人物紹介 4回目

 キシャーラ・フォン・ブロイドワン



 帝国の大将軍。43歳のナイスミドルなフルアーマーナイト様。


 常に戦場にいる為、形だけの妻も居ますがほぼ独身状態。実際妻も実家に帰った状態で、帝都の屋敷は掃除係の老夫婦が住み込みで居る程度です。

 それでも凄いモテるので、ワンナイトラブ系は多い御仁です。


 自身の戦闘力は一般人の物差しで言うなら大陸一だと思われます。ノイエとかトリスシアなどは別次元な存在なので比べることが間違い。

 次点でハーフレンや大陸北の某部族の男とか、大陸西の某女性剣士などがランクインして来ます。


 個人でも強いのですが軍を率いても強いです。


 基本的には徹底的に負けない戦略に終始します。例を挙げると敵の輸送路を断つとか、ゲリラ戦に持ち込むとか……意外と地味に厄介な戦略戦術が多いです。

 兵士は替えの利かない資源であると理解しているので消耗戦は嫌います。


 部下にも恵まれ実際は現皇帝より人気は高いです。ですが兄である皇帝に逆らう気など毛頭なく、余計な問題が生じるくらいならと前線に出ずっぱりなのかもしれないです。

 出オチっぽくなってしまっていますが、いずれ再登場した時は活躍してくれると信じています。




 ヤージュ



 キシャーラの部下。密偵などの長。帝国に吸収され消滅した母国では下級貴族でした。

 現在は帝国市民となっていますが、望めば下級貴族ぐらいの地位を得られる貢献はしています。


 ひょろっとしたル○ンタイプな体型をした40歳の独身男性。


 何度か結婚話もありましたが、仕事の邪魔になると断り続けております。現役を退いたらと当初は考えていましたが……年齢的に辛いかもね。


 ほぼ全裸に見えるトリスシアの服装を注意するのはある種この二人のコミュニケーションの一環です。まあ本気で『女性が肌を晒すな。ちゃんとした服を着ろ』と思って言ってますが。


 謀略、調略、工作などなど……キシャーラを裏から支える裏方さん。

 汚れ仕事の大半を引き受け大将軍の為にせっせと働いていますが、根が真面目な人なので犯罪組織などを見つけるとそれを交渉材料に使ったりしちゃうタイプです。

 だから裏でコッソリと薬の売買をとかはしません。部下がしていると知ったら処分しちゃいます。


 基本部下に厳しいのは、自分の仕事がちょっとしたことで瓦解するのを理解しているからです。

 何が原因で敵に尻尾を掴まれるか分からないので、とにかく部下には厳しく接しています。でも部下の子供の誕生日とかはしっかり把握しているタイプです。


 いい人なんですけど……過去に色々とあったので屈折した精神の持ち主になってます。




 トリスシア



 帝国のドラゴンスレイヤーな大女。つか食人鬼オーガです。女性です。でもまだ23歳。

 身長3m越えしてます。全身に力が漲ると、上にも横にも大きくなります。身長はMax4m越えます。

 武器は自分の肉体のみ。魔法などは使えません。


 この世界とは別の世界で物心ついた時から気に食わない奴らを殴り続け……結果として全てのオーガを支配しました。ですが支配すれども統治せずで、色々と問題も発生するし……何より自分が人を食料としない"異端"であったのも災いして、全オーガ対トリスシアの最終決戦間近に召喚された経緯があります。


 帝国としても戦争に使える戦士を求めて結構無茶な召喚をしたのに、当の本人が『食わないモノは狩らない』と言い出し渋々ドラゴン退治に回されました。

 日々ドラゴン相手に不完全燃焼していますが、人を殺すぐらいなら……と暴れて飲んで寝るを繰り返す感じでしたが、この度目出度くノイエと言う標的を見つけ再戦を切に望んでいます。


 頭は良いです。ノイエを本気にさせるために嘘を吐いたりしてますしね。ですがあくまで自分が楽しむ時だけは本気になるタイプなので、普段は全く頭を使いません。


 仮にあのバトルで勝っていたら、アルグスタとノイエを攫い……替わりに幼児の行方不明事件の容疑者の名前が書かれていた紙を置いて行く気でいました。

 ヤージュに似て根が真面目なのです。それと意外と子供好きなので、自分が行って容疑者全員殴り飛ばしてから帰ろうかとすら考えていました。


 いずれ再登場して大暴れする予定ですが……誰と戦うのかは現時点で未定です。




(c) 甲斐八雲

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