第二章 色の魔法使い達と無の存在
それぞれの色を持つ魔法使い達は協力し、世界を色付け、発展させていった。
だが光と闇が同時に存在している様に、色を持つ者が存在しているという事は、色を持たぬ者も存在していた。
色を持たぬ者は、ただバグの様に生まれ消えゆく存在。そんな“無”の存在である彼らが存在するには、色を吸収し、何者かになるしかなかった。
故に、色と無の間には対立関係が生まれた。色は無を恐れ、無は色を恐れた。
そんな中、無を集め、色とは別に生活の場を作り出した者がいた。
彼女の名は■■■・■■■■■。
全ての“無”の中心であり、全ての始まり。
T.Oの書 柄針 @tukahari
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