第10話 わたつみの淡路の宮
孫の曽良は櫛彦と共に、阿波の里にいたので、
先頭には
「
と言いながら息を切らして、見通しの良い場所に出た。
「なんとここは、
いつも、太陽の昇る
かつて里の
取り急ぎ、
さらに
山から集められた宮柱は、筏に組まれて紀の川を下り、淡路の島に運ばれた。
島を巡りて、東西南北の四つの位置を定めた。まずは、
一通りの仕事が落ち着き、宮の形が現われてくると、
「
「おお、
「
といって、比古次の神は、阿波の里を後にした。
残された
その働きに
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