありがとうございます。<(_ _)>😊
一応他の章で補足したのですが、傭兵という形で兵を集め、百姓主体の編成にしないという点はご指摘の通りだと思います。
また、兵農分離が織田信長の発案ではなく、あくまで利用していたのもその通りかと思います。
その点は楽市楽座の歴史的解釈の変遷とよく似ていると思います。
説明不足で申し訳ないですが、信長がこれを発明したというのではなく、彼がこの制度を大々的に取り入れその長所を最大限に発揮したというのがより正確な表現かも知れませんね。
この点も本書の鉄砲と同じ感覚で解釈していただけると助かります。
鉄砲は種子島から来たもので、上杉、武田も強い関心を持って導入しましたが、この兵器を最大限生かせるようにしたのが織田軍団である。
このくらいの感触で受け取っていただけたらと思います。
最近の歴史解釈を見ると織田軍団の機動力によって事態が大きく変化する出来事が多くみられるのでその説明として従来より親しまれてきた兵農分離という言葉を使わせていただきました。
農業に拘束されない大規模な軍団と捉えていただけるとありがたいです。
いつの間にかもうこんな話数になりましたね。
これからも応援します。ヾ(*´∀`*)ノ
作者からの返信
雲本海月様沢山ご愛読いただきありがとうございます。<(_ _)>😊
お気づきかもしれませんが、日本の歴史は明治前までは主に中国の歴史や文化や技術を学び、そしてそれを日本の地形や人情に合わせてカスタマイズしてきました。
例外なのは織田信長と豊臣秀吉位です。
これから日本でブームになることが予想される徳川家康も唐の太宗の時代の『貞観政要』を大いに学び普及させています。
もしかしたら、現代の日本人よりも中国の方の方がこの小説に書いてある意味を深く理解できるかもしれませんね。
基本的には日本向けな内容ですが、案外日本人は日本の歴史を知らないことが多いので雲本海月様のような方に読んでいただけると別の展開が開けるかもと思います。
歴史は幾重にもIFがあるので必ず将来こうなるというのはありませんが、もしかしたら将来戦国日本を現代世界に見立てたときに中国が徳川家康のようになる可能性もあります。
世界中どんな国も栄枯必衰はあります。
もし、世界の構造が変わった時にお互い無事に平和な世を迎えることが出来たらと思います。
大分、話が脱線しましたが、どうかこれからもよろしくお願いします<(_ _)>
😊
また、私も微力ながら雲本海月様を応援したいと思っています。😊😉😄
光秀は苛烈な使われ方で、生死をさまよう大病になり、半年休んでいました。その間に、「よく休むように」と、信長が見舞ったという史実が残っております。
ブラック企業ではあったと思いますが、誰よりも働いていたのが信長でもあったんです。
作者からの返信
アメリッシュ様興味深いコメントありがとうございます。<(_ _)>😊
本文ではあまり触れませんでしたが、信長は完全なサイコパスかというとそうではないんですよね。
秀吉もそうなんですが、こき使った後使えない道具として切り捨てたりはせず、労りの言葉をかけている場合が多いです。
推測ですが、信長は加減を知らない、あるいは自分と同じ尺度で他の人を扱い結果として壊してしまう。
そして、本人もそれを悔やむタイプのような気がします。
合理的ではあるが、情もあるんですよね。
ただ、壊れるまでは気づかないのが問題だったかと思います。
ちなみに私も信長過重労働説には同意で彼の生活や食習慣を見ると長生き出来なさそうな感じで信玄や謙信と同じように早めに健康を害した可能性もあるかなと思いました。
また読ませて戴きます✨🤗✨✨✨
作者からの返信
オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白様ご愛読ありがとうございます。
<(_ _)>😊
これからもどうぞよろしくご愛顧お願いします。🌟😆🍀🎶✨