前のエピソード――第13話シロ先輩の自己嫌悪

　猫山みすず：

　本作の主人公。名門女子高青蘭学園の1年生。

　小柄かつ童顔で下手すれば小学生に間違えられるほど、胸も絶壁（Aカップ）。だがしかし美少女である（本人に自覚なし）。頭から猫耳が生えてるような不思議な髪型をしている（意図的にではなくなぜかこうなってしまうらしい）。

　同性に好かれる体質で、特に完璧超人であるほど惹きつけられる。後述する白美と睦月がみすずにぞっこんなのはそのため。

　性格は少々男勝りなところがあり、むっつりスケベで白美のおっぱいの感触（睦月と仲直りしてからは睦月のも）を思い出しては夜な夜な自分を慰めている。

　北条白美；

　本作のメインヒロイン。青蘭学園3年生で、同学園の生徒会長を務めている。

　大手財閥北条グループ令嬢で、アイドルや女優が裸足で逃げ出すほどの美貌を持ち、さらに頭脳明晰スポーツ万能と非の打ちどころがない完璧超人。髪型は腰まで届くストレートロングヘア。おっぱいはDカップ。

　見る人によっては冷たささえ感じさせる無表情がデフォだが、みすずと一緒にいるときだけは表情がコロコロ変わり、雰囲気も柔らかいものになる。のちに恋のライバルである睦月に対しても感情を露わにするようになった。

　みすずを甘やかすのが大好きで、みすずといちゃいちゃするのが日課となっている。

　丸井睦月：

　本作のヒロインその2。青蘭学園1年生。陸上部のエース。

　短髪のイケメンかつ一人称はボクで、それだけ聞くと男に間違われてもおかしくないが、出るところはきちんと出ており体つきは非常に女らしい。

　こちらも白美と同じく頭脳明晰スポーツ万能の完璧超人ではあるが、運動神経については白美のはるか上をいく（身体能力は全国どころか世界でトップクラス）。ただし頭脳においては白美の方が圧倒的に上（わかりやすく言うと睦月はテストでオール90点以上を取るレベルで、白美は常にオール満点）。

　幼稚園時代からのみすずの幼馴染兼親友。みすずのことが恋愛的な意味で好きで、中学の卒業式の日に告白したがフられてしまう。その日以来みすずとは若干疎遠になっていたが、罰ゲームにかこつけたデートにて和解した。それからは積極的にみすずにアプローチしている。白美とは恋のライバルかつ悪友のような関係になった。