日常 -大学生-
アパートに帰った僕はジャージを脱いで洗濯機の中に突っ込んだ。裸になりながらゴブリンから借りたジャージをどうやって返そうか考えた。
直に返すのは手間だ。もうあのボランティアに参加する気はない。そんなに大事そうな服でもないし、このまま何週間か取っておいて、頃合いを見て捨ててもいいかもしれない。
僕はシャワーを浴びた。
被災地で水を浴びたが、やっぱりシャワーの気持ちよさは別格だった。
頭から熱いシャワーを浴びて今日のことを思い出さないようにした。いっそ忘れてしまいたかった。違法な手術で、被災地の記憶だけ消せないだろうか。
風呂場から出て着替えた僕はソファーに沈み込んだ。
一人暮らしを始めた頃、友達を呼ぶだろうと思って買ったソファーだ。結局二回くらいしか友達は呼ばなかった。なんだかんだで、大学の食堂や校舎の適当な場所に皆集まるからだ。
時刻は深夜〇時前だった。
お腹は空いてるのに、食欲はなかった。とてもじゃないが物を食べたいとは思わない。特に動物の肉は食べたくない。
僕は冷蔵庫の中を開けた。
最悪だった。この前業務用スーパーで買った豚バラ肉のセットが入っていた。後はキャベツ。しなびかけてるもやし。
僕は顔をしかめて冷蔵庫を閉めた。
ため息をついてテレビをつけた。
『世界の報道ニュースステーションです』
頭のゆるい深夜番組でも見ようかと思ったが、まだそれには早かった。今は真面目なニュース番組をやっていた。
『中国でも感染型機能不完全停止障害者が確認されました』
テレビ画面には自動小銃で武装した中国軍の兵士が映されていた。
感染型機能不完全停止障害者とはゾンビのことだ。
ロックフォート事件の際、メディアがしきりにゾンビのことをゾンビと連呼したことに視聴者からクレームが入った。
「ゾンビと言うなんて遺族がかわいそう」
というのがクレームの内容だったそうだ。
そのため我が国ではゾンビのことを感染型機能不完全停止障害者と呼ぶことになった。
だが、そんな長ったらしい名称で呼ぶのはメディアか政治家くらいのもので、実際は皆ゾンビのことをゾンビと呼んでいる。
だってゾンビはゾンビだから。
今日僕はそれを確認した。
あんな下半身が溶けてぐずぐずの肉の塊になっても動くなんてゾンビ以外の何者でもない。どんなにクレーム回避のお上品な名前をつけようとも、ゾンビはゾンビなのだ。
『日本政府は国際社会から厳しい非難を浴びそうですが』
僕はテレビの電源を切った。
見たくない。
僕は財布を持って外に出かけた。
大学の周りの居酒屋では学生達が大声で叫んで騒いでいた。
焼き鳥や酒の臭いが居酒屋から漂ってきた。
いつもなら食欲を誘うその臭いも、今日は迷惑な悪臭だ。
肉の臭いを嗅いだ途端、あのコタツの中に入っていた肉片を思い出して胃液がこみ上げてくる。
まるで二日酔いの朝のように胃腸がモタれる。
僕は息を止めて早足で歩き、コンビニに入った。
コンビニには酔っ払った学生が何人かいた。店員も学生だった。
僕は菓子が陳列している棚に向かった。
今食べられるのはこれくらいだ。
カゴの中に適当なスナック菓子を放り込んだ。なるべく油っこくないやつを優先した。
「おーい! 平林!! おつかれ〜」
振り向くと、同じ学科の志鶴がいた。
「おう」
志鶴は完全に酔っ払っていた。
「お前も実家帰ってないのか」
「ああ、うん」
「そうか、ボランティア行くって言ってたな」
「ああ、まあね」
志鶴は僕の肩に手を置いた。
「どうだ? 行ってきたか!?」
「うん、まぁ」
「お前すげーなぁ! 夏休み利用して社会貢献なんて。就活で有利だぜ、そういうの」
「そうかな」
「そうだって!! 聞いたか? 同じ学科の今川いるだろ? あいつ、就職サポートセンターに通ってるらしいぜ」
「マジで!?」
就職サポートセンターとは大学内にある施設のことだ。学生の就職の相談に乗ったり、就職のために必要な資格の講座を開いたり、就職活動に有利な情報共有をしている。
「やっぱり、しっかりしてるやつはしてるよなー。俺なんて飲んでばっかり。今日これから三件目」
「相変わらずすげーな」
「やべぇーってもう。就職とかしたくねぇー」
「おーい、志鶴! 次行くぞ次」
コンビニのドアが開いて、同じく酔っ払ってるやつが志鶴を呼んでいた。
「じゃーなぁ! またボランティアの話も聞かせてくれよ」
「おう」
志鶴はふらついた足でコンビニを出ていった。
僕は買い物をすませて帰宅してスナック菓子を食った。
