さて、コウメイは地方選挙で仲間となった戦友たちにアニメの宣伝をするよう要請しました。

最初はドン引きだった仲間たちのコウメイの「今はこれしか方法がない」という言葉に説得されてしまいました。

ちなみに芸の細かいことに、地方選挙の時に使った時と同じアドレスを使わず、オタクのようにふるまい、政治色は出さないように細心の工夫をしました。

コウメイの指示はこうです。

「これはあくまでアニメの宣伝活動だ、それ以上でもそれ以下でもない、そのことを肝に銘じてほしい」

また念入りにこうも付け加えました。

「みんなも政治色を抜きにした祭りのつもりで楽しんでほしい、そうすれば目的はおのずと達成されるだろう」

ヒキコモリーヌも女性の視点から応援しました。

戦国武将ということで？BL界隈に宣伝をしていきました。

ノリが良かったのか何なのかよくわかりませんが新しいジャンルということで女性陣の前評判も上々となり、放映前にはとても期待値が高くなっていました。

そんなことを知らない、わっしょいざえもんと仲間たちは放映前からの異様な期待に胸を膨らませていました。

放映前の彼らの思いは一つでした。「末広がりに伝われアニメ」そしてアニメが放映される日がやってきたのでした。

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