第130話 ネットの戦争は始まっている

さて、仰々しいタイトルで恐縮ですが事実なので指摘したいと思います。

世界中のSNSで国家間の、あるいはイデオロギーのネット戦争が勃発しています。

今までは散発的な紛争でしたが、ここ最近(2020年6月8日時点)組織的にそして明確に敵を定め攻撃するための言論戦争が起きています。


私はフィクションで「言論大戦」という表現でこうしたことが起きることを予想し、できれば狂気のイデオロギーを信奉している勢力ではなくそれとは無縁のいろんな考え方の人々が自由に発言できるシナリオを望んで文章にしました。

ですが、どうやら現実はそれを許さないようです。


ここをお読みになっている皆様にはネットで良い思いをしてもらいたいとおもっています。


なので、ネット戦争に巻き込まれないためにいくつか提案したいと思います。

息苦しく、いやな提言もあるかと思いますが後々この争いに巻き込まれないために気に留めていただければと思います。


まず、特定の思想を信奉する人をこうげきしないこと、ここ最近ネットで有名人が発言するとそれに対して攻撃的なコメントをする人が増えてきました。

私自身はそれ自体はある程度自由であることを望んでいますが、その攻撃的な発言を逆手に取り、弁護士を雇って訴える人が増えてきました。


なので、こうした争いに巻き込まれないために特定の個人を悪い表現をするのは極力控え、表現する場合でも細心の注意を払うようにしてください。

他にはツイッターなどで容易に「いいね」を入れないようにも注意してください。

これも弁護士案件になる場合があります。


また、荒らしはスルーという金言がありますが、政治やイデオロギーあるいは人種が絡む問題も極力触れないのが良いと思います。

いまは大丈夫な発言でも後で問題になる場合があります。


とにかくSNS上でマウントの取り合い(どちらが主導権をとるかという争い)がいたるところで顕著にみられるようになっています。

そうした争いからも距離を取るのが無難だと思います。


わたし個人はネットの中では自由に、冗談が気楽に言える環境がいいと思いますが、今はある意味戦争中なので不便であっても目立つ発言は自粛した方がいいと思います。


もちろん、人をほめたり常識的な考えに賛同したりするのはほとんど問題はないと思います。


また、カクヨムなどの小説空間では他のSNSよりも言論の自由が緩やかでありがたいことだと思います。


とにかく今はネットと現実空間の間で荒れた状態が続いていますので、皆様には被害にあわないよう、また加害者扱いされないように心配りをしていただければと思います。


将来、行き過ぎたネット規制が逆に問題となって自由な言論が重宝される流れになることを願いつつこの章を閉じたいと思います。

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