バブル世代の男の徒然草
つれづれ
第1話 バブル世代の男達、元気ですか。
年齢 52歳。
性別 男。
配偶者 なし。
子 女子一人。
結婚歴 一度。
ペット 犬(オス、13歳)
住まい 持ち家一戸建て(ローン有り、いっぱい未だ有り)。関西圏。
彼女 いる、同居中。
仕事 サラリーマン、管理職(謹慎中)。
年収 一般的に高いと思われる年収の一番下の方。
趣味 ガジェット、読書、音楽鑑賞(Amazonプライムミュージック、アンリミテッドの方)、巨大掲示板の閲覧、書き込み、お酒全般。
既往歴 十二指腸潰瘍、うつ状態(現在、軽快)。
尊敬する人 大村益次郎、河井継之助(共に、司馬遼太郎作品での)。
好きなアーティスト ボウイ、ミスチル、スピッツ、ラフィンノーズ、氷室京介、あいみょん、COMPLEX、ユニコーン、柴咲コウ等々
好きな小説 城塞、白夜行、野獣死すべし
好きなタレント 中森明菜、柴咲コウ、ガッキー、本田翼、松田聖子
セックス 最近は頻繁に実施。
性格 理屈っぽい、攻撃的、怖がり、心配性。
両親 健在
兄弟 姉、弟(共に一人)
検索エンジン Google
スマホ iPhone
初めて携帯電話を持った時期 24年前
初めてポケベルを持った時期 27年前
嗜好 お尻派。
オナニー 最近はあまりしていない。
モットー 高効率、無駄のない、短時間で、謙虚、でありたい、自然に畏怖を等々
ウェアラブル Apple Watch
自動車 現在はなし(ファミリア、ジェミニ、ミラージュ、アコードワゴン、オデッセイ、アルファードと乗ってきて、今は主にカーシェアリング)
好きな都市 京都
好きな漫画 嘘喰い
マイブーム 文章を書くこと。
以上、自己紹介的に私の属性をつらつらと書いてきたが、私は、所謂、バブル世代の男であり、昭和に学生時代、平成になって就職、で、今、令和になった。
まだ、サラリーマンをしている。
転職は数回繰り返して、現在の職場で約15年になり、管理職である。
この年になると、もう落ち着いていて、それこそ分別もあって、悠々自適な生活である余生に向けて、最後の稼ぎ時を過ごすと、若い時は考えたものだった。
もっと若い時、つまり子供の時など、50代など、それこそおじいちゃんの域に達しており、仙人みたいになっているのではとも考えていたように思う。
しかし、実態は、この歳になっても、ギラギラとした煩悩を持ち(もしかしたら、年々強くなっている?)、悩み、苦しみ、弱気になり、怒り、笑うという、当たり前なのかも分からないが、孔子のいうところの、不惑どころか、天命を知らない。
いや、一つ、天命を知っているとするならば、必ず死ぬんだろうなということである。
逆にいうと、死ぬために生きているという使い古された表現かもしれないが、そういうことなのだろう。
じゃあ死ぬために生まれてきて、生きているんだろうから、そこは輝かしく行こうよってスローガンがあるとするならば、それは分かるのだが、そう上手くは行かない。
とりとめのない、このような、思いをエッセイ風に、随筆風(エッセイと同じか)に、時には物語的に書いていきたいなというのが、この作品(作品といえるのかは置いといて)の趣旨である。
実は私は、拠のない事情により、謹慎中の身である。
サラリーマンでありながら、自宅にいるのは、やることもありそうでなく、更に、外出すると、我が家は周辺が閑静なファミリー層しかいない住宅街であり、人目が気になる。
この謹慎の理由については、深くは触れないが、本当に不本意である。これを詳述したいのはやまやまであるが、大人の事情により、詳述できない。
ただ、機会があれば、また、書くことができるタイミングになれば、いずれここに書きたいと思う。
で、私がこのような散文を書くことに至った経緯、つまり動機は、なにかにハマりたいと思ったからである。
もともと、読書は好きで、物を書くことが好きな方であるので、書くことにハマりたい。
ハマることによって、今の忸怩たる思いを中和、または、消し去りたいという理由から、書くことに決めた。
ついでながら、約10年前、40歳くらいの時に、別媒体で小説をかいていた。
これは、随筆ではなく、「小説で不惑」の恋というタイトルだった。
残念ながら、その媒体にログインする、IDとパスワードを失念して、途中で終わった。
が、執筆中はものすごくハマれた。
今回は物語を構築するよりも、50男の話をただ、散文的にぶつけるように執筆したいという思いに駆られ、ハマることが目的であるので、それを満たすのであれば、どれでもいいので、随筆を選択した。
上述したように、生きているなら、輝きたいというのは言うは易し、行うは難しだと思われる。
ただ、何かにハマっている瞬間というのは、今までの人生でも、精神衛生上一番良かったと思う。
私は、アーケードゲームが好きで、所謂ゲームセンターに30代初めまで、通っていた。
