第90話 大河ドラマへの入り口
アニメ、第一話は大好評をえることになりました。
その後、順調にファンを増やしていき、ネットでの人気投票で第3位の結果になりました。
もちろん、この快進撃の裏にはヒキコモリーヌやコウメイの仲間たちのネットをはじめとした多くの協力、そしてしろのしろ市をはじめとしたとある有名武将ゆかりの地域の熱烈な応援が大きく貢献しました。
この動きを見て、ヒキコモリーヌがうごきました。
彼女はこの間にひだまりの国の味方である国営放送の上役と接触をとることに成功しました。
このころになるとメディアの中でもデンゲル派はその勢力を弱体化しており、ひだまり派がその間隙をぬって重要ポストを奪還していたのです。
ヒキコモリーヌが提案します。「アニメで話題になった某有名武将の物語、国営放送でもできないかしら、きっと面白いことになると思うわ」
上役は乗り気になってこう応じます。
「その物語なら私も息子も孫も知っています。何とかうちで放送できないかやってみましょう」
それもいいですが、と上役は言葉を継ぎます。
「うちで年間通して放映する【大河ドラマ】これに例の有名武将を主役にした小説を原作にした物語にしてはどうでしょうか」
ヒキコモリーヌか「エクセレント」と応じてその提案に最大限の賛辞を送りました。
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