第136話 大河ドラマは侮れない。

最近、いろんな小説を読むようになりました。

作者は単純なのですぐに影響されてしまいます。

最近、影響を受けたのが2作あります。


一つは宇宙戦艦ヤマトの世界観をこれでもかというほどデータや現実に起きたことで経済を分析するという大作。(かなり有名なのでご存じの読者様も多いかも)

もう一つは日本の政治を仮想議員という存在を使って変革しようという小説です。


こちらはカクヨムではないのであまりここでは控えますが、理路整然としていてシステマティックな話のすすめ方をしていて納得のいく内容です。


そういう訳で、私も不慣れですがこの作品達に影響された考えでこれから話を進めます。


まず、今の大河ドラマの視聴率は15%前後です。

これは大河全盛時代の2分の1以下、日本の経済が元気でまだネットというテレビの天敵が現れるまでは25%前後の視聴率が普通でした。


ここだけ見ると、130話以上にもわたる大河ドラマ誘致の話はあまり価値がない、少なくともネット時代より前ほどの価値がないと思う人は多いかもしれません。


ぶっちゃげた言い方をするなら「大河ドラマだせーよなー」というセガの昔の自虐CMみたいな感じでしょうか。

さて、昔テレビを見ていた層はどこに行ったのか、もう皆様お分かりですね。

パソコンや携帯電話やアイフォンなどに沢山移動しました。


そうなると大河ドラマというコンテンツとは無縁の世界かというとそうでもありません。


何度か触れていますがコーエーテクモというパソコンや携帯ゲームを扱う会社では大河ドラマのコンテンツを自社のゲームや音楽に流用しています。(誤解なきように言いますと著作権に反しない方法や契約で利用したり、あるいはコラボレーションすることを意味します、)


それにネットの中で大河ドラマの情報が飽和状態になれば二次創作などもどんどん生まれてきます。

今はまだコロナの影響でお勧めできませんが、聖地巡礼という形で観光誘致も出来ます。


ここまで、大河ドラマからネットの世界へ情報が流入すれば沢山のアイデアが生まれ、南九州の情報と物流は飛躍的に伸びることは疑い有りません。

実は最近になって地元の方が私の小説を見つけて応援してもらう例が増えてきましてとてもありがたく思います。


その一方で裏を返せば今まで何度か取り上げたことでも、地元の南九州の人たちから見ると目新しい情報に見えるかもしれません。


この章で結論として考慮願いたいのは大河ドラマの視聴率が昔より低くても、ネットによる情報の拡散とその手軽さにより依然と同じかそれ以上に大河ドラマというのは魅力的なコンテンツになりうるということです。


南九州の皆様、今はまだくすぶっているかもしれませんが声をあげればきっと共鳴してより大きな声となって全国に大河ドラマの誘致が知られることになります。

みんなで協力して運動の輪を大きくしていきましょう。




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