第86話 ひだまりの民の立て直し

デンゲル人迫害によるひだまりの民の暴走は大きな衝撃となりメディア界に衝撃が走りました。


すぐに影響が出たのはテレビ界でいままで威勢のいい発言をしていたひだまり

派のコメンテーターが失脚したり、あるいは宗旨替えしてデンゲル人になびくような発言をするようになりました。


ヒキコモリーヌはテレスと相談しますがこれといった対策はありません。

テレスは「とにかく組織を立て直し、嵐が過ぎ去るのを待つしかない」といいました。


彼女はデンゲル人の挑発に乗らないように仲間を啓発し続けました。

しばらくの時間が経ちましたが、何とか嵐は過ぎ去ろうとしていました。

彼女はこの問題をコウメイと話し合いました。


彼は「ひだまりの民が隙をつくったのが悪い、もっとデンゲルを警戒しないといけないし足元をすくわれたのはひだまりの罪だ」と一刀両断でした。

彼女たちは何か新しい軸が欲しいと考えるようになりました。


何か目標がないと今までの努力が無駄になり、ふたたびデンゲル人によるメディア操作によりひだまりの民は屈辱を味わうことになる。


もう再び、第一次言論大戦の過ちを繰り返してはならない。

そのようなときにテレスからある話題について意見を求められました。

それは今季放映されるとある有名武将のアニメのことでした。

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