指についたお菓子の粉を舐めながらテレビをつけた。
真面目なニュース番組は終わって、頭のゆるい深夜番組が始まっていた。
僕は二つ目のスナック菓子の袋を開けた。
翌日、昼前に起きた僕は適当に身支度をした。
一晩寝たら被災地での出来事をすっかり忘れられるかと思ったが、そうはならなかった。僕は図太い人間ではないらしい。
家に閉じこもっていてもやることがないし、変な不安感だけが募るので大学に行くことにした。
さすがに夏休みだけあって大学構内にはほとんど人がいなかったが、それでも補講に参加している学生や講座に参加している学生、図書館に来ている学生、デートに来ている学生、研究のために来ている学生などがちらほら歩いていた。
僕は目的もなくぶらぶら歩いて、適当なベンチに座った。
やることがないので空を見上げた。
空は青い。ただそれだけ。
そういえば昨日から腕や胸が痛い。
筋肉痛か。土嚢袋を持って階段を駆け上ったのが効いたのだろう。
僕は立ち上がってまた適当に歩いた。
A棟が見えた。
昔、A棟の最上階から飛び降り自殺をした人がいたらしい。大学からなんの発表もなかったので、死んだ人も不明、自殺の原因も不明。
実は僕は居酒屋である先輩からこんな話を聞いたことがある。
あのとき自殺したのは学生課の職員。実は学生課内の仲はすごい悪く、いじめが原因で死んだというものだった。
酒の席の話だし、自殺があったのは遥か昔の出来事なので、信ぴょう性は皆無だけど。
僕には全く関係ない話だが、「就職活動かったるいし、学生課にでも就職するか」と思っている学生には堪える噂話のようだ。
飛び降り自殺が行われたこのA棟の一番下の階に昨日志鶴が言っていた就職サポートセンターがある。
笑えない皮肉だと思う。
僕は家に帰ってもしょうがないので、就職サポートセンターに行くことにした。
「こんにちは」
ドアを開けながら小声で挨拶した。
事務室には六〇代くらいのおじさんと四〇代くらいのおばさんと若い学生みたいな女の人が座っていた。
接客対応されると嫌だなと思っていたが、ここの職員はそこまで熱心に働いているようではなかった。事務員は椅子に座ったまま。
僕もそのほうがありがたい。
僕は中に入って適当に棚においてあるパンフレットを眺めた。
資格の案内、TOEFLの案内、TOEICの案内、プログラミング講座の案内、コミュニケーションスキルの案内、内定率を上げるためのガイドブックとか色々並んでいた。
僕は適当にガイドブックを手にとってみた。
ガイドブックを適当に捲った適当なページにはこんなタイトルがあった。
『就活生に求められる能力とは』
そのページにはこんなことが書いてある。
『企業の採用担当者に聞いた。企業が就活生に求める能力は、問題解決能力、論理的思考能力、主体的行動力、リーダーシップが発揮できるか、です』
『コミュニケーションスキルは就活中も、就職してからも必須のスキルです』などなど。『就活に便利なノウハウ』が羅列されていた。
「なにかお探しですか?」
背後から声をかけられて僕はびくっとした。
事務室にいた若い女性の職員だった。
「あ、いや、特にお探しっていうわけでもなく、ですね」
「そちらのガイドブックは無料でお持ち帰りいただけますよ」
職員は僕が手にしている冊子を指差した。
「あ、はい。わかりました。ありがとうございます」
「もしよろしければ、当センターのメルマガに登録されますか? 就活に必要な情報をお届けしますけれども」
「あー、はい。お願いします」
断りきれないのが僕の悪いところだ。いや、メルマガを登録したら去ろう。ここから脱出するために、とりあえずメルマガに登録するのだ。
僕は案内された席に座った。
「それでは学籍番号を教えて下さい」
「えーとSE……」
「今は、三年生ですね。これまでに当センターを利用されたことは?」
「いや、初めて来ました」
「就職活動は始めてますか?」
「あ、いや、とくには」
「インターンシップにはエントリーされてますか?」
「いや、してないです」
「インターンシップを利用せずに就職活動をする予定でしょうか?」
パソコンのキーを叩きながら質問攻めしてくる職員。
なんなんだこの尋問は。メルマガ登録するのにこんなに詰問されないといけないのか。
「いえ、あの、大学院に行こうと思ってまして。まだ就活はいいかなーっと」
若い女性の職員は困ったような顔をした。
なにかマズイことを言っただろうか。
