いいかね諸君、初めに聞いておきたいことと言っておきたいことがある。
クーデレは好きか!?
僕は大好きだ!!
もし同志がいるのなら、ここに集うがいい!至高のクーデレ、冬華ちゃんと出会えるぞ!しかも才色兼備の美人なのに料理がからきしのポンコツ様子もあるから可愛さがやばいぞ!!
もう一度問う。クーデレは好きか!!
すいません。遊びが過ぎました。以下まじめに。
隣人に住むヒロインは数多の男たちから告白されるもそれを一刀両断することから氷の令嬢と呼ばれている。
対して主人公の朝陽はボッチであるが料理に携わる両親を持つことから家事スキルが異常に高い。彼の料理は友人カップルたちの胃袋を掴み、ひいては氷の令嬢に120%以上の力を発揮させる原動力にもなる。
不器用な二人が、不器用なりに距離を詰めていく物語は、読んでいて焦れったく、キュンキュンとするのだがどうなるのか気になってついスクロールしてしまうことだろう。
クーデレ美女が好きな方はぜひ読んでみることをおすすめします。
最高に悶えるから。
クールで完璧超人な美少女と、お節介焼きで料理上手な男子の、ほっこりお隣さんラブコメ!
と、いった感じでしょうか?
見どころは、クールでツンとした雰囲気のヒロインが、どんどん可愛くなっていくところであり。
また、割とサバサバした雰囲気の主人公が、これまたある意味で可愛くなっていくところでしょう。
つまり、二人の掛け合い(見えるところも見えないところも)が素敵な作品……ということだと思います。
文章力の高さもあり、かなり読みやすいですね。
ラブコメ好き。特にシチュエーションラブコメ系統がお好きな方にはお薦めです。
更に言うなら、クーデレ好きならクリティカルではないかと思います。
当初、氷の令嬢と呼ばれるほどに頑なだったヒロインが、始めから見せていた凛とした美しさと人形のような「人に不馴れな」可愛らしさが、彼女の魅力に読者を引き込みます。
その中で、一見冷静で淡白な主人公が、時折見せる強引なまでの熱さが、ヒロインの心の氷壁へじわじわと通っていく様子に、こちらも自然と二人の仲を応援したくさせてくれます。
ところが、この主人公とヒロインの攻守がある時、見逃してしまうほど自然に逆転しました。その瞬間から、ヒロインはさらに無邪気な愛らしさを見せて、無防備に主人公に心を委ね、一緒にいたいという気持ちを示し、とてもほんわかとします。
その一方で、以前のまま振る舞おうとする主人公がやや戸惑いながらも、彼女との関係を無意識に深めていくのが、とても甘酸っぱく、愛しい気持ちにさせてくれます。
まるでかじかんだ指先に熱が戻っていく時の、むず痒くて、でもその内から自分を食むようなくずったい熱を、もっと望み期待するような、そんな素敵な物語です。
この作品は僕がTwitter上での企画に参加してくれた作者さんの作品であった為、読みました。
この作品は正直言って、参加してくれた作品で一番面白かったです!
良いところは沢山あるのですが、このレビューでは氷の令嬢について語っていければと思っています。
この作品のヒロインの氷の令嬢。
料理が出来なくて、成績優秀者で、美少女で、周りに冷たくて、お節介を焼いてくる主人公には適切な距離を保とうとするヒロイン。
こういうタイプの令嬢は万人に刺さります!
その万人の中に僕も入ってるから、推してるんですけどね。
そんな令嬢がメインヒロインのこの作品を読んでください!
読めば、きっとこの作品の魅力に気づく筈です!!