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2020年1月12日 01:31 編集済
みなの大好きだったお母さん。本当のお母さんじゃないけど、そんな事関係ない。みなはお母さんが大好きだった。でもお母さんに、お母さんの本当の子供ができてしまった。その子が産まれれば、きっとみなはお母さんに愛してもらえなくなる。心が張り裂けそうになった。みなが大好きになった直紀。みなとは境遇が違うけど、そんな事関係なく、分け隔てなく接してくれた。みなはそんな直紀が大好きだった。でも直紀に好きな子ができてしまった。直紀とその子が結ばれれば、直紀は私に興味を示さなくなるかもしれない。ドウスレバイイノカ、ワカラナクナッタ。(未完)今回はあやふやに締めさせていただきました。以下理由。3章15話の最後で、駿が直紀の気持ちに気づいているということは、みなちゃんも直紀の好意の先が白柳ちゃんへ向いていることはわかっているでしょう。本来であれば1章の最後の様に白柳ちゃんの嫌がることを間接的にできたはずだし、2章のように直紀を直接自分の物にすることもできたはず。それができなかったのは3章の直紀が、『自分も迫害を受ける立場に陥ったにも関わらず、駿やみなちゃんの暴言に暴言を吐いた栗生野さんへ掴みかかった』『駿やみなちゃんの話を聞いて、無意識にも涙を流した』『ずぶ濡れになってまで、無くなった白柳ちゃんの本を探すことを辞めなかった』といった「自分の立ち位置に関係なく、他人の為に自分の全てを投げ売ってまで行動する」ということをし続けていたからです。1章のみなちゃんは直紀がどれだけ白柳ちゃんのことを好きか理解できていませんでした。2章のみなちゃんは自分がどんな直紀を好きになったのか最後まで理解できませんでした。でも3章のみなちゃんはその2つを理解してしまった。そんな直紀を好きになってしまい、独占したかった。でも困らせることはしたくないという葛藤があったので、今回の行動に後悔の念が生まれたのかな…と感じました。余談ですが、1章10話で直紀が『白柳が望んだ世界を、今、作り上げよう。この空間を切り取って、閉じ込めてしまおう。今度こそ、白柳が救われるように。』と行動を起こしました。今思えばこの行動が取れる直紀こそ、みなちゃんを超える本当のヤンデレなのかもしれませんね。閑話休題長文駄文考察終わりです!今回の話を読んで、上記の考察がポンポンと頭の中に浮かびました。前回の感想を書き終えて一服している所に、まさかえこ先輩が1日に2回も「あのぼく」を更新してくるとは思いませんでした。「先輩のせいで私の頭の中がオーバーヒートです!私は甘いものを要求します!もちろん、先輩のおごりですよ?」
作者からの返信
すごい……(感動)もう、私が書きたかったことをこれ以上なく的確に読み取っていただけて、幸せです。ありがとうございます…!みなの心情を深く理解してくださり、本当に嬉しいです。そう! そうなんです! と何度も頷きながら拝読しました。3章のみなが前章のような行動をとらなかった理由。前章でだいぶ極端なことをしてきた彼女なので、ここを納得していただけるように書けるかがとても重要なんじゃないかと思っていました。なので、麗羽さんがしっかり読み取ってくださったこと、本当にもう涙が出るほど嬉しかったです。よかった…!た、たしかに……言われてみれば直紀も相当ですね(笑) 案外いちばんやばいのかもしれない……。すみませんね……ちなみに今日も2回更新するのでよろしくお願いします(笑)糖尿病になるぐらい奢ってあげるのでまた読んでやってください!嬉しい感想、本当にありがとうございました!
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みなの大好きだったお母さん。
本当のお母さんじゃないけど、そんな事関係ない。
みなはお母さんが大好きだった。
でもお母さんに、お母さんの本当の子供ができてしまった。
その子が産まれれば、きっとみなはお母さんに愛してもらえなくなる。
心が張り裂けそうになった。
みなが大好きになった直紀。
みなとは境遇が違うけど、そんな事関係なく、分け隔てなく接してくれた。
みなはそんな直紀が大好きだった。
でも直紀に好きな子ができてしまった。
直紀とその子が結ばれれば、直紀は私に興味を示さなくなるかもしれない。
ドウスレバイイノカ、ワカラナクナッタ。
(未完)
今回はあやふやに締めさせていただきました。
以下理由。
3章15話の最後で、駿が直紀の気持ちに気づいているということは、みなちゃんも直紀の好意の先が白柳ちゃんへ向いていることはわかっているでしょう。
本来であれば1章の最後の様に白柳ちゃんの嫌がることを間接的にできたはずだし、2章のように直紀を直接自分の物にすることもできたはず。
それができなかったのは3章の直紀が、
『自分も迫害を受ける立場に陥ったにも関わらず、駿やみなちゃんの暴言に暴言を吐いた栗生野さんへ掴みかかった』
『駿やみなちゃんの話を聞いて、無意識にも涙を流した』
『ずぶ濡れになってまで、無くなった白柳ちゃんの本を探すことを辞めなかった』
といった「自分の立ち位置に関係なく、他人の為に自分の全てを投げ売ってまで行動する」ということをし続けていたからです。
1章のみなちゃんは直紀がどれだけ白柳ちゃんのことを好きか理解できていませんでした。
2章のみなちゃんは自分がどんな直紀を好きになったのか最後まで理解できませんでした。
でも3章のみなちゃんはその2つを理解してしまった。
そんな直紀を好きになってしまい、独占したかった。
でも困らせることはしたくないという葛藤があったので、今回の行動に後悔の念が生まれたのかな…と感じました。
余談ですが、1章10話で直紀が
『白柳が望んだ世界を、今、作り上げよう。
この空間を切り取って、閉じ込めてしまおう。
今度こそ、白柳が救われるように。』
と行動を起こしました。
今思えばこの行動が取れる直紀こそ、みなちゃんを超える本当のヤンデレなのかもしれませんね。
閑話休題
長文駄文考察終わりです!
今回の話を読んで、上記の考察がポンポンと頭の中に浮かびました。
前回の感想を書き終えて一服している所に、まさかえこ先輩が1日に2回も「あのぼく」を更新してくるとは思いませんでした。
「先輩のせいで私の頭の中がオーバーヒートです!
私は甘いものを要求します!
もちろん、先輩のおごりですよ?」
作者からの返信
すごい……(感動)
もう、私が書きたかったことをこれ以上なく的確に読み取っていただけて、幸せです。ありがとうございます…!
みなの心情を深く理解してくださり、本当に嬉しいです。そう! そうなんです! と何度も頷きながら拝読しました。
3章のみなが前章のような行動をとらなかった理由。前章でだいぶ極端なことをしてきた彼女なので、ここを納得していただけるように書けるかがとても重要なんじゃないかと思っていました。
なので、麗羽さんがしっかり読み取ってくださったこと、本当にもう涙が出るほど嬉しかったです。よかった…!
た、たしかに……言われてみれば直紀も相当ですね(笑) 案外いちばんやばいのかもしれない……。
すみませんね……ちなみに今日も2回更新するのでよろしくお願いします(笑)
糖尿病になるぐらい奢ってあげるのでまた読んでやってください!
嬉しい感想、本当にありがとうございました!