六〇代のおっさんの職員がやってきた。
若い女性職員とおっさんの職員がなにやら相談している。
今度はおっさんの職員が話しかけてきた。
「大学院に行くからといって就職活動が先延ばしになるわけじゃないからね。できれば就活は皆と一緒にしてたほうがいいよ」
「あ、はい」
「もうサマーインターンシップのエントリーは終わってるから、無理だけど。ベンチャー企業なら秋冬インターンシップがあるから、それのエントリーは忘れないように」
「はい。すいません」
「謝ることじゃないんだよ。君のことなんだから」
「はい」
「大学院に行くってことは将来は研究職希望?」
「はい。できれば」
「どんな研究をしてるの?」
「染色体の研究をしてます。蛆虫やハエを使った」
職員全員が苦笑した。
「今は研究職も厳しい時代だからね。研究だけじゃなくて、他の分野の企業にも挑戦できるように準備していたほうがいいよ」
「は、はぁ」
「資格をちゃんと取って、英語のスキルもあったほうがいい。コミュニケーション能力は絶対だね」
「は、はい」
「後、就活の時にバイトアピールする人がいるけど、あれはダメだよ。逆効果だから。君は社会貢献活動はしたことあるかな? 夏休みインターン行かないなら暇を利用してボランティアでもやったらどうかな? そのほうが就活で便利だよ。ボランティアサークルもあるし、学生課の掲示板にボランティア情報が貼り出されるから、それも参考にしたらいいよ」
パソコンキーをカタカタし終えた職員は、得意げに笑った。
「君のメールアドレスに必要な情報が届くよう設定しておいたから。入学式の時に配布されたメールアドレス見れるよね?」
「あ、はい」
「今は厳しい時代だから、ちゃんと就活に備えないと大変なことになるぞ」
僕は就職サポートセンターを出た。
勝手に分析されて、勝手に推論された無駄な時間だった。
そもそもなんで就活のために資格を新たに取らないといけないんだ。
研究室の教授は将来のために研究を一生懸命やれと言う。だから、僕は研究を一生懸命やってきた。それなのに、今日就職サポートセンターでは「研究職は厳しいぞ」と勝手に烙印を押され、研究以外の道も歩めと勧められる。
わけがわからない。
僕はガイドブックを握りしめたまま歩いた。
帰ろう。
暇つぶしに学校に来たが、良いことはなかった。
「おーい、平林!!」
振り向くと志鶴と緒方と田代がいた。全員同じ学部の連中だった。
「なにやってんだ?」
「あ、いやー、別に」
「お、就職サポートセンターに行ってきたんか」
緒方は僕が持っているガイドブックに視線を向けた。
「偉いなー。やっぱ平林は真面目だわ」
「そうかな」
「俺ら今から飯行くけど、一緒に行く?」
いや、行きたくない。僕はまだ食べ物を見ると胃がムカムカするのだ。
「おっしゃ、俺パチンコ当てたから皆におごるわー!」
「うぇ〜い!!」
「な、行くだろ?」
僕は断れずに誘いに乗ってしまった。
夏休み期間中大学構内のほとんどの学食が閉じてしまうが、この第一食堂だけは夕方まで開いている。
「ソフトクリームだけでいいんか?」
志鶴が僕の昼飯を見て言った。
「ちょっと疲れて食欲なくって」
「疲れたってなにしたん?」
「夜通しパンパンか!?」
「おーー! 平林やるねぇ」
「ばーか、平林はボランティアに行ってたんだよ」
「ボランティアってなんの? ゴミ拾い?」
「被災地行ってたんだよな」
「マジで!」
「じゃあバイオハザードじゃん!」
「ゾンビ撃ち殺した!? ね!? ね!?」
僕は苦笑いをした。
「やっぱゾンビって映画みたいに両腕を前にして歩くの?」
緒方が両腕を前に伸ばした。
「うん、まあ」
「それをショットガンで撃つとか?」
「いや、基本的に僕らが銃を持っちゃうと銃刀法違反なわけで」
「じゃあバットで殺すとか?」
「うっわ、それスゲーな!」
「でもさー、ゾンビをバットで殴ったら血がすごそうじゃん」
「はー、お前ふざけんな。今俺飯食っとるだろ!」
「悪いって!」
僕は苦笑いした。
「でもさ、被災地に行ってゾンビ菌感染ったりしないの?」
「あれって噛まれたらダメなんだろ?」
「どうなんそのへん?」
三人が僕を見てきた。
「ゾンビになる理由はまだわかってないから。菌かどうかもわかってないし。とりあえず噛まれたら感染るってだけだからね」
「ふーん。でもさ、年寄は噛まれてなくてもゾンビになるんだろ? あれって迷惑だよな」
「ばか、お前不謹慎だろ」
「いや、でもさー」
