第133話 等身大の都城
都城とはどのような街か?
何度かこの小説でも触れてきましたが、新しい読者様もいると思いますのでここでいくつかの特徴を述べておきたいと思います。
最近のニュースで給付金の話題が上がり、例えば名古屋市の給付率が低い(住民に10万円があまりわたっていない)とありました。
都城はその点では優秀ですぐに給付金が住民に届いたようです。
都城のBBSを見ても不満などは出ていないので、市役所の処理能力が優秀だったのではと思います。
話がそれますがニコニコ動画で「やる夫がアフリカで奇跡を起こすようです」というアフリカの国の話では役所が機能しないと住民の生活に直接的かつ破壊的なダメージを受けると説明がありました。
私個人としては都城の役所の方々や公的機関の方々にはとてもお世話になっているのでとても感謝しています。
役所に限らず、根が正直で勤勉な人が多いので私がここに来てから10年以上になりますが人のトラブルはほとんどありません。
また、自然が多く街を外れると森林が多く都会特有の空気とは違うさわやかな空気を味わえます。
食べ物も豊かで、牛、豚、鳥、すべて現地の物を食すことができしかも価格が都会と比べ安いです。
また、時々当たる人がニュースで出ますが鳥の刺身といった新鮮でおいしいものもあります。
ちなみに私は10回以上食べていますが当たったことはありません。
刺身じゃなくても牛、豚、鳥はとてもおいしいです。
それと野菜もとても安くそして新鮮です。
それと忘れてはいけないのがデイリーという飲料会社でここは牛乳、ヨーグルト、清涼飲料などが作られていて、知る人ぞ知る健康でおいしい飲食物です。
それと忘れてはならない霧島酒造、お酒好きの方には説明不要ですね。
良い点の最後に再三触れていますが、この都城は都城島津家と共にあり、歴史資料館として「都城島津邸」などの歴史を重んじるところです。
さて、いままでは良い点に触れましたが、ネガティブな意見もあります。
私はすべて同意しませんがこの章の題名は等身大の都城なのでいくつか紹介します。
まず、食べ物しかない街、という感想です。
言い換えますと、娯楽の産業がほとんどないということです。
これは個人差があると思いますが、良くネットで話題になるのはオシャレピープル愛用(略してオシャピー)のスターバックスコーヒーがないとか、パチンコ位以外に娯楽がないといった声がよく上がります。
あと都城は盆地なので海がありません。
地図を見ると分かりますが、海に行くのに一時間以上かかります。
さらに私は東京生まれなので感覚が分からないのですが、若い人などはとても東京や福岡などに強いあこがれを抱いています。
最新の流行や経済的に裕福なところが都城と比べてとても素晴らしく感じるのでしょう。
私としては夢のような話ですが最新の流行を都城から発信してはどうか、と提案したいです。
最新の流行や経済の活性化に島津大河ドラマ誘致をしたら都城にとっては昔の東京オリンピックのような黄金時代が来るのではないか。
都城市の人口は約16万人、大河ドラマだけではなく他のドラマやテレビ、小説などの出版物、聖地巡礼の観光客、ブランド化なども考えるとすごく伸びると思います。
今の等身はさえないものであっても、いつかは天下の御意見番、として大きく羽ばたくことが出来る可能性がある、筆者はそう考えています。
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