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この世は狂気に満ちている。
その境目がわかるのは、常人だけだと人は言う。
正気と狂気、間に引こうとする線は
一体誰が、どう引いたのか?
駿にとっての狂気はきっと、正気の境目が完全に取り払われていて、自分がどうなろうが直紀の為になるなら、どんな狂気であろうと彼にとってはそれが正気なんですね。
そして直紀には狂気という行動が基本的に存在していない。
99%が正気の彼は、常に他人を見て、自分のことだけを真正面から受け止めて、素直なままに想いを告げることができる。
そのなけなしの、1%の狂気を垣間見た時、栗生野さんの胸倉を掴んだり、他人を追いかけて自分を傷つけることができる。
栗生野さんは努力をして正気と狂気の均衡を保っていたのに、狂気を上げすぎて、正気を失った。
まさに31話で、正気を失った部分を駿に突かれて敗北。
今まさにやろうとしている行動は、狂気の行動ですね。
閑話休題
長々しく意味のわかりにくい感想を書きましたが、これも言葉遊びです。
「正気」と「狂気」を別の言葉に置き換えると、少しだけ納得できる答えになります。
テーマは「愛」です!
(何故そこで愛!?)
みなちゃんのお話
トーストを食パン専用のトースターで焼いたことにすれば、家にオーブンがないという設定にできますね。
本編ではカップ麺祭りをしようとしていたので、料理はあまり好きじゃなさそう?
(見落としてたらすみません)
作者からの返信
深い感想にドキドキしました……。
たしかに正気と狂気の線引きって難しいですよね。
周りから見たら狂気でも、本人にとっては紛れもなく正気なんてこともあるんでしょうし。
おっしゃるように今回の駿も、たぶん粟生野もそうなんじゃないかな、なんて思います。
え? ……わ、わかんない。「恋」と「愛」?
む、難しいです……! 答え合わせをお願いします!
オーブンなんて代物、みなの家にはないと思います、間違いなく(笑)
お察しのとおり、この子料理とか一切しないので。
「みなちゃんとグラタン」まったくどういう話になるのか想像がつかなくて今からドキドキしています(笑)嬉しい!
嬉しい感想、本当にありがとうございました!
読んだことあるくせにキャーーーッ!と叫びそうになってしまいました。
何度読んでも、あのぼくには驚かされます。
明李は無関心だといいますが、そんなことはなかったんじゃないかと思いますが……。
明李ほどの人のことを無関心でいるのは相当大変なことなんじゃないかと。
でも、今彼女は怒り狂っているから気づけないのかもしれませんね。
駿の対応が気になります。私は今のうちに逃げろ! と思ってますが。(駿贔屓なので。命を大事に)
あと、みな来てくれないかな〜と。多分来ないと思いますが……。
駿ルートが人を選ぶって、そういうことですよね……。
作者からの返信
驚いていただけたなら万歳です! やった!
そうですね、本当の本当に無関心だったのか。そんなの自分ではわからないですもんね。
次話から明李視点で、彼女から見た駿とみなを書きます。
彼女がなにを考えていたのか、見てやってください…!
駿贔屓うれしい! しかし駿のほうはたぶん逃げる気ないんですよね……すみません(笑)
駿ルート、不幸になる人がいちばん多い気がします。
たぶんひたすら胸くそ悪い話になるはず…(汗)
嬉しい感想、本当にありがとうございました!