「実際そんなにゾンビにならないんだろ? だって年寄りの五分の一くらいらしいぜ、ゾンビ化するの」
「そんなもんなの?」
「意外と少ないよな」
「俺のじいちゃん施設に預けてるけど、ピンピンしてるもんな」
「マジで? じいちゃん大丈夫と?」
「大丈夫って。施設だとずっと検査あるし、なんかあっても医者いるからさ」
「外国でもゾンビが出てるんだろ?」
「この前は、中国。その前はフィリピン、ミャンマー、パプアニューギニア、フィジー諸島でも出てる」
僕の説明に三人はぽかーんと口を開けていた。
「さすが平林先生だな。よく勉強してるわ」
「この前動画で見たんだけどさ、なんかこのゾンビウイルス撒いてるのって韓国らしいよ」
「はぁー、なにそれ」
「いや、だってさ。今韓国経済ってやばいじゃん。それで焦った韓国が日本を潰すためにゾンビウイルス撒いたみたいなんだよ」
「あるわけねぇーだろ」
「でもさ、ゾンビのせいで日本は経済やばいし、世界中からバッシングされてるじゃん」
「ねぇーってねぇーって」
「だったら俺ら若者の就職先がないのってどうやって説明するのさ。日本が少子高齢化してるなら、若者の数が減ってるんだから就職先わんさかあるはずだろ?」
「いや、お前さ。それ自分の就職への不安を社会のせいにしてるだろ?」
「いや、絶対怪しいって絶対陰謀だと思うんだよね」
緒方は熱弁しながらハヤシライスを食っていた。
僕はソフトクリームのコーンを食べ終えた。
お腹がいっぱいだ。正直ソフトクリームでも胃腸にきつかった。
「それより、この前のインターンどうだった?」
「結構楽だったよ。マーケティングとか教えてもらった」
「なんか古賀が行ったところは印刷しかやらせてもらえなかったらしいぜ」
「それブラックじゃん」
「志鶴は?」
「来週行く」
「髪の色戻さないかんとやろ?」
「マジでめんどい」
志鶴はチキン南蛮丼、田代は肉うどんを食っていた。
僕は臭いで胃がムカムカしてきた。
「平林、それで足りるん?」
「え?」
「昼飯。ソフトクリームだけでしょ?」
「あー、いや、まあね」
「あ、お前俺がパチンコでそんなに勝ってないと思ってるだろ。結構勝ったからな」
「えー、じゃあなんか奢って」
「飯おごったろ!?」
「他にも他にも」
「いや、後は彼女にバッグ買ってやる」
「お前の場合、バックでするんやろ」
三人は笑った。
「な、遠慮せず食えって」
緒方が僕の目の前にハヤシライスの入った器を置いた。
「ほらほら、あーんしてやろうか」
三人はゲラゲラ笑った。
僕は笑ってられなかった。
ハヤシライスを見て、あの職員寮の中で遭遇したゾンビを思い出していたからだ。ドンが鋤で叩き割ったゾンビの頭部から溢れ出した赤黒いドロドロの液体。あれは脳みそに血が混じった代物だったのだろうか。とにかく僕の目の前にある、トマトをたっぷり使ったハヤシライスに見た目が似ていた。
僕の喉の奥からゲップがこみ上げてきた。
やばいと思った。
トイレに行こうと思ったが、ここで慌てて立ち上がると三人に変な目で見られると思った。
その気遣いが災いした。
僕の食道を逆流した胃液とソフトクリームが口の中からこぼれて器の中のハヤシライスの上にトッピングされた。
僕は焦って立ち上がったが、すでに逆流を始めた胃の内容物を止めることなどできず、床にゲロをぶちまけてしまった。
辺りは騒然としていた。
志鶴達三人はもちろん、他の学生や学食のスタッフも驚いていた。
僕は「すいません。すいません」と謝りながら、来ていたシャツを脱いで、それで床のゲロを拭いた。
アパートに戻った僕は放心状態のままソファにもたれかかった。
窓から差し込む光が空気中の埃を照らしている。
どこにも居場所がない。
退屈だ。
暇な日常。
やることのない平時。
世間を知らない同級生。
えらそうなだけの大人達。
僕の脳裏にバールでゾンビを殴るドンの姿が浮かんだ。
土嚢袋を担いで階段を駆け登った。あれは、きつかったが、やりがいがあった。
現場でゲロを吐いたのに優しく接してくれたゴブリンやライアン。車の中で「また来い」と誘ってくれたドン。
なにもない日常にいるより、人手を求めている被災地に行ったほうが楽しい。
僕はスマートフォンを手にとって、『ゾンビ殲滅部隊』と検索した。そして、検索結果に出ている連絡先(電話番号)を指でタップした。
(続く)
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