インベーダーを初めてしたのが、小学校5年生だったと思う。そこから、クレイジークライマー、ドンキーコング、パックマン、スクランブル、ギャラガ、雀ピューター、ポールポジション、ハイパーオリンピック、ノックアウト、ゼビウス、1942、テトリス、ストリートファイターシリーズ、鉄拳シリーズ等々所謂、アーケードゲームに夢中、つまりハマっていた。
ハマっている時は一言、楽しい、であった。
人生を豊かにするには、人生って要は決められた時間であるから、その時間のうち、どれだけ楽しいかによって、その人の幸福度が決まるならば、いかにハマる時間を過ごすのかといのが、ある面での幸福論になるのではないだろうか。
で、ハマる時間が欲しいが故に、随筆を書くに至った次第である。
大人になってからハマったものとしては、ゲーム以外では、出会い系、浮気、iPhone、漫画等々であろうか。
出会い系での、ネット上のやり取り、つまりバーチャから、待ち合わせ、すなわち、リアル、そこからのセックス、言い換えると、ゴールへの過程は、セックスをして、射精をすると一気にその夢、熱量が冷めるが、その過程にはものすごくハマった。
それが、離婚の遠因となるのだが、私は、iモード初号機のdocomoのガラケーを入手した30代の時はもとより、その前はテレクラという場所をフル活用して、会いまくって、やりまくった。まさに20代、30代は時代はバブルも終焉を迎えていたが、私のセックス事情は出会い系という、一種、後めたい方法ではあるが、バブル全盛だった。
それは、結局、51歳まで続いた。
結婚は20代後半でするのだけど、その前後を問わず、私の出会い系バブルは、電話からiモード、iモードからスマホと手段を変えながら、続いていった。因みに配偶者と別れたのは2年前(法律上の離婚は、10年ほど前、一年の別居を経て、事実婚という元サヤ、それを解消したのが2年前)であるが、その後もマッチングサイトを利用して、所謂、出会ってはセックスをすることにハマっていた。
上述のハマった項目のうち、比較的文化的なものといえば、漫画になるだろう。
私は、単行本は一切買わない派で、週刊連載の雑誌を毎週その前週の続きを楽しみにし、雑誌が発売された時に、貪るように、前からではなく、読みたい漫画から読んでいた。
その、雑誌が発売されて、例えば家でも、電車でも、どこでもいいのだが、前週からの続きを心待ちにしてた一週間の渇望が向かうその先にある、その週の連載を読む瞬間は、これは間違いなく至福のひとときであった。
それらを与えてくれたのは、リング にかけろ、北斗の拳、ドラゴンボール、ジョジョの奇妙な冒険、緑山高校、GANTZ、嘘喰い、キングダム、ゴールデンカムイ等である。
集英社系ばかりだが、私は、最盛期には、ジャンプ、ヤンマガ、スピリッツ、モーニング、ヤングジャンプの週刊誌に加え、ビックコミック、スペリオール等の週刊ではない漫画雑誌も購読していた。
最終的に残ったのは、週刊ヤングジャンプのみである。
結果として一番長く付き合うことになった、週刊ヤングジャンプについては、19歳から51歳まで、32年の付き合いとなった。
そのヤングジャンプの購読をやめた理由は、2つある。一つは冒頭の既往歴にも書いたが、本年の上半期のある時期に、うつ状態になり、あまり漫画を楽しめなくなった(今は違う)。
もう一つは、嘘喰いが終わったあと、読んでいる連載漫画が、キングダムとゴールデンカムイだけになったことであり、この二つはよく休載する。
病気とあまりに非経済的であることが理由で、ヤングジャンプの購読をやめた。
嘘喰いに関しては、大人になってこれほどハマった漫画はなかった。
みんなキャラがたっており、物語も次の週が待ち遠しくてたまらなかった。
セリフ回しが好きで、ベストのセリフは、「猫がするな、ライオンのふりを」である。
これは、伽羅とレオの対決前に伽羅が、レオのお前をいじめてやろうとおもってな、のセリフに対する返しなのだが、その週はそこで終わり、翌週が待ち切れなかったのを今でも覚えている。
その後も嘘喰いは、門倉という愛されるべきキャラクターの出現を含め多士済々のキャラクターにより、そのクオリティーを最終回までおとさなかった(といいたいところだが、プロトポロス篇はは少しダレたかも)。いずれにしても、マルコ、夜行、伽羅、レオ、御屋形、矢沢永吉似の人、百龍、先割れスプーンを愛用する人等々、全て強烈なキャラクターで、そのキャラクターを描いた作者には脱帽する以外にないことと、ほぼ毎週、最上のエンターテインメントを提供してくれたことに感謝である。
さて、本稿は、とりあえず、ここまでとしたい。
なかなかのハマれた時間であった。
また、本当はこの一年にあった、私には激動の一年について、書くつもりであったが、とにかく好きなことを書いていたら上記のとおりとなった。
次はその、私にとって、激動の一年を書きたいと思う。
バブル世代の男の徒然草 つれづれ @ootorakotora
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