まろやかな口当たりのラブコメ感と、目の覚めるような残酷さ。それはまるで、カフェオレのよう。
古本屋の息子の倉本健、完璧な美女のフレデリック・サイデリカ、強面のマフィアさん(あだ名)などなど、個性的なキャラクターが魅力です。物語冒頭はコメディタッチですが、途中からシビアな内容も入ってきます。それも魅力のひとつです。皆さんぜひ読んでください。