ニミッツを抜擢したのは、合衆国艦隊司令長官の
アーネスト・キングです。
ニミッツは非常に品行方正なジェントルマンですが、
ニミッツの上司のアーネスト・キングは、
海軍士官の奥さんや娘に手を出す女癖の悪い人物で、
戦争が始まるまで閑職に飛ばされていました。
なので、個人的にはキングを抜擢したのが
アメリカの凄い所だと思います。
しかも戦争が終わるとキングはすぐに
閑職に飛ばされます。戦争屋は戦争が終わったら
お呼びでない…。
ニミッツやスプールアンスは戦後栄達していますから、
この割り切りの凄さがアメリカですね…。
作者からの返信
白狐姫と白狐隊様連続してのコメントありがとうございます。<(_ _)>😊
キングは性格は悪く評判が悪いですね。
彼はニミッツと違い日本を心底嫌っていたようですが、それだけに彼の性格も相まって日本を研究し尽くしていたようですね。
イギリスのチャーチルもそうなんですが欧米の指導者や司令官の任命能力と使い捨てのタイミングは見事だと思います。
中国の狡兎死して走狗烹らるを民主制でやってのけるのが欧米の真の恐ろしさかと私も思います。
情のからんだ人事。確かにそうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
当時の日ロの国力と開戦時の日米の国力、どちらも日本が圧倒的不利でしたが、結果は日ロでは日本の勝利、アメリカに対しては敗北でした。
この違いの原因に日本の人事が影響したのは間違いないでしょう。
日本はアメリカという強大な敵と戦う前に情のからんだ人事という身内の敵と戦うべきでしたね。
もっとも現代日本を見ると先行きが心配です。
連載お疲れさまでした。
次の進展も楽しみにしています。
日本の軍は、適材適所ではなく、私情によるものもあったのね。
あいつ、ムカつくから早くいなくなるような人事しようぜ的な
作者からの返信
コメントありがとうございます。
太平洋戦争時の人事について、陸軍は東条英機やその取り巻きの影響で嫌いな人間を激戦地に送ったり、遠くの閑職に左遷させる人事が記録されています。
海軍では今回紹介した非常時における定期人事交代と、自分のお気に入りで人事を固めるお友達人事がありました。
お気づきかも知れませんが両方とも緊張感と危機感が欠けてるんですよね。
確かに日露戦争も薩長人事が目立っていましたが、この時は命がけの適材適所でした。
でも昭和の人事は敵のことがあまり眼中にありません。
長年の戦闘の勝利ですっかり気が抜けてる感じです。
それと、序列社会と派閥争い、好き嫌いによる人事が横行していました。
組織が安定してくるとこういうことがよくあります。
平和が長年続いた日本の組織はげふんげふん。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
また読ませて戴きます✨🤗✨✨
作者からの返信
オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白様いつもご愛読ありがとうございます。
<(_ _)>✨😄✨✨
次も楽しみにお待ちしています。🌟😊🌟🌟