第106話 隣国と仲良くする方法

フウイは最近の世界の政情が不安定になる、簡単に言えば平和が脅かされていることについて考えていました。

戦争というのは相手に隙を見せると起こりやすくなる、フウイは歴史からそのように学んできました。


こうして考えると、「国もクマや他の動物たちと本質は変わらないのではないか」

ふとそのように思いました。

もし、「その仮定が正しいとすると隣国とうまくいかない原因は日本の態度が問題ではないか」改めてそう思うのでした。


例えば、日本のことを悪く言うことで、ご褒美が出たり、人々から褒められたりすれば、その学習効果で同じことをする輩が大量に出現するのは当然のことでした。

では、どうすればよいのでしょうか。


相手に逆の学習効果を与えればよいのです。

日本が嫌がることをすれば、損をする、痛い目に合う、そのような経験を積むようにすれば良いのです。


彼は「日本はいままでだまっていた、これが方法として間違っていたとみんなに知らせよう、そうすれば隣国の人も時間はかかるがそのうち嫌がらせをやめて仲良くなる仕方で接してくるはずだ」


でも、自分からそういうことをいうことに抵抗を持つ日本人も多いので、そういうことが出来る人を応援することを勧めてみる、フウイはネットで拡散していきました。

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