第6話

 ホ〜ホケキョ!!


 うぐいすの鳴き声が聞こえる晴れた休日




「お兄ちゃん高いね〜!!楽し〜わ〜い!!」


「おいおい・・・あまり暴れるなよ〜

 落ちると危ないから・・・」



 少し前に戻って説明することにする




 俺の事怖がらないで接してくれる人は


 幼なじみのカップルと俺の彼女二人と近所のお年寄り位で、小さな子供には、基本最初は、怯えられるけど最終的に遊び相手になってる事が殆ど


 今日は、人生初のデートをする約束の為、外に出て居た、でも少し早かったので公園でぼーっとしていた。


「早すぎるよなさすがにまだ9時だぞ・・・」


 約束の時間は12時だぞ・・・・・・

 どんだけ期待してんだよ


 とか言いつつ楽しみにしていた


「やっぱり少し帰ろうかな・・・ん!?」


 あれは、男の子じゃないか泣いてるのか・・・


「おーい!どうした!」


 返事がない・・・やっぱり泣いていた何が、あったのか周りを見てると木の上にボールが挟まっていた


「少年!今からボールを取ってやるから

 少し待ってろ!!」


 そう言って俺は、木に登りボールを取ってやった


 すると少年は、泣き止んだ


「怖いお兄ちゃん!!ありがとう!!」


「おぉ、少年はちゃんとお礼が言えるんだな、

 よしお兄ちゃん時間が少し有るから遊んでやろう」



 てな感じで今は、肩車してロボットごっこしていた


 俺も小さい頃は、よく肩車して貰ってっけな


 すると親御さんが来て遊びは、終わった


「お兄ちゃん!遊んでくれてありがとう!

 バイバーイ」


 少年は、ママに俺にボールを取ってもらって遊んでもらってたことを拙いが、教えていた


 すると少年の帰る前に母親が、お辞儀して行った




 子供は、良いな・・・先入観なしに相手してくれるし


 俺は、そんな事を思いながら歩く事にした


「11時前か、ここからだと・・・20分位か」


 少し早い先に行って待ってたほうがらしい・・・

 涼真に週末彼女と出掛けるってことを言った


 親以外の異性と出掛けることすらなかった俺は、

 一応涼真を師匠としてアドバイス受けようかと思い頼んだのだった。


 涼真いわく基本的に先に行って待っていた方が

 いいらしい・・・じゃないと他の男にナンパされたりするから俺たち男はどんだけ待たされても気長に待っていた方が、良いらしい・・・


「姫と美乃里なら・・・有り得るよな・・・」


 新はこの後再度、思い知らされる美女二人と

 付き合ってる事に・・・・・・・・・




「そろそろか・・・・・・」




「ねぇねぇ・・・アレ何?綺麗すぎなんですけど」


「うわぁ、チョー美人じゃん」


「どっかの女優か?お前ナンパしてこいよ」


「え〜やだよ・・・どうせ男いるだろ」


「あの子に釣り合うやつなんてこの辺で

 居てるのかよ」


 なんか駅の方がザワザワし始めたは俺はその方角に振り向いた・・・・・・・・・えっ!!嘘だろ・・・・・・


 俺も周りと同じで一瞬誰だか分からなかった


 姫・・・なのか? もしかして


「新君お待たせ!待った?」


 姫が今やってきま


「あれ、みのりさんは?」


 俺も気になってた所だったするとなんか俺の来た道と同じ道からなんか聞いた声が聞こえてくる


「ねぇねぇ君可愛いよね1人?僕達と遊ばない?」


「嫌です!怖いんでやめて貰えますか?」


「怖くないよ僕達は、嫌がらずに遊ぼうよ!

 楽しいよ本当に」


「本当にやめてください!離れてください」


 やっぱり、そうだ!美乃里の声だ

 何だあいつら・・・・・・


「すみません姫こっから動かずに待ってて貰えますか?美乃里を見つけたんで連れて来ますから!」


 俺は、姫にそう告げる


「分かったわよ早く行ってきなさい!でも

 後でなんかしてもらうからね」


「分かりました!行ってきます」


 美野里の元に向かって走って行った



「美乃里!!そこで何してんの?」


 美乃里は気づいて俺を見た


「お前ら、俺の女になんか用か?

