武田信玄は孫子の戦術面ばかり見ていた人だと思います。
また【勝つ事よりも負けない体制】作りを
徹底的に重視していますね。味方が相手より兵力で
劣る様な戦いはまずしていません。
戦略面では攻勢正面の限定がまるで出来ておらず、
行き当たりばったりです。
信玄の戦績の殆どは、弱い者虐めに近く、自分と実力の
拮抗している相手との戦績はお世辞にも褒められたもの
ではありません。謙信との戦いは殆どがにらみ合いに終始
しており、第4回の川中島の戦いは、お互い予想しない場所での
偶然の遭遇戦だった様です。
謙信は信玄とは対照的で、戦機と見れば、
味方が相手の半分しかいなくても仕掛けています。
それで生涯無敗だったそうですから、
相手が自然に見せる弱点を看破する天才だったのでしょう。
作者からの返信
白狐姫と白狐隊様興味深いコメントありがとうございます。<(_ _)>😊
私自身は信玄公専門家ではないのであくまで素人の私見で書いてみました。
ただ、以前孫子の注釈を現代に当てはめた書籍を読んだときに、孫子には思想や志がないという説明がありました。
言い切るのはどうかと思いましたが、確かに戦争や一部外交の本であり君主のメインとするタイプの本ではないかなとは思いました。
極論で言わせてもらえば孫子は負けないことと勝つことを目的にした専門書であり戦術書というのが近いかなと。
なのでコメントの多くに同意と感嘆を禁じえません。
謙信公、立花宗茂公も似た言葉を残していますが、戦で自分が持てるもっとも効率的な兵力というのがあるそうです。
孫子を真面目に活用した信玄公にとってはある意味イレギュラーな相手だったかなと気の毒には思います。
信玄公の名声については江戸時代徳川家の中にいた旧臣達の布教活動と戦後の地元の皆さんの努力の成果という面も大きいとは思います。
でもその分を差し引いてもやはり怪物かなとは思います。
中井貴一が信玄をやった時の謙信役が柴田恭兵で、ストイックさと神がかった雰囲気が出てて強烈な印象でした。今宵はここまでに致しとう存じます……
作者からの返信
長倉冬青様、ここでは大井夫人とお呼びした方が良いでしょうか?
コメントありがとうございます。<(_ _)>
当時、武田信玄は肖像画のイメージと勝新太郎さんのイメージからぷっくりひげもじゃというキャラで固まっていたため、細身の中井さんに反対の意見もあったそうです。
私は孫子に傾倒する学者肌の信玄というイメージだったので良かったと思いました。
つい最近、有名な例の肖像画が武田信玄ではないとされたので、もしかしたら中井貴一さんの方が本物に近い可能性も出てきたようです。
同様にもしかしたらガクトさんや石坂浩二さんや阿部さんよりも柴田恭兵さんが演じた謙信公の方が史実に近かった可能性もありますね。
確かに危ない刑事のイメージが強いですが、寡黙で重苦しいイメージの謙信公もすごく良かったと思います。
また読ませて戴きます✨🤗✨✨✨✨
作者からの返信
オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白様いつもご愛読ありがとうございます。
<(_ _)>😊
この総選挙編もかなりの長編ですがどうぞよろしくお願いします。🍀😄✨🌟🌈🎵