 困らせて無いよな・・・・・・・・・」


 俺は、目の前の男たちをすごい目付きで睨んでた


「な、何もねぇ・・・チッ!!男居やがったのかよ

 もう行こうぜ・・・しらけたし、もう行こうぜ」




 俺達は、姫の元に向かった


「美野里さん大丈夫?」


 姫は、心配しているみたいだ


「何とか新先輩が来て下さったので助かりました!新先輩!!本当にありがとうございます」


 美野里はやはりべったりくっついていた


「良いよ俺が迎えに行ってれば良かっただけだし

 こっちこそ悪いな」


「二人とも制服姿も良いけど

 私服姿の方が可愛いね」


 姫は、淡いピンク色のセーターが印象的で

 あまり女の子の服とかわからないけどとても

 似合っていることは、よく分かった。


 美乃里は、白のワンピースがとても

 よく似合っていた


 総じて二人とも、めちゃくちゃ綺麗で可愛かった



「俺達絶対に目立つよな」


 俺は、確信していた男が美女二人と

 歩いてたら目立つに決まっている


「そうよね〜うふふ」


「そうですね!」


 姫と美乃里は、何故かニッコリ微笑んでる


 分かっていたのか・・・・・・・・・


 俺は、開き直る事にして二人に声をかけた


「姫、美乃里!腕でも組みますか?」


 待ってましたと言わんばかりに二人は

 俺の腕に引っ付いて来た


 俺達は、最初に雑貨屋に向かうことにした。


「色んなものが有るんだな・・・」


 俺は、雑貨屋さんなんて来たこと無かった

 良いもんだと思った・・・


「椿先輩!可愛い物がいっぱい有って

 迷ってしまいますね、!?」


「新先輩!!こんな所に居たのですね!」


 美乃里は、・・・・・・夢中になり過ぎだろ


「居たよ!美乃里何か欲しいの有ったのか?」


「色々有るので少々迷っていた所ですよ・・・なので椿先輩連れていきます!!」


 姫は、少し驚いていたが、何か思い付い様に見えた


「新君ちゃんと貴方も選びなさいよ!」


 姫なんか言っていたよなまぁあの二人が仲良くしてくれているのは、良かったな・・・・・・・・・


 俺あの二人のこと今思えば知らない所ばかりだ


 何が好きなんだろうか・・・・・・




「椿先輩!これとか、どうですか〜?

 良くないですか?」


「あら可愛いわね彼には、少し可愛い物くらいの物身に付けて貰わないとって、私思ってた所だったから丁度いいんじゃない?」


「私達も付けたら・・・新先輩付けなくちゃ行けなくなっちゃうはずですよ椿先輩!」



 あれからちょっとして俺達は、店を出た


 俺も良い物見つける事が出来た・・・


 二人も買えたみたいだし来て良かったと思っている


「新先輩!後で渡すもの有りますから・・・二人で

 買いましたからね」


 美乃里が耳元で言った言葉に少し気になったが


「あぁ楽しみにしておくよ・・・・・・」



「お腹好きました〜買い物にエネルギー

 使いましたので!」


「少し私も空いたわね」


「それじゃあフードコートにでも行きすか・・・」


「レッツゴーです!椿先輩と新先輩」


「美乃里は、元気そうだな笑」


「あの子・・・すごく楽しみにしていたみたいよ」


「美野里はぐれるから気を付けろよ」


 フードコートに着いた


「相変わらず人が、多いですね・・・二人は、席に着いて待っててください・・・美野里!ハンバーガーセットで、良いよな?」


 美乃里頷いた


「私は、ポテトとコーラで良いわ」


 俺は、ハンバーガーを買いに行った


「美味しかった〜生き返りました笑」


 あれから美乃里は、バーガー追加で食べていた


 そんな小さい体でどこに入るのか不思議出あったが

 聞かないでおいた方が良さそうだな笑


 そんな事考えていたら美乃里が、


「あっ!そうだ新先輩私と椿先輩で買いました

 子猫キーホルダー私達も付けるので先輩もつけて下さいね!」



「ありがとう!美乃里、姫」


 美野里こっちを微笑みながら俺を見ていた

 姫は、相変わらず照れて違う所見てた


「あっ!そうだ俺からも二人に渡す物あります!」


「桜花びらのキーホルダーですよ」


 二人は、喜んでくれていた買ってよかった


 来て良かったと本当に思えた

 それからは、二人の、見たいものに付き合って


「美乃里、姫、今日は楽しかったよ!俺とデートしてくれてありがとう」


「私も新君と美乃里さんと買い物したり

 出来てよかったわよ!」


「私もですよ絶対に今度は、プリクラ撮りましょうね、いえ次こそは、プリクラ取りますからね!」


 そう言って帰っていった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

恋愛とは無縁のだと思ってた俺の前に2人の美女が現れて 蓮々 @ren0000

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